全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

24 2018

いろいろ見ている

あんまりゲームはしてないけど映像はそこそこ見ている話。


・うしおととらを見ている
見ているっていうか見終えたけれど。今季から始まったからくりサーカスを見る前に、何を思ったかうしおととらを見始めた。良い話だった……あと、まさかシェイプオブウォーターに求めていた異種間ものをうしとらで補給することになるとは思わなかった。真由子のとらへの純粋な恋心と、ラストでの「私を食べてね」→「うしおの次に食べる」→「それじゃあ私をずっと食べないつもりだね」って語る会話がもう涙腺を破壊した。その前のクシでとらの髪を梳いても人間に戻らないねって嘆くシーンで既に崩壊していたけど。
からくりサーカスもこのまま見る予定で、ただ声優がうしとらとちょっと被ってるので、このタイミングで見なければよかったとちょっと思ったけれど、キャスティングについてはハマってると思うので、楽しみにしている。
ちなみにうしおととらは原作を読んでないんだけど、からくりサーカスは読破済みなので、そこの違いも楽しんでいけたら良いなあ。うしとらは原作から省かれたところもあったらしいが、未読なのでその点気にならなかった。でもからくりサーカスは長いからなあ……いやほんとに長い。あれをどうまとめるのかも楽しみたい。


・ゴールデンカムイを見ているが…
「夕張」の発音が気になって気になって続きを見る気を失せかけている。北海道を舞台にするなら、そのへんはちゃんとしてほしかったなあ。1クール目最終回あたりでもイントネーションが違くて、さすがに2クール目では直っていると思ったら、アシリパさんまで内地の発音しててとても萎えた。ゆう↑ばり↑ではなく、ゆう↓ばり↓で下がるんです。……いや下がるか?もう考えすぎてよくわからなくなってきた。これが「夕張市」っていう単語になると前者で良いんですが、その区別がまた難しいのだろうなあ。
なぜこんなに一単語のイントネーションが違うくらいで見る気を削ぎ落とされたかというと、過去に最終兵器彼女という作品の北海道弁が無茶苦茶過ぎて怒りを覚えて視聴切りしたのが未だに記憶に新しいからです。北海道弁ってほぼ標準語で後は語尾にだべだべ言ってりゃ良いもんだと思っていたんだけど、結構内地の発音と違うことが多いんだと大人になってから知りました。関西弁の発音に切れる関西人の気持ちを非常によく理解した。まあこれが北海道が舞台じゃなくてアイヌが主体じゃない作品だったなら気にならなかったんだろうけど。


・アニメ銀魂を見ている
実写版映画を見てきて吉沢亮の沖田に胸を撃ち抜かれ(沖田の髪型オンリーの写真集があるなら私は予約して買う)、橋本環奈の可愛らしさにときめきを覚えたので(変顔込みで全部好き、全部かわいい)、ここはいっちょ振り返って見てアニメでも見てみるかと。Huluでもほぼ全話公開されていたので、流し見程度に見始めました。アニメにちょっとだけ詳しくなった今では、当初の高松監督×大和屋脚本コンビで面白くならないはずはなかった……。放送当時は3話くらいまでは見てましたが、当時銀さんの杉田氏の声が慣れなくて(銀さんってこんなに声低くないと思ってた的な)視聴切りしてしまったら、あれよあれよと言う間にアニメも大人気コンテンツになっていてビックリしました。大人になった(またはアニメから入ることが多くなった)今では、こういう漫画の脳内の声との違和感を覚えることももう殆どなくなりましたねえ。ああいう感覚ってある意味貴重なのかもしれません。
あと空知先生のお話で一番共感したのは、いつだったかのジャンプの最後の作者の一言が乗るところで雪解けの時期に「もうそろそろ雪の中から犬のうんこが芽生える季節ですね」みたいなことを書かれていたことです。同郷出身者として絶大なる共感を得ました。(糞を始末しない飼い主のおかげで雪解けの時期にこういうことになる)
ちなみに銀魂で一番好きなキャラはたまです。声からフォルムから性格までまるごとかわいいよたま。


・おっさんずラブを見ている
いつものことだが私はビッグウェーブが去った後に波に乗ろうとする。そして一人で波を起こして一人できゃいきゃい楽しんでいる。楽しんでいるが、わりと虚しい。
というわけで世が賑わった通り、面白かった。役者陣のコミカルな演技も面白いし、脚本も面白い。主人公が優柔不断なところが気になった方も居たみたいだけれど、自分は別にそこは気にならなかった。主人公はもともとノーマルだし、周りの関係性も含めて悩むのは当然のことじゃないかなと感じたので。
私が少々不満なのは、結局春田は牧を選ぶんだろうなーって読めてしまったことと、そのために部長が当て馬っぽくされているのがちょっと悲しかったこと。正直この作品部長が居なかったらもっとコミカルさが抜けてとっつきにくかったと思うので、恋愛的な立場は均衡にしてほしかった。まあ部長は結婚してたからこの表現に収めたのかもしれないが……主題はギャグではなく恋愛だと思ったので、あくまでもそこは同じ量の天秤にかけてほしかった。


・HK/変態仮面を見ている
HK/変態仮面
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前々から観たかったのが配信になったので。なんでこの作品を観たいと思ったのかというと、見るからにバカバカしい感じとこのキービジュアルの鈴木亮平のお尻がめちゃくちゃきれいだったので。いやほんと、まじで素晴らしい質感とフォルムです。フォトショ加工のパケ詐欺なんか無いっすよ、本番の映像でもこのままのきれいなお尻が惜しみなく披露されている。化粧水でも付けて質感を整えて尻の筋肉まで鍛えたんですか?ってぐらいケツが超きれい。私はこんなに美しいケツを観たことがない。この作品の良いところはどこですか?って答えたら、鈴木亮平のお尻って曇りなき眼で自信持って答える。
その鈴木亮平の素晴らしい尻が100分も観られるのが素晴らしい。尻だけじゃなくほぼ全裸なので鍛え上げられた肉体美も見られるし、なんなら股の間も見れる。もちろん大事な部分は隠れているが、そういうカメラカットが入ってくるたびに、この映画はすごいな……と感じてしまったが、すごいのは映画じゃなくて鈴木亮平氏だ。
なんの予備知識もなしで観たのだけど、我らが北海道が生んだ変態ことTEAM NACSの安田顕氏がラスボスで出てきたときは思わず「本物(の変態)が出てきた」と思ってしまった。この人はテレビ電波に乗せて自身の包茎手術の様子を流したり、女子アナが鼻かんだティッシュを捨てるふりして受け取ってそのまま口に放り込んだりするモノホンなので、素晴らしいキャスティングです。
しかしHKなんて略称なんでつけるんだ?って思ったけど、これ映画館の窓口で「変態仮面ください」って言わずに済むようにするためなんでしょうかおそらく。でも変態仮面を映画館で観ようと思う人は窓口で変態仮面くださいって喜んで言えるよね?私は言え………い…い……言いたい。
ここまで言ってるが、特別劇的に笑えて面白いというわけではない。馬鹿馬鹿しくて脳みそ空っぽにして笑えるけど、展開は読めるし、この格好だけでもう既に出落ちなんすよね。あと自分は福田監督作品がここまで同じキャスティングで行ってることを知らなくて、銀魂→斉木楠雄→今日俺→今作と連続してみてしまったのでかなり食傷気味になってしまった。もう当分ムロツヨシと佐藤二朗の顔は見なくてもいいかなと言う気分になっている。そんな感じでこの監督の作品はいろいろ見たけど、やはりヨシヒコが一番好きだ。
暇な休日でなんか元気ないなって時に鈴木亮平がいろんな意味で体張ってるのを見て、鈴木亮平もこれだけ頑張ってるから私もがんばろ!って気持ちにはならなくもないです。そんな感じの映画です。

次に狙ってるのは「娼年」で、松坂桃李の尻です。いや、見られるかどうかは見てみるまではわからないが……。男だろうが女だろうが尻とおっぱいを観ると元気が出る人間なので、将来は尻鑑定士になりたいです。


・火ノ丸相撲を見ている
まだ始まったばかりだが楽しんでます。王道だけど王道だからこそ熱くて楽しい。
友人から言われて気づいたんだけど、この作品漫画でもアニメでも乳首が描かれないらしくて驚いた。いや驚くことじゃないんだけど、驚いた。乳首がないことに全く気が付かなかった。どうやら私は乳首鑑定士にはなれないみたいだ……。
乳首はともかく、本編は原作からかなり省かれてるらしいが、うしとら同様未読組としては気にならないし端折られたところもわからないので、うまくまとめた状態でスタートしてるんじゃないかなとは感じた。原作から削られたお気に入りのシーンとかがあったら悲しくなる気持ちも理解できるけど、1クールっぽいしこればかりはなんともなあ……。
それよりも制作がGONZOってところが言いしれぬ不安感を煽ってくるのは、私の中でドラゴノーツザ・レゾナンスの記憶が未だに根深いからだと。最後まで正当な意味で楽しませてくれることを期待している。


・乙女ゲーをしていた
気分が向いたので、あさき、ゆめみしをプレイしたのだけど、一人目を攻略した時点で既に気分が乗らなくなってしまったので本当にもうどうしようかと……。
理由はいくつかある。まずは丁寧に作ってあるのはわかるんだけど、敵対している勢力があるのに日常やギャグをはさみすぎるところ。あっても良いんだが、箸休めと本題の量が入れ替わってしまったらそれは本末転倒なんじゃないかという思いが拭えなくて辛くなってしまった。日常パートも面白いには面白いんだが、それも何度も来られると飽きがきやすい。
もう一つは、本題も興味をそそられるほどではなかったのがなんともかんとも。本題さえ面白かったら日常パートの飽きも耐えられたんだろうけど、本筋が大方見えてしまってそれがまた続きをプレイしようという気持ちを削いでしまったのが……。丁寧に作ってあるのがわかるだけに余計気持ちが乗らないのが辛くなってしまって一人攻略してほぼ積みかけている。

というわけで次に何をしようかと思いながら消滅都市2でスクーターを転がしまくってます。シャニライは無事卒業しました……私はどう頑張っても飽きには勝てないのだということをアプリゲをやるたびに痛感させられる。
性格にかなりの難あり、アンモラル、生い立ちが重すぎる等……女性向けの常をぶん殴りに来る方々に、私も幾千幾万殴り合ってはきたけれど、そのパンチが強ければ強いほど記憶からも意識からも離れがたい戦友のような気持ちを抱くような抱かないような。昨日の敵は今日も敵。
きっと理由は様々あるんだろうが、制作陣から攻略キャラクターとして産み落とされたその心意気、攻めのスタンス、もしくはその路頭に迷いっぷりには、出来の良し悪しはあれど、私は拍手を送りたい。

あ、R18も含んでますのでほんと今更過ぎますがご注意。もちのろんでネタバレ大いに含んでます。星の王女もとい初期美蕾祭りになるのを抑えながら、良い意味でも悪い意味でも色んな意味で入り乱れて選出して語っていきたい。


エントリーNo.1
来実 マサト(もし、この世界に神様がいるとするならば。【Rejet】)

なぜこの人を一番最初にしたかって言うと、これから上げる人たちも全員含めて、この人の所業の酷さが一番広まって居ないのではないかと思ったので、来実マサト専属広報の意味も兼ねて彼を一番にした。彼を広報するのは私だけでいい。
何がヒドいって彼は主人公の義兄なんですが、主人公がまだおともだちな年代な頃に父親(主人公にとっての義父)に強姦されて更にマサトの友達にも強姦されてそれを目撃したマサトもプッツン来て強姦したっていうアレです。お前もかよ!ってノリツッコミ出来るほど展開が軽くない。一応強姦されるのには理由があるんだけど、だからっつってこんな事したやつを攻略キャラに据えるその心意気たるや、自分も乙女心を踏みつけてすべての萌えをドブ川に投げ捨てクロックタワー並みのハサミを彼らの股間に向けて振り回す事になりました。
ちなみに主人公が高校生になった後も、隣室の主人公の部屋の音を聞き耳を立てながらシコシコ自家発電に勤しんだり主人公の切った後の爪をコレクションしたり主人公が入った後のお風呂で深呼吸して排水口の抜け毛をペロペロしたりする……クロックタワー並みのホラーを味わえます。
「ただしイケメンに限る」も、イケメンだからって何やっても良いわけじゃないんだよ、なあ、おい。


エントリーNo.2
中家 翔馬(星の王女1【美蕾】)

今でも私の傷口を抉る男。R18乙女の初めてを彼に奪われて以来、大抵のことはなんでも許せるようになった気がする。気がするだけ。
彼は主人公の家に借金を取り立てに来たヤクザで、主人公を強姦して(またかよ)何故かそのままなし崩し的に同棲することになる。その後主人公に身体を売ってカネを稼いでこいと強要し、主人公がいざ怖くなって逃げてくると、「金は?」的なことを返される。お前の金玉からタマだけすり潰して金を生成してやろうか。
ちなみにその後、自分で身体売ってこいと言ったのにも関わらず、その客を殴りに行く展開が彼のルートに彩りを添えている。大丈夫か?情緒不安定なのか?
何ぶん初めてだった私は『これが世の乙女の需要なのか?』と思って思わずスルーしてしまったのが本当に悔やまれる。もっと怒り狂っても良かったはずだ。一生に一度のタイミングを逃してしまった。この星の王女1がR18乙女ゲー業界の初作品だったため、私と同様、彼を初めての男にしてしまった方も少なからず居るだろう。心中をお察し致したい。
そうは言っても今の私がプレイしたら『ガチで身体売る展開だったらどうなっていたかが見たかった』とか感想を残していた気がするので、獅子は我が子を千尋の谷に落とすが如く、私も立派に成長しました。


エントリーNo.3
高坂 貴彦(暗闇の果てで君を待つ【ディースリー・パブリッシャー】)

ネタバレがとても惜しいので未プレイの方は是非プレイしてから読んで頂けると幸い。通称、緊縛先生。ほら、気になって来たでしょう、レッツゴー色欲の緊縛。ちゃんとスチルもあるよ!
何がすごいって、殺人鬼のこの方を攻略対象に据えるところは本当に勇気が必要だったことだろうなと。緊縛先生には特筆して同情すべき点が見当たらないのもそうだし、この人以外の攻略対象は何かしら緊縛先生のせいで悲しい目にあっているので、そういう意味でも恨まれる立場な人を攻略対象に据えた点はすごい。
そして緊縛先生と同じ土俵に据えるために(あるいは恋愛させるために)主人公を殺人鬼側に反転させたのが本当に面白かった。プレイヤーが主人公の意志を決定できる『選択肢』の重みを感じられる。選択肢次第で変化する主人公もまた見ものでした。また、その殺人鬼に対して屈しなかった人たちも据えつつ、あえて先生も攻略対象にした制作陣の心意気たるや。そのチャレンジ精神と彼との歪んだとも見える恋愛を多少物足りない部分はあれど、描ききったことにも拍手。

いまウィキペディア見て知ったんだが28歳!?信じねえ!!


エントリーNo.4
密原 誠丞(SWEET CLOWN ~午前三時のオカシな道化師~【TAKUYO】)

顔が良いことを自覚していて女好きなのに劣等感バリバリの、海鮮丼に牛丼の具も載せてお茶漬けにしたみたいなハチャメチャな奴ですが、食べてみると意外にも美味いな?的な。むしろこれがクセになる。
スイクラは攻略対象は誰もクセが強いんだけど、彼が一番クセが強い気がする。灰汁の濃縮還元。でもね、灰汁だって全部取っちゃうとそれはそれで美味しくなくなってしまうんですよ。9:1ぐらいで灰汁が勝ってる無茶苦茶な比率だけど、でも美味しいのだそれが。
主人公が物語のキーになるので、いつもやっていた女口説きをやり続けてそれで攻略出来ると思っていたのだけど、諸事情ありそれが主人公に全く効果がなかったと知った時の彼の豹変っぷりは本当に見ものです。比喩じゃなく本当に目が点になる。どうしたんだ、落ち着けよ、と声をかけたくなるメーターのフリ切れっぷり。乙女ゲー界で数多のヤリチン野郎は居れど、心の内で苦悩をじっくりコトコト煮込んで彼のような行動に至った攻略対象は居なかったのではないでしょうか。それをちゃんと「攻略対象」に仕立て上げて、萌えも入れて、好いた腫れたをきちんと描いたところも賛辞送りたい。彼が苦悩しただけの萌えが盛り込まれているところも素晴らしい。あとなんと言っても、彼のハチキレっぷりを演じた声優さんにも拍手。


エントリーNo.5
佐々 俊一(ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜【5pb】)

彼のすごいところは自分のトラウマと対峙して、そこに主人公を残して自分は逃げるところだ。
もっと正確に言うと、トラウマを連想させる女性と対峙しようとして、結局「お前一人で行ってきて」と言われ、主人公がなんやかんやで彼が居た場所に戻ってこようとしたら先に帰られてた。「先に帰ってる」と大変ありがたいメールを残して……。私も自称百戦錬磨の乙女ゲープレイヤー、数多のヘタレたちを攻略してきたけれども、これほどまでに華麗に逃亡したその芸術点の高さは右に出る者は居ない。その後も数々の現実からの逃亡を繰り広げたが、未だに彼が何を乗り越えたのかは不透明なままだ。
しかしながらその苦悩は、こちらのやる気を削ぎ落とすほど丁寧に描写されていたし、そういう意味では私は彼ほど乙女ゲー界で貴重な存在は居ないとも思えている。乙女ゲーっていかんせん、男の子は顔はもちろんのこと中身も最後の最後くらいはかっこよくないといけないのが大前提な部分があるかと思うからだ。苦悩を丁寧に描ききったうえでそのかっこよさが最後まで表現されることがなかったのはかなり貴重な気がする。
ちなみに言うと、攻略キャラ同士で過去に女を取り合ったりするし、主人公を放っておいてその二人(男)で「結局お前は俺が必要なんだろ」とか言ったりするのを見守るので、プレイしている最中に何度か私は一体何のゲームをやっているのかわからなくなり、度々時空が歪んだりした。


エントリーNo.6
須藤 透央(黒と金の開かない鍵。【little cheese】)

なんとなくきっと乙女ゲーでやってはいけないことなんだろうなと思っている事の一つとして、大した理由もなく男が女に暴力を振るうことなんですが(そういう趣旨のゲーム、戦闘モノ、その他例外はある)、彼はそれをやってのけた。
家庭環境の問題はあれど、その問題から逃避し、主人公がキャバクラで働いてそのお金をなんとかこのKUSOOに渡そうとしたところ、「俺がみじめになるだけだろ!」と平手打ちをかまされるのである。今でも思い出すたびに腹立たしさが湧いてくる。彼はパーで殴ってきたと思うんですが、自分は指が手のひらに食い込んで血がにじむぐらい強く握った拳で彼の顔面を殴り返している。イケメンだからってボディ狙って貰えると思ってんじゃないぞ。
殴られるまでの過程もそうだが、まず「デートプラン考えたけど雨降った時の事考えてなかったからどうしていいかわからない」と雨の中立ち尽くすシーンから、なんというか……こう……言いようのないヤバさ?みたいな……男性向けをやってるときには味わえない恐ろしさのようなものを体感出来る。金を無心するわけでもなく、エントリーNo.2の人のように身体売って稼いでこいと強要したわけでもない、ただなんかよくわからないプライドをくすぐり倒してしまっただけで平手が飛んでくるヤバさを持った彼が攻略対象として重鎮なされているのがすごい。そもそもこのゲームのコンセプトで「黒さを持ったシナリオ」的なものがあるので、攻略対象として挙げられるのもわからないでもないが……そのエグいぐらいの変化球ぶりには目を見張りました。


エントリーNo.7
篠原 涼太(夏空のモノローグ【オトメイト】)

これまでいろいろな意味でアレな事情がある人を挙げてきたが、彼だけは特殊枠。男性向けでは何度かこういうタイプのキャラクターは見てきたことがあるのだけど、女性向けでは(自分にとっては)初めて出会ったので、そういう意味で彼を挙げさせて頂く。女性向けでは、こういうエンディング後の幸福が見えにくいキャラは据えられないのが常みたいなものがあるように思えたのだが、据えた上にガッツリ過程も描いてくれたことが嬉しかった。物語は悲しかったけど。「よく攻略キャラにした」というよりは「よくこのシナリオを女性向けで書いた」という意味のほうが近いかもしれないが(まあどっちも同じ意味か)、彼の物語を乙女ゲームという空間の中で楽しませてもらったことについては本当に感謝したいぐらい嬉しかった。
単に記憶喪失的なものなら乙女ゲーでも何度か出会って来たのだけど、彼は持病として出てくるので一時的ではなく日常的、そして一生を左右する重みが読んでいて到底忘れられない重さになった。各キャラの苦しみ、現状のどうしようもなさを描きながらも、仄かに光差すエンディングに持っていったこともあっぱれを差し上げたい。できれば彼のような立ち位置のキャラがたまにで良いから定期的に現れて欲しいなと思っている。シナリオライターが男性だったことも要因の一つかもしれない。


エントリーNo.8
雪村 繪(夢をもう一度【美蕾】)

コイツァすげえや!
心療内科の医師で診察と称して主人公が自分の妻の友人であるとわかっていて赤ワインをぶっかけセックスをかました上に、それがバレて妻が半狂乱になって主人公をボコボコにする様子を声出して笑って見てる最高にヤバくてロックでスーパークレイジーな男性です。彼のルートはBADEDしか存在しないんだが、よくよく考えればどれも雪村先生にとってはBADじゃないのがミソだと思った。多分BADじゃないんですよ、あれは。乙女ゲーがカウンセラーゲーと言われることもあるが、この人はカウンセラーすることもされることも一切ない。医者だろお前!と指差して突っ込みたくなる気持ちも湧いてこないこともないですが、そのツッコミは多分無粋なんです。
それは、こんなウルトラクレイジーな人間を、制作陣が嬉々としてノリノリで作っていたということ。作りたくて作られたそんな存在だったってことに、自分はなぜだか言いようのない敗北感のようなものを味わった。こんなに女性向けのニーズをタコ殴りにして、女性向けでやっちゃいけないようなことを丼から溢れ出んばかりに盛り付けたキャラクターを女性向けで出そうというその制作陣の心意気。雪村先生は産み落とされるべくしてこの世に生を受けたのだと知った瞬間、私がいくら雪村先生のポコチンを心の高枝切りバサミで刈り取ろうとも確立されたこの存在には勝てない……という意味不明な敗北感を未だに味わっている。多少突飛な部分はあれど、各々のキャラクターの行動性におかしな矛盾点もおおよそ見受けられないし、シナリオとしてまあまあまとまって作ってあるところもよくわからない屈辱感を与えてくれる、素晴らしい。(歯ぎしり)
後にも先にもこんなデラックスクレイジーな奴に出会ったことがないので、私の中である意味絶対王者として長い間君臨なされていらっしゃる。殿堂入り。


いうても、作りたくなくて作られた存在なんて居ないと思うので、制作陣の何らかの意図があったんだろうなと察せられる部分は意外と楽しんだりするものです。雪村先生なんかは制作陣がはっきりと作りたくて作ったことが知れたのがむしろ敗北感に止めをさされたというか。
それにしてもまあ自分は昔っからこういうキャラ(No.7の人以外)と戦うのが好きでして、昔は好きとは言えなかったんですが大人になった今ならむしろこういうキャラが出てくると、「お、やるか?」みたいなコンビニ前でヤンキー座りしてる人たちくらい沸点が低くなってるんですけど、とても楽しんでいます。心の中の孫悟空がめっちゃオラワクワクして来てます。
教科書通りのテンプレートみたいなキャラクターもそれはそれで好きなんですが、何ぶん舌が馬鹿になってるので、いつもと違うのが来ると例え高級食材のオードブルだろうが失敗して焦げた料理だろうが一括して『美味いな』見たくなってしまう。多分、もう戻れない。

これからもこういうキャラに出会えることを夢みて。オラより強いやつに会いに行く!!
雑談。


・ガメラに始まる映画の話
アニメ関係以外の映画の感想文は初めてだったので、長年やってたこのブログで映像関係というカテゴリを初めて作りました。飽き性で120分も座席に座ってられない人間なので、そもそも映画館で映画を観るのも年に一回あるかないかって程度だったんです。が、今年はなんと9回も映画を見に行ったので(内コナン6回)、これを機に色々映画館で映画を見てみるかーって気持ちになったわけです。
どちらかといえば洋画より邦画派ですが、特別な思い入れも無く……。ゲームではエログロホラー何でも大体許容範囲内ですが、映画ではホラーもあまり好きではないし、表現方法が違うだけで好きになるかそうではないかが変わるのは面白いなあ。ああでも進んで見ないだけで、別にホラーが嫌いなわけじゃない。恐ろしいのとクリーチャーデザインの嫌悪感で唯一最後まで観られなかったのは遊星からの物体Xで、あのクリーチャーデザインは今まで観てきた中で1番素晴らしい出来だと思っている……見かけるたびにゾワゾワ来る。デザインもそうだけどあの動きとか……おえぇ。最高。あの嫌悪感と恐怖はなかなか味わえないのでおすすめです、最後まで観てないけど。

ガメラ以外の怪獣映画はあんまり見たことがなくて、ゴジラもコジラVSメカゴジラぐらいですかねえちゃんと見たのは……モスラも好きじゃないし(マイマイガに襲われた過去のトラウマがある)。シンゴジで久しぶりに怪獣映画を観たんですが、もっと早く観ておけば良かったと……。シンゴジのキャッチコピーの「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」はこれ以上無いほどこの作品を表していて大好き。庵野監督は特にファンではないけれど、実写にもこれからも手を出して欲しいなあと思った。
そういやチキチキ一話からコナン鑑賞会も800話に到達して飽き初めてガメラを観たので、ガメラの序盤であるヒロインの父親の好きなお酒を聞かれたときの回答
「日本酒なら純米酒、洋酒ならバーボンかラム、スコッチは苦手かな」
って発言に体が勝手にビクッとなりました。……ほんとどうでもいい話だなこれ。

そうそう、内訳9回のうちの残りの3つはシェイプオブウォーターと銀魂2とマクロスΔで。銀魂とΔはともかく、本当はシェイプオブウォーターを観終えた後にあまりにも内容にむしゃくしゃして納得がいかなくて感想を書こうとしていたんだけど、忘れたほうが早いなって思って結局書かずに居たんだが今思い出してまたむしゃくしゃし始めたんで記念に書き落としておく。


・シェイプオブウォーターにキレた理由(ネタバレ大注意)
簡単にあらすじを説明すると、発話障害のある清掃員の女性がヒロインで、ヒロインの勤務先である機密機関に半魚人が囚われてやってくる。ヒロインは手話で半魚人とコンタクトを取ってだんだん仲良くなって、機密機関に殺される前に半魚人を連れ出そうと計画する。

洋画好きの友人に異種間ものなんだってと教えてもらって見に行ったわけですよ一人で。異種間ものわぁい大好き!だなんて頭空っぽにしてそこに己の欲望を満たしに行ったわけですよ。そしたらもう序盤も序盤で主人公の女性の首筋にエラっぽい痣を鏡で確認してるシーンがあって「あれ……これ異種間ものじゃなくねえ?」って挨拶代わりのジャブ食らって、まあそりゃ私の好みの問題なわけですし、内容が面白けりゃいいや程度に切り替えたわけです。ちょいちょいキレかけながら。いやキレてないっすよ?(まだ)

いやでもなんていうかもうそんな問題じゃなかった。問題がありまくりで全部難問だった。
そもそも機密機関なのに普通に清掃員が出入り出来る時点でNANNYAKOREってなったし、まあ舞台は60年前だし大目に見よう、いつも大好きなクソアニメ観てる感覚を取り戻そうと思っても、そりゃあこっちは異種間もののハートフルラブストーリーを見に来てる巨大建築物的なぐらいのデカい心構えを作ってきたからなかなか思考が切り替わらないわけです。でもこのときの私は知るよしもなかった、最後まで地雷原だったことに。

この作品のテーマの一つに、おそらく他人に理解されにくい要素的なものが登場人物に割り振られている。主人公なら発話障害、なんやかんや助けてくれるとなりの部屋のおじさんは同性愛者、なんやかんや助けてくれる主人公の友人は黒人という肌の色で差別される。それを理解してほしいと努力している描写が続くならまだ見ているこちらも痛みを感じるんですが、少なくともこの三人は互いの良さを理解しているからその痛みがまーこちら側に伝わりにくい。差別ってヒドいねって事を伝えたいなら中途半端な描写過ぎるし、これらが悪役を際立たせるための要素だとしたらそれこそなんかモヤモヤくるというか。だから、これで結局何を伝えたかったんだ?ってなるわけです。その他の登場人物のこれらの壁が別に解決するための行動をするわけでもなく、そして解決するわけでもなく、それなのに主人公は実は魚人の仲間だったので本来のフィールド人間側じゃなかったわごめんごめん、みたいな感じでくるので、設定ぶん投げられた気しかしないんです。友人たちは見送って終わりですし。

それに加えて主人公の脳内のお花畑っぷりが観るに耐えなかった。あまりに辟易しすぎて飲んでたジンジャエールの味がしないですよこっちは。
機密機関からわざわざ危険を犯して家に連れてくることに成功し、いつも主人公が毎朝のローテのオナニーする風呂にその魚人を連れてきて入れる。でも逃げない。なかなか逃げない。まあなかなか逃げないのは川とかの水位があがる雨の日を待っていたからって理由は納得するにせよ、その浴室を部屋ごと水でいっぱいにして二人でラブシーンを繰り広げる。主人公の部屋は二階で、一階は映画館になっているので映画館に水漏れしまくって大家に怒られるけど二人はそんな中ラブラブイチャイチャしてるわけです。何やってんだこの人達?そもそも半魚人は塩水じゃなきゃだめみたいな設定どこいったんすか。
極めつけには主人公は友人に「半魚人とセックスしちゃった(はぁと)」とか浮かれポンチで伝えるわけですよ。


いや観てないんだがそのセックスシーン。なんかこれからヤりますよ的にボカされて終わったんだけど。

ここまで来ると抑えきれない激しい怒りとそれをなんとか踏みとどまろうとする自分が戦っていて、人間同士のセックスシーン入れておきながら異種間の直接的なセックスシーンは入れないっておい監督逃げてんじゃねえぞコラ!!ってもう変なキレ方をしていた。このときの会話で主人公の友人が「え!どこにちんこあったの!?」みたいな会話をしてたことしか覚えてないです、怒りで。野球で言う局部を防護するファウルカップみたいなのがパカって開いて大物がお出ましするらしいっていう何の役にも立たない知識を教えられて終わった。そりゃ裸で泳いでてどっかにぶつけたら痛いもんな、そのへん適度に進化するよな。
あとこの主人公が脳内で魚人と踊るシーンがあるんだけど、自分の領域に魚人を連れ込んでいる主人公の自己愛を満たそうとしているシーンにしか見えなくてここまで来るとジンジャエールを吸う気力すら無くしてしました。終わった後に放心状態のまま飲んだら氷溶けまくっててほんとに水になってましたからね。

本当に半魚人を愛するならそもそもこういう描写よりも、とにかく半魚人の事を気にかけたり会話で心を通わせてほしかったんですが(まあ気にかける描写は一応あったんだけど、ラブシーンが主体に描かれている)、実際主人公が半魚人を愛してたかっていうとまあ微妙なんですよね。自分を慰めるためのオナニーの道具が増えたみたいな感覚だったんで、オナニー風呂でセックスするのはまあしっくり来た。あれは自慰だったんだ。
だから主人公の自己愛が目立つのもわかります。今まで日の当たらない生活をしていたってことが散々表現されていたので、それが満たされる存在が見つかって喜び満ち溢れて脳内お花畑になるのもそりゃあわかりますよ。でもそれは今何もこの危機的状況でやることじゃなくないか?

もう一つ納得が行かなかったのは、主人公たちの敵として描かれている機密機関のお偉いさん。いや、この人多少性格の悪さと個人的な恨みはあるにせよ、与えられた職務をまっとうしようと行動している人なんですよね。そもそも半魚人を捉えて実験するのだって、この人が機密機関という場所に所属してそれがこの人の仕事だから。それがさも悪い人が半魚人を悪趣味にいじめてるみたいな描写をされたのがどうにもこうにも納得がいかない。主人公たちのほうがよっぽどちゃんとしてないですよ。
性格悪いけど自分の立場理解して仕事してる人が悪役として描かれるのは、それこそ平等な表現じゃないような気がして好ましくないなと感じる。少なくとも彼はまっとうに仕事しているのに、主人公はこんなに可哀想なんです!っていうエサにされたらそりゃやってられないですよ。

これが美女と野獣のアンチテーゼ的に語られていることも堪忍袋の緒がすごい勢いで千切れた。監督は「野獣を人間に戻さない。ありのままで愛する」ってところを重要視したみたいだが、そもそも主人公が魚人側だったことにより異種ではなく同種だったからいわばこれば美女と野獣に見せかけた野獣と野獣。人間と人間が恋愛するように魚人と魚人が恋愛しただけなので同じフィールドの恋愛映画の域を出てないと感じた。それだけに主人公が半魚人にあっさり惹かれるのだけは納得がいった。恐ろしさも嫌悪感も感じること無く、同類だからすんなりと惹かれる。でもそれって、理解されにくい部分を受け入れることと違うし、異種間ものの「超えにくい壁を超える」という旨味もない。
他人に理解されにくい部分をふれあいで描き心を通わせる部分は美女と野獣のほうがよっぽど色濃く描かれている。野獣が最後王子様に戻るのは結果そうであっただけで、王子様が野獣のままでもきっとベルは野獣を愛し続けたと思う。そもそも野獣に戻ることはシナリオ的に大きな主軸じゃないし、それは私が異種間じゃなかったであーだこーだ言ってるのと同じ、性癖の問題じゃないでしょうか。

そんな感じで歩けど歩けど爆発する地雷原みたいなストーリーでもう観終えた後に、私は一体何をみたのか……?みたいな記憶喪失に陥って私の心に残ったものは唯一つ「グレイテストショーマン見れば良かった」 ※どちらを観るか悩んでいた

いやいやでもでもでも、まあ、良いところもありますよ、映像は言わずもがなキレイだし、同性愛者のおじいさんがめっちゃいい人だった。猫も可愛かった。半魚人との恋愛シーンは見る人によれば心温まるシーンだろうし、あとセックスシーンで敵役のマイケル・シャノンのぷりちーなお尻が見られるし。いやつーかエロシーン居る?オナニーシーン必要あった?とか問いかける自分はぶん殴って気絶させてる状態で語ってますが、まあ二人の女優のおっぱいも観られるから。良いおっぱいだった!!!


・Huluで観る映画作品
ゲームする気力がなかなか戻らないのでアニメも含めた映像作品ばっかり観てるんですが、Huluで配信されてる昔の映画を調べてみたら白黒の無声映画があって、なんだか感動しました。こんな昔の作品も定額で配信で観られるって本当にいい時代になりましたねえ。誰かに借りられてるってこともないし。
十二人の怒れる男が配信になってて嬉しかったので見ようと思ってます。これ一度だけ舞台でみたことがあるんですが、未だに内容が忘れられないなあ。
あとはこのブログで何度もネタにしている犬神家の一族のリメイク前の石坂浩二版が配信されてて胸がときめいたので、若かりし頃の石坂浩二をたっぷり堪能している。石坂金田一はホントかっこいいちょっと渋さが出始めているところがポイント。金田一耕助の飄々とした感じも可愛らしいし、美味しいキャラクターです。あ、もちろん今もかっこいいですけれど。
……いま気づいたけどこれも探偵モノだ。気分転換とは一体。


・Huluで観るローカル番組
震災が起こった事によって北海道から観光客が居なくなってるんですがまあ余震も続いているし、住んでいる身からすればほいほい来てくださいとも言えないわけで。でも今来ると電車も地下鉄も混んでないし観光地も空いてるしいつも混んでる美味しいお店にすんなり入れるしで、ある意味おすすめです。
でもやっぱ行くのこええわな方に予習としておすすめなのが、北海道でやってる面白いローカル番組がHuluで配信されてるので名探偵コナンで安室さんを観るついでにでも見てほしい。Huluは読売系列っぽいので、ローカル番組も系列のSTV作品だけなので、テレ朝系列の水曜どうでしょうとかは配信されてないですが、私にとっては水どうよりも「ブギウギ専務」派なので。

「ブギウギ専務」は架空の有限会社「上杉ポンプ商会」のウエスギ専務があれやこれややったりする番組です。いろいろコーナーはあって初期の方向性定まりかけてないところも面白いんだけど、1番良いのはブギウギ奥の細道。これがまあ面白いので是非見てください。
話は単純で、函館から稚内まで歩いて時たま川柳を読んだりその土地の人たちに良くしてもらったりする、水曜どうでしょうの道内版みたいなものでもあるんだけど、この専務とダイノジのおおち係長とスタッフの三人でワチャワチャやりながらぐだぐだ楽しそうにボケ倒したりツッコんだり三人でお酒飲んでホントの意味でグダグダになったりするのが見ていてもうホント楽しくてしょうがないんですよ。三人の素の部分が炸裂しまくるおもしろ番組です。

そして「熱烈!ホットサンド!」。仙台出身の芸人サンドウィッチマンが何故か北海道でローカル番組をやっているという。サンドなんで掛け合いもほんと面白いですが、北海道の商店街回ったりその土地を巡ってみたりして素人いじりの技術もすごい。安定して見られる楽しいローカル番組です。
あとは「1×8いこうよ!」とかも面白いですが、これはもう全国区の天然パーマの方が出ていらっしゃるので説明不要です。この番組で出てるアナが「あなた」のことを「あぁた」っていうのをこのブログでもネタとして使ったんですが誰にも伝わらなかった自信あります。


そんな感じでしばらくはまあアニメ見たりアニメ見たり漫画読んだりしてますが、またゲームする気力が戻ったらいい加減乙女ゲーやりたいですねえ。いつ戻ってくるんだい気力。いい加減帰ってこい、待ってるぞ。
15 2018
Huluで名探偵コナンを1話から800話近く見てきてようやく飽きてきたので、気分を変えたいな~と何を思ったのかシン・ゴジラっぽい怪獣モノが見たくなり探したらそこには平成ガメラが居た話。あとシンゴジの話もちょろっと。

ガメラ 大怪獣空中決戦
(2013-11-26)
売り上げランキング: 8,826

あらすじ
太平洋上に謎の巨大漂流環礁が発見された。その環礁は黒潮の流れに乗って、だんだん日本に近づいているという。保険会社の草薙と海上保安庁の米森良成は環礁の調査に乗り出し、環礁の上で不思議な石版と大量の勾玉を発見する。さらに、この環礁が生物であるということが明らかになる。
同じ頃、九州の五島列島・姫神島で、島民が「鳥!」という無線を最後に消息を絶つという事件が発生。調査に呼ばれた鳥類学者の長峰真弓はそこで、島民を食らった巨大な怪鳥を発見する。 (ウィキペディアより引用)


もう完全に思い出語りますけど、自分はゴジラよりもガメラなんですよ。幼少期に兄弟とビデオテープが擦り切れるほど見ましたし、今回十何年ぶりかに観たのに未だに覚えている台詞があって二重に感動した。あと見た目でかなり分かる通り、ほぼまんま亀を大きくしただけなので普通の亀より人相(亀相?)が多少悪くなってもまあかわいいじゃないですか?かわいいですよね?ずっと見てたらかわいく見えてきますよ?途中で国がギャオスは捕獲でガメラは殲滅しろって方向性になって(ギャオスのが人食ってる描写があるのになんで?とか思ったけどそのへんご愛嬌。まあガメラのほうがデカイから)陸自にバンバン攻撃されるシーンなんかは「やめろよ!ガメラは良い怪獣なんだぞ!」と幼心を取り戻したかのような気持ちになれた。

そう、ガメラは人類の敵と戦う、良い怪獣なのです。多少街を破壊したりするけど、そのへんはねえ、ウから始まってンで終わる人たちもワーワーやってるんで、ガメラだけが責められるのはちょっとですねえ、納得が行かないというか……そういうわけで私は完全にガメラの味方なんです。ウから始まる人もヒーローだけど、ガメラもヒーローなんです。何も悪いことしてないのにガンガン攻撃されても文句も言わない、さっと現れてどこかへ去っていくさすらいの良怪獣なのです。

脚本について、子供の頃に擦り切れるほどみたけど、全然内容が頭に入っていなかった事がわかった。私の頭が砂利並みなのもあるけれど、これを小学生に内容を理解しろというのは少々難解なレベル。でも子供の頃でも楽しめたし、大人になっても楽しめたのはやはり上手いなあ。細かい伏線や設定は大人が理解できるものだけど、大筋の内容は幼少期でもわかる内容に仕上がっているのは素晴らしい。細かい粗はあっても展開の力強さでまるごとさらっていって、終わった後に良いものをみた、楽しかったねーと映画館を出られるような内容。
主人公が海保所属で、ゴジラを踏襲したようなプルトニウムが云々かんぬんの発言や、ギャオスには染色体が1対しかないおよび単為生殖出来る、古代文明からのギャオスとガメラの関係性など、子供に理解させることを捨ててるような気もする。でもこの辺が大人になった私も楽しめる要素になっていて、改めてガメラという作品を好きになりました。

ちなみに敵となるギャオスについては語ったとおり単為生殖出来る上に共食いも可能だし、食えば食うほどデカくなるし、口から超音波系のビームみたいなのだすし、空飛べるし、デカイしキモいし、人類の敵なので(人類が作ったっぽいのだけど)ガメラが登場したてでギャオス一匹を手でバーン!して工場っぽいところに叩きつけるシーンなんかは人類側からしたらめっちゃ迷惑だけど、いち視聴者としてはスカッとする。
後いい感じに幼心にトラウマを植え付けてくれるシーンが盛りだくさんで、そういう意味では敵怪獣としては最高峰。序盤のうんこシーンからギャオスが食らった人たちの消化できなかったメガネとかペンとかが発見されるシーンは気持ち悪さも重なってゾクッとくるし、わざわざ電車を持っていってゆっくり出来るところに着地してから電車の屋根を器用にペリペリ剥がしてモグモグするシーンなんかは絶望感と嫌悪感がすごい勢いで湧いてくる良い演出になっている。後これは名シーンだと思っているんだけど、東京タワーを折って(厳密に言うと人間側が放ったミサイルを誘導して折らせた)、折った土台側のそこに巣を作って卵を産み付けるんですよね。見た目も行動も鳥、でも人間が餌。これがもうゾクゾク来て、結末知っているけど「早く倒してくれ~!」って今の自分も思えた事が最高に嬉しかったです。はーキモイキモい。嫌悪感、絶望感、怒り、悲しみ、風貌、それらすべてが含まった『気持ちの悪さ』の頂点。頼むからスカイツリーは折らないでくれよ。

大人になって変化した感想は、最後の一対一でギャオスとガメラが戦うシーンがなんかワチャワチャしてて可愛かったことですかね。多分子供の頃はコエーって思ってたはず。二匹?とも前足でワチャワチャやってて動物の喧嘩っぽいところがなんだか可愛くて。これは決してチープって言うわけじゃないんですが、今の私がみたらなんか猫同士の喧嘩っぽく見えてしまった。でも低空飛行で追いかけっこするシーンは迫力もスピード感もあってかっこよかったし、ラストシーンの家族愛パワー+ほのおのちからでギャオスをやっつけるところも爽快感があって格好良かった。

俳優陣はお世辞にも上手いとは言えない感じの棒読みヒロイン陣なのだけど、でもそれがまた味わい深いというか。幼心に棒読みとはこれか、というのを刻みつけられていたんで許容範囲がガバガバになってるのもあるけれども。ある意味感謝してます。でも中山忍の美しさっぷりが目の保養になるので、すべてを許しました。ちなみに男性俳優陣は言わずもがなの演技力でした。

そういえば最初のギャオスを捕獲しようと試みるドームを東京ドームだと勘違いしてたんですが、あれ福岡ドーム(現:ヤフオクドーム)だったんですね。大人になってプロ野球ファンになった私は、最初にギャオスが現れた五島列島と新聞に乗った「秋山」の文字ですぐにわかったんですが、開閉式の天井ってだけでも福岡ドームって気づけそうですね。

2や3も観た記憶があるような無いような気がするのは、それだけ1が好きすぎたんですよ。私も兄弟も好きになったものは繰り返し観るタイプなので、兄弟で何度も観たそんな懐かしき思い出。あとHuluはガメラ作品ほぼ制覇しているっぽいので、昭和ガメラも含めてこれを機に制覇してみようかな。今回見返して初めて昭和ガメラの存在に気づきました。そんな昔から居たのかお前……。
あ、2の舞台は札幌で水曜どうでしょうのあの二人が出演しているそうで、しかも水どうの予告+音楽をガメラから拝借しているって初めて知りました。今回久しぶりにガメラを見て、水どうの音楽じゃないかと気づきはしたもののそういうつながりがあったのかと今更ながらに知った。

自分は特撮も怪獣モノもガメラ以外はあまり見たことがないし記憶も薄れているので比較はできないけれど、調べたところによるとガメラは自衛隊が多く活躍している作品らしく、そこの格好良さも見れたりします。あと人類対怪獣になった時は今できる最大限で戦うところはシンゴジに通ずるところがあるような気もした。これはもちろん変な意味じゃないんだけれど。調べたら庵野氏もガメラに携わったことがあるらしくて、ますます当初の目的のシンゴジを見たくなってたまらなくなってしまった。
シンゴジはTV放送で見たんですが、映画館で見たかったなあと見終えた後、とても後悔したなあ。ガメラも見終えた後、映画館で大迫力を堪能したかったなと思った。怪獣映画って本当に減ってしまったけれど、映画館で観ると本当に迫力や臨場感が違うし、もしまた特撮怪獣映画が出て来た時は足を運びたいなと、そんな事を思う大人になった今日このごろです。
07 2018

今回の地震に関して

なんと言ったら良いのか……。

発生当時は起床していて、様子を鮮明に覚えています。数秒の揺れの後、経験したことのないような激しい揺れが十数秒間続いて、揺れが収まった後は恐怖で手足が震えてました。怖かった。フィギュア棚が倒れそうなぐらい大きく傾いているのを、ただただ何もできず見つめるしかなかったですが、棚含めうちの子たちはなんとか踏み止まってくれました。
余震が来るたびに体が反応しますが、トイレに入るたびに何故か余震が来るのでいい加減にしろよと思えるぐらいの元気はあります。

地震から10分ほどは普通に電気も使用できていたのですが、その後報道の通り停電になり、夜があけるに連れてキャリアの通信も混線していったような感じでした。携帯バッテリーを数個持っていたので、iPodでラジオを聞いて過ごし、街中をチャリで見てみましたが、信号機がすべて消えている光景は本当に異様でした。100km以上離れた友人宅まで停電してる状況も恐ろしかったです。何が原因で停電が起きているのか、いつ元に戻るのかが全くわからないような状態だったので。ただ、住んでいる場所は比較的早い段階で復旧してくれて助かりました。
電気が使えなくても、断水もなくガスも無事だったのは救いでしたし、運が良かったのもあったのでしょうけど、インフラの強さに感謝しか無いです。同じ被災者にもかかわらず、諸々の復旧に関わっている方たちには本当に頭が上がりません。心から感謝です。

また、ご心配のメールをお送りいただきありがとうございました。未だ余震が頻繁に続いていますし、これから本震がくる可能性もあるので、気をつけて日々を過ごそうと思います。

一日も早い復興と、一人でも多くの方が助かることを祈るばかりです。