全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

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(※PS2版をフルコンプ済みの感想です)

前回攻略した感想を書いたのがちょうど七年前の今日だと知って驚愕。小学校入学から中学校入学まで放置していたのか……。

放置していたのにはある程度の理由もあって、PSPにガタが来ていることと移植待ちだったということ。コーエーのことだから移植は忘れた頃にしそうなんだけど、大本のSonyにVita自体が見放されがちだからなんとも言えないところでもある。そんなわけでオススメされたのをきっかけに再び手にとって見た。

自分は2以外はプレイしたことがあるが、いずれもまず何よりも優先して神子をムキムキに育てるのが趣味なので神子のレベル上げは全てカンストして野郎どもは放置されていたのは我が事ながら笑った。私は遙か4の発売当初からプレイしているのでわかっていたことだったけど、システムはとてももっさくてPSPも動作が遅くちょくちょく止まるのが今のところ一番ストレスが溜まっている。慣れりゃ問題ないんだろうが。自分はシナリオで苦痛にさせられることは結構喜んだりするんだけど、システム系で苦痛にされるのだけは耐えられないのでなんとか最後まで頑張って行きたい所存ですはい。


●サザキルート

『薄い』という、初プレイ時と変わらぬ印象を受けた感じがする。

これは七年前の私の遠夜ルートの感想から抜粋したんだけど、サザキルートをやっても同じことを思っているので今どうやって感想を書こうか非常に困っている。本当に困っている。そもそもアホみたく長い感想を書く傾向にある自分が、七年前とは言え随分あっさりした感想書いてるなって思ったらこういうことだったのかと今更ながらに実感している。多分十年後にプレイしても同じことを思うような気が。

なぜ薄いかっていうとサザキが主題の建国とか中つ国の話にあまり関与してこないことが大きい。であれば恋愛面で色濃くすればまだ納得しようものがあるが、それも薄いので全体的に印象に残らない。ちなみにサザキの海賊という設定も上手く物語に組み込まれてこないうえ、なんか巻き込まれてとりあえず仲間になってみたら本気になっちまったっていう流れに流された感じの話なのでサザキが強い判断で主題に関わってきたということも無いのである。だから薄い。サザキの意志が最後にしか関与してこない。

ルートに入ると唐突に日向の一族だからと疑われる取ってつけた感を味わいながら、建国大好き婆さん(※狭井君のこと。自分が心のなかで建国婆さんと勝手に呼んでいる)が「あんなのは姫には相応しくない!」と陰湿な差別をし始める。建国婆さんはどのルートでも一貫して何よりも国のことを思っているのでこの行動は理解できなくもないんだけども。だったらもっとルートに入る前に日向の一族に対しての差別描写があれば良かったのに、そんなものは殆どない……だからこそ「また建国婆さんが何か言ってるな」っていう印象しか無いのが……あれ……なんかもう建国婆さんの方がサザキより印象強くなってる。

ちなみに再プレイ前の自分がサザキルートで覚えていたのは閉じこめられた主人公をサザキが窓の外から迎えに来てくれるシーンぐらいだったんだけど、今考えればサザキには羽があるんだから空への対策とかしなかったんですかね皆さん。まあそんなガバガバセキュリティも遙か4の愛すべきところだと自分は勝手に思っている。
サザキには身分差以外に30代の男が一回りも歳の離れた女の子にヤキモキできるっていうおいしい立場なのに、全く活かされて居ないところが本当に切ない。物語じゃないところで切なくなってどうする。ラストも建国婆さんの重圧の反動からか国を無視してサザキと一緒に旅立つという、主題をちゃぶ台返しするという最大の反撃を建国婆さんに食らわせるのだけど、建国婆さんですらそれでもハッピーならそれでいいじゃんってなっていて、皆が幸せならそれでいいや……と私のとろけた思考が更に気化しそうだった。

最後に止めを刺すかのごとく、おまけの追加シナリオも主人公との話ではなくカリガネとの話だったのは机に頭を打ち付けた。8枚中2枚もカリガネとのツーショットが映っていて、なんか今考えたらルビーパーティーは相当苦心しながらサザキルートを作っていたような気がしなくもない。


●布都彦ルート
恋愛的な変遷はともかく、布都彦は自分の兄が主人公の姉と恋仲で色々あった経緯があるから布都彦がそのことで悩んで悩んで悩むのはとても納得しやすかった。兄と一ノ姫が斃れてしまったことに寄って、布都彦の家庭までもが崩壊して布都彦自身にも大変な傷を負うことになってしまったので、最後の最後まで布都彦が姫への愛を決心出来ないのも仕方がないことだったと。もちろん、実直な布都彦が民を思う主人公に惹かれるのもわからはなくはないし、使命に生きてきたのに『恋情とは使命より大事なのか』と苦しむ様子はジリジリしていて良かった。ここで結果的に自分を苦しめることになった兄や二ノ姫やその妹である主人公を全く恨むことがなく、只々自分を責めるところが布都彦の清廉さでそれが際立っていた。
一方で主人公から布都彦への感情がわかりにくいのだけど、まあこれはご愛嬌の内に入る。ご愛嬌の中にぶっこめるのは私が遙か4を攻略済みっていうのが大きいと思うけども。

あとこのルートでも建国婆さんが暴れまわってて連続して建国婆さんに足を引っ張られたのはとても疲れた。身内に足を引っ張られるっていう展開はもちろん嫌いじゃないし、それはそれで面白い展開だとも思うんだけど、流石に何度もやられるとダレる。それだけ建国婆さんが国を思っているってことでもあるし、その思いはどのルートも一貫はしているけど、別に建国婆さんの思いは乙女ゲープレイヤーにはどうだっていいことなんだ……。

どのルートでも基本そうなんだけど、ルートに入ると途端に投げっぱなしなシナリオになるのもいただけない。建国婆さんが龍神めっちゃ大事!とか言いながら神子をないがしろにして結局一時逃げ出した神子がまた戻ってきて黒龍を退治する結末はもうちょっとシナリオを捏ね繰り回して欲しい出来だった。あと常世の国とのバトルとかが一切どっか行っちゃってて(見落とした可能性も高いが)、主題の話が訳の分からないことになり、結局何が問題だったんだっけ?と終わった後にぼんやり思った時は、私が初プレイ時にも似たような事を思っていたのを思い出して変なところで切なくなった。

ちなみにこのルート、布都彦と姫がガッツリ恋愛していたわけではなく、後日談でもささやかな感じで終わったのだけど、その程度で終わってくれたからこそ清廉さも保っていて良い雰囲気だった。ささやかなんだけど、ささやかだからこそ納得もできたし綺麗に終われた感じがしたというか。


●大団円ルート(孤高の書ED)
一番の大団円はアレのルートな気がするんだけど、まあそれは当人のルートの感想までとっておきます。
主題の中つ国VS常世の国(黒龍)との決着をつける話。使命を果たした感じがしてスッキリはしたけど主題の話に惹かれたわけじゃないからなんともなあ。でもちゃんと最後まで仕事したなという達成感はあった。
今更ながらに気付いたけど、これ日本神話の話も混じってたんですね。当時の自分はまったくと言っていいほどその知識がなく、最近になって立て続けに日本神話が題材のゲームをプレイしたので、知った単語が出てきて今になってようやく気づいた。当時は『起源の物語』程度のことは知っていたけど、日本神話題材なら常世の国の住人とかアシュヴィンとか色々こっちの人じゃないっていう解釈も出来るけれど、そこを突っ込んで言ったら解のない問題を解かされそうな気がするので触れないでおきます。


どうでもいいことなんだけど狭井君の別称が審神者の君で笑った。今この時代にプレイしたからこそ引っかかるワードでもあるのが、再プレイの楽しさでもあるよなあ。
02 2018

美味しい北海道な雑談

北海道が話題になっているのなら、書かずには居られなかった道産子の手記。


●カーリング女子銅メダルおめでとう
カーリングの皆さんだけじゃなくどの競技のみなさんもお疲れ様&おめでとう&ありがとうなのですが、選手たちが話してた北海道弁が話題になったことで思わず反応してしまった道産子道民です。選手たちの可愛らしさにプラスした北海道弁に皆さんの萌のツボが押ささってしまったようで、なによりです。(おささるが一発変換出来ないことに嘆き悲しんだ)

「そだねー」なんかは話題になった時私が思ったことは、「そだねー」は北海道弁じゃない。標準語だ。
あれは「そうだね」をただ崩しただけだから標準語だ、そうだねなんて内地の人も使うじゃんか!って思ってたんですけど、どうやらイントネーションの訛りで北海道弁なんですと。あまり納得が言ってないんですが、皆様が言われるのなら仕方がない……。あと可愛くて美人な選手が言うから可愛く聞こえるだけなのを今一度戒めなければならない。ただし美人に限る。
「押ささる」についてはもうぐうの音も出ないほどの方言ですね。北海道弁の中で最も道外の人に意味合いが伝わりにくい方言だと言われて居ますが、「自分の意図していない、いわゆる不可抗力で働いてしまった力(ニュアンスはマイナスのイメージに近い)」が一番近いかなーと。
この他に有名な「なまら(とても)」だとか「だべ(でしょ)」とか「したっけ、そしたらね(大味でバイバイという意味)」とか「しばれる(凍りつくほどめっちゃ寒すぎ)」はよく使います。ちなみに北海道弁でも「じょっぴんかる(鍵をかける)」なんかは道央、道北地方には通じないのでどこまでが方言なのか当の道産子たちもさっぱりな部分がたくさんあるかと。
ちなみに私が一番標準語じゃないと知ってビビったのは「天切る」。トランプを切り混ぜることなんですけど、これ内地の人どうやって表現してるんだ……。

ちなみに選手たちのチーム名はLS(ロコ・ソラーレ)北見。名前にもある通り北見市という街から出たチームです(厳密に言うと北見市常呂(ところ)町)。道東地方(北海道の右側)にあって、薄荷と玉ねぎの街です。札幌からはとても遠いです。100kmなんて優しいぐらい遠いです。函館と札幌圏ばかり有名になる一方で、北見の名がこんなに全国ニュースででるなんて……。
薄荷は内地の人たちが怯えるGにも効く(本当かどうかはわからない)らしいですが、ルームフレグランスとして使ってもリラックス効果がありそうで良い香り。お風呂にいれてもスッキリするし小瓶一本千円もしなかったはずでお得。あと何をとち狂ったのか、薄荷飴はまだしも薄荷クッキー(薄荷チョコレートをクッキーで挟んだやつ)なるものがありますが、まあ正式名称は「ペパーミントクッキー」でミントチョコなので好きな人は好きですし、嫌いな人は甘い歯磨き粉。私はなんでも食べる人間なのでハッカ飴も薄荷クッキーもどんとこいです。
玉ねぎでオススメのお土産は万能オニオンスープです。
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お湯を注げばオニオンスープが出来上がるって代物なんですが、パスタとかにかけても美味しいです。カレー味とか色々種類があるけど、オーソドックスなこれが一番美味しい(と私は思った)。

そしてこれが一番私が書きたかった話題……お菓子。北見銘菓美味しいですよ!清月がこんなに有名になってビックリ。
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清月は北見のお菓子屋さんです。赤いサイロだけじゃなくて他にも美味しいお菓子があるんですよ、聞いてください。順に語りますから。出張行った時に必ず清月寄って帰る人間が語ります。
今回有名になった赤いサイロはチーズケーキで、口にいれた瞬間ふわっとろっってなります(深刻な語彙力の欠如)。甘すぎず、くどすぎない、でもほのかにチーズの香りがする最高に美味しいお菓子です。あまりのふわふわさに通常みられるビニールの包装だけでは耐久性が足りず崩れてしまうから、わざわざ一個一個箱で包装しているという念の入れよう。その点も含めて値段もお高めですが、定期的に食べたくなる魔力を秘めています。
チーズケーキは苦手で……というそこのアナタには『バウムラスク』をオススメしたい。バウムクーヘンをオーブンで焼いてサクサクとした癖になるちょっと変わったラスクのような歯ごたえが楽しめて、でもちゃんとバウムクーヘン。抹茶味もあります。
あと清月の面白いところは『飲む羊羹』があるところです。ちなみに私はまだ飲んだことがないので味のレポートまでは出来ませんが、そのまま飲んでも良し、何かにかけても良しらしいです。清月のお菓子自体がそんなに甘いものは無いので、おそらくクドさはないんだろうなあと、勝手に思ってます。

上記のお菓子たちは大体新千歳空港または道内土産店で買えます。物産展等でも買えることができるみたいですね。赤いサイロは今は品切れみたいですが待ってたら大体買えるようになるんで、思い出したときにでも是非買ってみてください。

品薄でどれも手に入らないと言う場合は、私のイチオシである旭川(大雑把に言って北見の近く)のお菓子、き花のご購入をオススメしたい。
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これを与えられたらもう跳んで喜ぶ。バウムラスク同様食感が良く、サクサクバリバリな感じがとても良いですが、香るアーモンドと中のホワイトチョコレートが絶妙にマッチしていてたまらない。
あと旭川のお菓子で好きなのは蔵生。
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パッケージにもある通り、生チョコサブレ。生なのでふにゃふにゃしてますが、これを冷やして食べるととっても美味しいんです。とっても美味しいです。(大事なことなので二回)

思わず熱くなってしまいましたが五勝手屋羊羹とかマルセイバターサンドとか開拓おかきとか北海道の銘菓はまだまだこんなもんじゃないので、機会があればまたぜひ語りたい。というか旭川銘菓については語る機会じゃなかったのに止まらなかった。

ちなみにスケートは帯広・釧路方面、カーリングについては北見方面が活発なイメージです。スケートは釧路地区は体育の授業に組み込まれていた気がしますが、それ以外の地区ではスキーになってる……筈。そのスキーも骨折して危ないとかスキー場が閉鎖してとかで無くなってきているのがちょっと寂しく悲しい気持ちもありますね。
カーリングの選手はLS北見だけではなく他のチームも美人ぞろいなので見ててとても心がときめきます。ただ競技人口がそれほど多いわけではなく、出来る施設も限られているので、これから競技人口およびスポンサーがたくさん増えて行って欲しい。人気出ると良いなあ。


●ワルキューレに始まるマクロスΔの話
まるで一般人みたいな話を書いてしまい自分でも調子が狂いまくってるので自分の陣地的な話に戻します。マクロスΔ劇場版が公開されてるとのことで行ってきた。本編もチラッとしか見てないし、総集編っぽい感じだからと教えられて行ってきた。

本当に総集編だった。

かい摘むようにしか本編を見ていない私でも、本編で見たことがあるような映像が流れまくって切り貼りの繋ぎ合わせなんだろうなってのが分かるような出来で途中から笑いがこみ上げてくるぐらい総集編だった。これは本編を全て見終えて劇場版ならではの話を期待してた人だったら鉛を背負って帰ることになるんじゃないかと思えるぐらい総集編だった。
自分はほぼ初見だからある程度楽しんだけど、マクロスって三角関係じゃなかったっけなーって思うぐらいには相思相愛状態だったしワルキューレに寄せすぎて主題の話がどっか行っちゃってるのでもう見ながら「あーあ」と思った。いや自分もワルキューレファンであってマクロスΔファンではないけど、「これマクロス?」と思うぐらいには普通のアニメだったのはちょっと寂しいし悲しかった。
ああでもチェンジ!!!!!のライブシーンはやっぱ良かったです。映像美としても良かったけど私はワルキューレファンなんで良かったって思えたんだろうなって部分も拭えない。

ちなみに自分はライブDVDでAXIAを聞いてから気になって調べて設定だけ見てメサカナにハマった、自分でも思うぐらい邪道とも言えるハマり方をしたのだけど、映画ではメッサーくんのラストは本編とは違ったのでこれは生存ルートでは!?と思ったけどそんなことなかった。でもカナメさんという聖女の胸の中で旅立てたので本望だったのでは……でもメッサーくんがそれで満足しても自分はそんなんじゃ満足しないんだよな。メッサーくんにはもっとカナメさんと幸せになって欲しいです。

ライブも無事成功したようでなにより。早く映像がみたい。


●IGの話
アニメ版ジョーカー・ゲームを見た。とてもおもしろかった。こんなにキレイに仕上がったIG作品は中々無いです。見ていたらいつの間にかあっという間に終わっている感覚が味わえたのは久しぶりだった。1クール作品でかつとても綺麗にまとまっているので是非。

近年では綺麗にまとまっている作品も多くて、迷走しているIGも大好きな自分としては軽く狼狽しているんですけど、マクロスΔを見に行った時に彼らに出会って思わず目を見開いた。
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おおう……。
劇場版やることは知っていたしコンシューマ化しているのも知っていたけど、ほぼログインもしなくなったしキャラデザが好みじゃなかったので見る気はなかったし実際見てないのだけど、映画館の出入り口付近に鎮座されていて仰け反った。
しかしなんだかんだ女性向けのときめきシリーズはIGと縁があってアレですね……ちなみにこの映画は60分らしくて、劇場版をやる意味がさらによくわからなくなってしまった。きれいなのか迷走しているのか、確認してみたい気持ちも未だにあるけれど、それでも60分はなあ……うーん……。


ぼちぼち進めてた遙か4は数年前と全く感想が変わらなくてとてもこまっている。遙か4がそういうゲームだったのか、それとも私が全く成長していないのか……この戦いは互角のような気が。
16 2018

PSPとかの思い出

一年ぶりにPSPを起動しようとしたら、リチウムイオン電池さんが膨らんでいらっしゃったので、バッテリーの替えをポチりながら思い出でも語ってみるかあと思ったそんな雑談。
ちなみに今所持しているPSPは貧乏学生だった頃にお金を貯めて近くの電気屋(約5km先)にチャリンコ漕いで買いに行った思い出の品を今でも大事に使用している。中古で新古品的なのを買っても良いんだけど、やっぱ同じ機械とは言え愛着が湧いているので、わたしと一緒にどこまでも走ってくれPSPよ。


・そもそもPSPを起動しようとした理由
遙かシリーズ(3・4)をオススメされたので、久しぶりにプレイしてみるかあと思って、振り返ってみたら3は売っぱらってしまっていた。
遙か4は既にPS2版を発売日に購入してコンプ済みで、忍人EDがどう頑張ってもあの結末だと早朝4時に知った時にテレビ画面に「マジで?」的な事を問いかけて眠りについたのは未だに記憶に新しい。このブログを立ち上げる前に二次創作サイトを立てて居て、そこのブログでゲームの感想を語っていて遙か4への思いの丈をぶつけていたことも思い出した。PCの調整をミスって前のブログデータは全部消失してしまったのは自分でも悔やむところなのだけど、まあ今の自分が感じたことを新しく書き連ねていくのも好きなので。
とはいえなんだかんだ言っても私は遙か4大好きですよ。ぶっちゃけ遙か3と同じぐらい遙か4のことを気に入ってる気がしないでもない……いや気のせいかもしれない……(自信喪失)

このブログでも一部感想は残っていたんだけども、そんでもって約9年前?ぐらいの自分の感想にビックリした。てか9年前って。こわい。

『どうせファンディスク出すんだろ』
そう愚痴を吐きながら、汚い笑顔をみせつつ財布のひもを全開にした約一年前。
それでも地味に好きだった遙か4が完全に見捨てられたのだと知るのはいつになるか。
待ってますよ、ルビーパーティー様。(汚い笑顔をみせながら)



まだ待ってるんですよ、ルビーパーティー様。

と怨念篭った言葉を残したくなるぐらい長い間待ってる。まだ待ってる。出るまで待つ。出さぬなら出させてみせようホトトギス。
実はと言うと遙か4は移植待ちで、追加の追加で忍人EDに何か神(と言う名のルビーパーティー)による奇跡みたいなのが起こらないか的なのも期待していたんだけれど、まさかコルダ2fの移植のほうが早かったとは思わなかったな~わはははははははは。
その内に遙か1の移植が来てワアアアアアアア゙ア゙ア゙ア゙ってなってますが似たような境遇の遙か2の事を思えば、仲間が居るから今日も頑張ろ!って思えるような気がしないでもない。ちなみに遙か2は未プレイで実はこちらも移植を待ってた。参ったなー。

今思えば大ヒットした遙か3の次作だから開発者側としては相当頭を悩ませて作ったんだろうなと。でもプレイヤー側にはそんな事情は関係がない。難しい立ち位置の作品ながら、遙か4という作品が出来上がったのは単純に面白いなと今の私は思う。忍人EDとか。柊とか。

ちなみに忍人先生のことばかり語ってますけど、最萌はアシュヴィンでした。再プレイしてまさか順位がひっくり返るまいなとは思いつつ。あとは私のオンボロPSPが意識を取り戻してくれることを祈るのみです。例え次世代機が主流になろうとも、まだ私にはお前が必要なんだPSP。


・積みゲーリストについて
積みゲーリストの中に未だにPSPの作品が残っているのは、PSPでしか発売されていない作品があるから。
PSPのケースを明けてソフト入れるポケットにクロノスタシアが入ってた時は「わーお」と思った。発売前のあの賑わいを知っていらっしゃる方は今どのぐらい居るんだろうなあ。もう許したからキョウゴ以外のSSを公開してくれ……。

ちなみに既に移植をされているのにリストにあるのもあるが、それは私が意地でもPSPで攻略しようとしている存在で特に理由があるわけではないんだけど、なんとなくPSPでプレイしていたことに思い出がある作品だから。一昨年引っ越しした時にものすごい勢いで断舎離したのだけど、それを生き抜いた選抜隊でもある。プレイ後は容赦なく売られるかもしれないけど。
逆に移植を待ち望んでるのはVitaminRとコルダのアナスカシリーズだけどどちらも当分こなさそう。


・感想を書いてないけどプレイしたPSPのゲーム
ダンガンロンパシリーズはプレイしました。記憶はスーダン2で止まっているけど、2の終わりには満足しているし3をする気は今のところはない。ゲームとしてはスーダン2の方が楽しかったけど、話的には無印の方が閉鎖的であれこれするのが楽しかった。
スーダン2をプレイする前は色んな人から「狛枝くんが好きそう」と言われたんですが、実際はそうでもなかった……いや好きではあるんですけど深く好きになるほどでは無かった。というかダンロンで特筆して好きなキャラは居ないんですが、強いて言うならモノミか……と言ったら色んな人に怒られそうなんだけど、モノミの言葉には結構救われるものがあったので。
ちなみに盾子ちゃんも好きだったけど、これもまた普通に好き程度の好きだった。

勇者のくせになまいきだ。or2は阿呆になるぐらい遊びました。でもフルコンプした記憶が無いのでフルコンプはしてないけど遊び倒したという謎の立ち位置のゲームになってしまった。


・感想を書いてないけどプレイしたPS2のゲーム
PSPにすら移植されなかったフルハウスキスというゲームがございまして。調べたらPCだったりアプリだったりアーカイブスでは出てたようです。フルキスは男の子の風呂覗けたりして楽しかったですよ。色々攻略したのに記憶が風呂覗いた記憶しか無い。ろくでもないことしかしてない。
……あと『ヤサガシ』というその名の通り部屋を漁るシステムがあるんだけど(部屋を漁るにはちゃんと理由がある)、当時ヤサガシの意味がよくわからなくて後々になって家捜しって意味だったと知った時はほんとどうしようもない気持ちになりました。
なにげにカプコンのコンシューマで唯一の乙女ゲー?それなりに良い出来だったしメディアミックスも頑張ってたのに後が続かなかったのは売上がそうでもなかったのだろうか。またチャレンジしてみて欲しい。

VitaminX、Zはフルコン済み。Xはハマったけど今プレイしたらどうかなあ。ちなみにハイフンさんがすっごい好きでした。ものすんごい好きだった。全部のルートそこそこ楽しめたけど、今プレイしたら好きなキャラが大きく変わりそうな気がする。Zについては特筆するぐらい好きなキャラは居ないので皆ソコソコ好きでした。


他にも色々やってた気がするけど乙女ゲーで思い出せるのがこれ以上記憶に残ってなかった。プレイしては居ないけどdrastic KillerのOPは何故か痛烈に記憶に刻まれている。見ると元気が出るので是非。

どの年代も、その年代でしか出せない空気感ってのがあるなあと思ったそんな今日この頃です。
13 2018

サナララ 感想

いい話だった。……だけども、後に残らない話でもあった。

サナララ ~SA・NA・RA・RA~
ねこねこソフト (2005-04-29)

元々長くはない短編集的なゲームだとは知っては居たけれど、それ以上に中身が引っかからなかった。これは私が男性向けをやりすぎたせいなような気がしなくもないので、もっと前に出会っていればもっと感動できた気がする。その点、男性向けエロゲへの入門としては良いゲームなのかもしれない。エロシーンも薄いし。作画もおなじみのうめせんせーによく似た双子の方らしいです。

一生に一度のチャンスと称してお願いを叶えて貰えるシステムがある。叶えて貰えた人はナビゲーターと呼ばれ、お願いを叶えるための条件やルールを次の人に説明しなければならない。無事次の人の願いを叶えたら、それまでの期間のことはすべて忘れる。願いを叶えて貰ったことすらも忘れる。ナビゲーターは次の対象者が願いを叶える期限である一週間は限りなく影が薄い存在となり、願いを叶える対象者にしか認識して貰えない。
存在が薄い期間に悪い事したりグヘヘなことし放題出来るのでは?って汚れた脳内している自分は考えていたけど、きっとナビゲーターが持っているルールブックにそういうことも記載されているんだろう。おそらく禁止事項的な感じで。あとそういうことする人間は対象者には選ばれなさそう。ただこのシステムには他にも穴があって、4章ではそこが問題点にされていたりした。

どれもこれも優しくていい話で、読後は心地よく終われるけども、でも心には引っかからなかった。心に残るものが殆ど無かった。だからこの物語を読めたことに対しては良かったと思えても、すぐに次に行けてしまうような存在感の無さが物悲しい。もちろん、重苦しい話を求めていたわけではないしそういうのは提供されないとわかっていてプレイしたけれども、ただの『良い話』だけで終わってしまったのは残念。お願いのシステム自体は面白いと思うし、その期間あったことを忘れてしまう=無かったことになるという重みもあったけど、やはり幸福な物語ってだけで終わってしまうのが……あと登場人物を応援したいと思えるまで感情移入ができなかった、これに尽きる。例外は3章だったけれど、これは私が好きな題材(才能の壁に打ち崩される人)と全体的な物語の完成度が高かった。いや、どれも綺麗に上手く作ってはあるんだけど、3章以外は余り感情移入出来ない要素が幾つかあって……それは個別感想で語ろうと思う。

あとシステムは個人的にすっごい不便だった。プレイ続行不可なシステムってわけでは無いが、こちらに小気味よくストレスを与えてくれるシステムだった。
まず文字速度を一括表示に出来ない。自分は文字追い派の音声飛ばしな人間なので、最速にしても読むほうが早くてそこでいちいち読む作業を止められてしまって辛い。
あと音量の微調整が出来ない。自分はBGMをそこそこ下げてプレイする人間なのですが、最小にしてもそこそこでかい音が流れてそれも辛かった。細かく調整出来ると見せかけて、10段階ぐらいしかない。でもPCのマスタ音量を下げるのもなんだか負けた気がするので短い作品だしと思い最後まで音量とは戦い抜きました。BGMも良い曲たくさんあるんだけど、Keyで流れたような感じのBGMが泣き所で流れるのはちょっと気になった。
おまけシナリオも今作には関係のないキャラの物が含まれてて気持ちが濁った。

ちなみにリメイク版が出ていることにプレイしてから気づいた人間なので、上で密林地帯のリンクを貼ったとおりプレイしたのは旧作の方です。リメイク版は追加キャラも居たらしいけど、4人でコンパクトに纏まっていたのでこっちをプレイしていて良かったと思った。あと相性の関係で色々。


以下よりストーリー&キャラ感想。

・Story:01 のぞみ(椎名 希未)
お願いシステムをプレイヤーに説明するには丁度よい話だったとは思う。主人公がのぞみの話を信じないから説明に入るのも違和感が全く無かった。
しかしながらのぞみを心から応援したいとは自分は思えなかった。照れ屋で人の目を見られない、そんな自分を克服したいと思っているのは、がんばれとは思ったし、克服できると良いねとは思ったけど、それ以上に何故ここまでのぞみが人見知りが激しくなってしまったのか明かされることがなくて、のぞみに人見知りされた側の人間の気持ちを考えてしまうとのぞみを応援したい気持ちと相殺されてしまった。頑張って告白しても、持ってるもので顔を隠されるとか、顔も合わせて貰えないのかと思うと、やられた方は結構辛いのでは……しかものぞみに対して好意を持っていたのならなおさら。もちろん克服したいと思っていたのは良かったし、願い事で叶えてもらうのではなく自分で克服したいと思っていた心意気も良かったけれど。だからなおさら、どうしてのぞみがここまで極端な人見知りに至った理由が知りたかった。短い話だし敢えて明かさなかったのかもしれないけれど。
主人公のちょっとした悪戯心で二人が離れられなくなってしまうのはありがちな距離の縮め方でもあるんだけど、言い換えれば王道でそこは綺麗で違和感が無かった。あと欲を言うのなら、これはのぞみの為の話で、主人公の話って感じはしなかったのもちょっと物足りなかった。のぞみの克服のために主人公が配置されているだけのような気がして。最後に「のぞみを幸せにしてくれる人と出会えるように」と願う主人公は美しい感情でもあったし格好良くもあったし、それが幸せにしてくれる人=主人公だったっていうのもきれいな流れではあるんだけど、結局のぞみのためのパーツに過ぎなかったなと思ってしまうとやはり何処か物足りなかった。
のぞみのような子に過激な人間をあてても色々解決はしなさそうだから、なんだかんだ心優しい主人公が添えられたのは良かったんだけど……だけど、『それだけ』だったのかなと思ったのはこういうところにあったような気がする。

あ、今気づいたんだけど、のぞみという名前は「望み」=願いを掛けていたのか……。(節穴)


・Story:02 Sweet days, Sour days(高槻 あゆみ)
これも綺麗にまとまっては居たんだけど、のぞみルートよりも退屈だった。あとエロゲらしく朝に弱い主人公を起こしに来る勝ち気な幼馴染に思わず『うわ…』と思ってしまった。懐かしくもあったんだけど、のぞみもこういう昔からあるギャルゲのヒロインって感じだったので連続して来られてしまってかなり食傷気味だった。まあ終わった後は全員昔ながらのギャルゲのヒロインだったことに気付いたんですが。
ナビゲーターと対象者は知りもしない人だからこそ面白いのかなとこのルートをプレイした後に思った。幼馴染同士だったのである程度の信頼関係は出来ているし、もちろんその上でこういう状況下に置かれる様子を見守るのも面白い部分はあったんだけども、物足りなさの方が勝ってしまった。あと「素敵な恋がしたい」ってお願い事は、のぞみルートでのぞみが対象者だった時のナビゲーターの人が『そう願ったら自分で得た感情って気がしない』的な事を語っていたので、このルートで思いっきり願われて、どうしようもなくなった。のぞみルートのナビゲーターの人のシーンが中々胸に響いたのもあったので。
時間がループするという緊迫感も無かったし、緩い感じの二人がのほほんとエンディングを迎えてしまい、山も谷もあったけどピクニックに最適だったよね的な割と平坦な感じで終わってしまったのが引っかからなかった要因。別に断崖絶壁が欲しいわけでもないし、これはこれで良い温かい空気感であるとも思うんだけど、だからこそ意識に残る要素も無かった。

あとお菓子のくだりは唐突過ぎてあまり感情移入ができなかった。あれだけ向いてなければ諦めそうなものなのに、ああいうのも意固地に続けるのもギャルゲでありがちなヒロイン像の一つではあるんだけど、そういう所も合わなかった。それだけあゆみが自分の居場所を探していたと言われれば理解は出来るんだけども、応援したいという気持ちまでは到達しない。

色々言ったけど、一番引っかかったのはこの二人はお願いシステムが無くてもいずれくっついただろうなと察せられること。意味がないとまでは言わないが、悪い意味で何も残らない話だった。


・Story:03 センチメンタル・アマレット・ネガティブ(三重野 涼)
1章、2章と立て続けに引っかからなかったのでどうしたもんかと頭を抱え始めていた。三重野のキャラも最初は「またギャルゲヒロインかあ」とまあ当たり前の事を感じて居たんだけど、この短い話の中に上手く伏線や感情やその他色々を織り交ぜて感動させるシナリオだったのはとても胸に響いた。後半は思わず目頭が熱くなった。
このシナリオはこの主人公とヒロインがいてこそで、それが少し話したことのあるクラスメイトっていう、存在するかどうかすら危ういようなうっすい糸で繋がっていながらもこのお願いシステムでしっかり繋がる点が非常に良かった。あるかどうかわからない縁が何よりも強固になっていく過程にとても惹かれた。

自分は、越えられない才能の壁の前で挫折している人間が好きっていう、悪趣味と言われてもしゃあない趣味をしているんだけど、越えられないからこそバリバリ感情移入が出来るから好きなのである。人間生きていれば絶対に挫折と言うものは味わうものだし、そこで苦悩する感情こそ見えないものと戦う美しさみたいな物が感じ取れるからだ。だから、この短い話の中で『足が人よりも早かった』という馴染み深い設定を主人公に組み込まれていたのは感心したし、それがこの主人公らしい言葉で語られるのがたまらなかった。

「『クラスで一番足の速い、陸上部の高畑君』結局はそれが俺の全てだったんだ。
俺さ、将来陸上選手になりたいなんて、ただの一度も思ったことないんだぜ。ただ、人よりほんの少し足が速いってことで、皆からちやほやされたかったんだ」

この主人公はそのことを「ちっちゃい自分に気付いた」と称したんだけど、でも何かを好きになるスタートなんてそんなもんなんじゃないだろうか。それは全然小さくもなんともないことで、人に認められるから好きになる。認められたいから苦悩する。当たり前で格好悪くもなんともない。もちろん認められなくても好きなこともたくさんあるけど、それはまた別の話。
そしてこの話の良いところは主人公は既に願いを叶えて貰ったナビゲーター側だということ。誰よりも足が速くなることを願ったのかと思いきや、願いを叶えてもらっても惨めになるだけだと、結局別のことを願うことになる。それは自分の力で得なければ意味のないことだと主人公が知っていたのだろうし、自分の力で勝ち取りたいという矜持があったのだろう。それだけ主人公が走ることが好きだったという証明なような気がして、この主人公が自分の思いを吐露するシーンは苦しいのにとても心地が良かった。

そして主人公は『自分よりも願いを必要としている次の人間に回せ』と願った。選ばれたのは、既にその資格を失っていた三重野だったっていうのがもう。これも泣きゲにありがちな病気モノだと言われればそれまでなんだけど、綺麗に伏線が繋がっていくところは美しくて、そしてオチも安易なご都合主義に走らなかったところがとにかくもう美しい。これで三重野が生きていても良い話を見せてもらったという気持ちにはなったんだろうが、そうはならなかったからこそ重さが胸に響くし記憶に残った。お願いという奇跡のような力が確かにあるのに、それが叶わないところがどうしようもなくさせてくれる。
三重野も他人準拠で自分の意志を通せないところを悔いて居たんだけれど、それを自分が気になっていた人に叶えて貰えて、最後の最後でたくさんのワガママを叶えて貰って、それがまた主人公の力になる。演劇も魔法の鏡の話も伏線だとは分かるのだけど、それでもこの短い話の中で上手く完結させた所はお見事。靴紐が解ける→三重野が固く結ぶ、これが挫けた主人公の心を三重野が繋いだというささやかな暗示だったことに気づけた時は主人公と一緒に目頭が熱くなった。三重野が「たくさん走っても大丈夫だよ」と主人公の背中を押すのも、温かで優しい後押しだ。

最後に三重野が「よーい、どんっ」をするところも良かった。小学校を思い出した。きっとそれは主人公が走ることを好きになった年代なんだろうなと思って最後の最後まで胸が締め付けられた。


・Story:04 “Summer Holiday”(矢神 由梨子)
これまた上手く心に引っかからなかったのは、ネタが被ってるって点がある。主人公が自分は絵が上手いと思って美大に行ったら井の中の蛙だった事を知るのだけど、それは直前の3章で既にやられていたので「また?」と思ってしまった。でもこれは美大を卒業したシナリオライター殿の感情を落とし込んだのだろうとも感じたけど、でも上手く落とし込めていたようには感じなかった。これが順番が先だったらまた心に引っかかる部分もあったのだろうけど、3章は最初から最後までキレイな流れで完成度が高いので、どちらにせよ4章には不満を持った気が。

お願いシステムの欠陥を上手くついて、誰からも隔絶した世界を楽しんでいた気持ちはわからなくもない。触れなければ傷つくことはないが、触れなければ前に進まないのもまた事実で、由梨子との触れ合いで前に進み始めるのも感動的ではあったんだけど……これまた由梨子への感情移入が出来なかったのが。由梨子が何で挫折したのか、苦しんでいたのかが上手く理解出来なかった。両親との時間があまりなくて、やきもきした感情からお試しのお願いで「みんな居なくなれ」と願ったのか。目立ちたくないとかそういう気持ちからなのか。
たまたま『絵を描くこと』が共通していて、主人公が自分の感覚で由梨子の絵を見て「これは絵を描くのが好きな人の絵だ」と分かるのは、二人の感覚も気持ちも繋がったように思えて良かった。そこから二人の距離が近づいて行くのも良かったんだけど、由梨子は絵で挫折したわけじゃなさそうだし、どこにどう感情移入すれば良いのかがブレていた気がする。あと押しに弱そうで目立つことが嫌いな由梨子が最初何故あんなに主人公に強気に出たのもよくわからない。

そんなわけで題名であるサナララのネタばらしも上手く響かなかった。エメラルドグリーンがテーマに使われてるのはそういう意味だったんだ、と違う納得の仕方をしていたぐらいだ。

あとショタ同人を隠し持っていた点としては同じ二次元ショタコンの身としては親近感を湧くべきところなんだろうけど、単なるネタにされただけなのでなんともかんとも。あと好きしょネタがあったのでねこねこソフトと何か関係があったんだっけ?と調べたけど関係はなさそう。好きしょはショタゲーでもなかった気がする。でも好きしょタイトルを言いたくなるのは分かる、語感が良すぎる。


困ったように『ふぇ…』っていうギャルゲーキャラに久々に出会って懐かしい気持ちになった。ちなみにこれを乙女ゲー主人公でやられると怒髪天衝くんだけどギャルゲーだと好まないけど許せる不思議。
不満が残ってしまったけれど、優しい心地にさせてもらえる作品ではあるし、うめ先生によく似たキャラデザも可愛らしくて良かった。こういう言い方はアレかもしれないのだけど、一息つくにはジャストフィットな作品だった。
08 2018

華アワセ 蛟編 感想

自分はこの作品の初出から知っていたのでこうしてプレイしている今があることがちょっと不思議な感覚。それにしても蛟編の発売が2012年っすか、発売当初は蚊に誤読されていた頃とかがもはや懐かしい。蚊が日本人に馴染み深すぎる漢字なのが誤読の悲劇を招いた……。

そんなことはともかくとして、オッサレーな特別な雰囲気のあるゲームだなと触れる前は感じていたけど、触れてみたら意外にも王道を突っ走っていた。流れは少女漫画を読んでいるようだった。自分は乙女ゲーは少女漫画の延長線上にあると考えているので違和感は全く無かったんだけど、華アワセはもっと独特の雰囲気を持ったゲームだと思っていたので。主人公と言う特別な存在、入学後すぐに儀式でクラス決め、イケメンに注目されモブの女生徒たちにイジメられる……などなど。あともっと暗くてシリアスかと思っていたらそうでもなかった。暗くはあるんだけど、暗すぎないというか。
でも所々に華アワセらしい味がある。特に後半はズブズブになっていく所も面白く見れた。あと各所で言われているとおり性的なことにそこそこオープンだった。挿れてないからセーフ理論だったけど、描写としてはペッティング程度だった。発売当時の一般ゲーでのセックス許すまじだった自分なら気になっていただろうけど、でも性的な要素もちゃんとした話の主軸にされていたので今の自分はあまり気にはならなかったし、蛟辺りが性欲を持て余してるところを見たのは大変愉快だった。笑ってごめんよ蛟。
安直なエロ描写ではなく、処女を失ったら水妹としての資格も失う場合があるってことなので、敢えてそこを設定に埋め込んだのは上手いなと。エロ描写って言うよりは危機的状況で使われることが多かったので、設定的な意味合いのほうが強い印象だった。
スカートは捲られるし、おそらくいろは以外の全員におっぱい揉まれてた気が。でもみこと君のおっぱいは本当にでかいので揉みたくなる男性陣の気持ちはわからなくはない。あと乙女ゲーで女性のおっぱいがでかいことを強調されたゲームはなかなか見ないのでそういう意味では新鮮だったかもしれない。

シナリオが重厚というわけではないけれど、上手くポイントを抑えていて惹かれていく様子は短いながらも納得は出来た。これも主人公の誘い水という周りの男性陣を引き寄せる設定の一つではあるんだけど、それでなくとも、華園という特殊な環境に置かれた普通の感覚を持った主人公に男性陣が興味を惹かれたり癒やされたりするのは理解できる。そんな普通な主人公が特別な設定がわんさか詰め込まれていてもなんとか進んでいこうとする様子も素直に応援できた。
粗を探せばあるんだろうし、欲を言えば描写は足りないんだけど、1400円+税でここまで遊べるのはとてもお得。蛟編とついているけども、蛟以外のルートも色濃く描写されていてすぐに終わってしまうような簡単なBADENDに走らない所も好印象だった。そしてそんな破滅に向かっていく様子を楽しく眺めることが出来た。何より華遷というゲーム部分もしっかり作ってあって、単なるADVではないところが良かった。自分はADVは余りゲームだと思っていない人間なので、そういう意味で華アワセはしっかりゲームの部分もありADVでもあり乙女ゲーでもありムック本でもあるっていうお得過ぎる、とても根気の入ったゲーム。
分割商法でありながらも、それに甘んじない作りで『蛟編』だけでも一つの完成された作品だったことに非常に好印象を受けた。そしてそんな私にいろは最萌という現状が胸に突き刺さっている。発売当初よりいろは最萌の方の心中を大変お察ししたい。


・システムについて
花札を使った華遷というゲームはトランプのポーカーに近い……ような気がする。私は序盤、何故か自分が捨てた札は相手に取られる可能性があるって勝手に思っていたんだけどそんなことはなかった。脳内でこいこいと混ざってるし麻雀も混ざってた。こいこいと違って山札は敵味方別でした。あと菖蒲札に思いっきりビズログって入ってるのは滅茶苦茶笑った。
役は華アワセオリジナルの役もあるしこいこいの役もあったので、こいこいに慣れ親しんだ人なら少々有利に進められるかもしれない。私はこいこいが大好きなので猪鹿蝶が出来た時はとても嬉しかった。でも終盤にならないと手に入らない札があるので、こいこい好きとしては出したかった役が出せなくてちょっと残念。
華遷のゲームシステムはレベル上げ要素もあるしゲームとしても楽しいし、バグもなく、とても楽しく遊べた。花札も好きだしカードゲーム好きだしレベル上げも好きな自分はいろはに1ターンキルかまして高笑いしてました。
ちなみに普通のADV部分の機能も問題なし。欲を言えば選択肢が多いのでジャンプ機能が欲しかった。でもここまで遊べたなら不満は一切ない。

・グラフィックについて
枚数はかなり多く、気合が入っていた。攻略対象が出てこないスチルもたくさん出てきて、まさか主人公が女の子に殴られてるシーンがスチルで出て来るとは思わなかった。立ち絵と別人になってることも多かったけど、骨格等が崩れてるわけではないので自分はあまり気にならなかった。あと自分は由良氏の絵が好きなので見れて嬉しかったが、個性的な絵柄なので気になる人は気になるだろうなと。
ちなみにハイパーおしゃれなOPがすごく好きで、毎回飛ばさずに見ていた。


以下よりキャラ感想。蛟編で何故他のルートもあるのかと思ったら、蛟以外は全部横恋慕ルートで爽快感を感じるぐらい清々しい。到底叶わない人を思い続ける登場人物たちの苦悩は涎がダバダバ出るほど美味しかった。

・蛟
蛟編のパッケージがアダルトっぽいから、唐紅みたいな性格だと勝手に思っていたんだけど真反対だった。とても堅物だった。
堅物で抑圧された人間が恋を知り愛を知り、己の欲望と苦悩するシーンは何度と無く見てきたので新鮮さはないけど、長くないこの作品でちゃんと心の機微に納得が出来る描写だったのは嬉しかった。正し蛟家の謎については余り惹かれなかったし、後半ルートに入って謎がバレても余り興味をそそられなかった。多分、苦悩している蛟の様子を眺めているだけで満足してしまったし、後半になって唐突に蛟の謎に突入していくのにちょっとついて行けなかったんだろうと。突拍子もなさを感じるほどでも無かったのだけど、蛟がハアハア言ってるところがそれ以上に面白すぎた。それと、明らかに危険だと分かっているのにガバガバセキュリティの学園についても白けてしまった。というわけで登場人物たちの苦悩のほうが楽しかった。
ちなみに眼帯についての設定は私が望月姓なせいか、望月望月言われまくってそっちが気になって余りシナリオに身が入らない悲しき事態に。ただ、『ツキの半身』が蛟ルートでも上手く使われていたのは感心した。今回のツキの半身はまごうこと無く蛟だった。
あ、一番のハアハアシーンであろう、足を舐め舐めするシーンは、挿れられない性欲を抑えるためにこんな変化球を投げてくるのか……と、ただただ笑った。大丈夫か蛟、とりあえず落ち着け深呼吸しろ。多分知識としては知ってるんだろうけど、全くそういうことに興味も無く過ごしてきたのに、主人公の存在+誘い水というおまけつきに、蛟家の血の設定も合わさって、箍がぶっ壊れてしまったのかな。でもどうしたらいいかわからずに足を舐め舐めしたのかもしれない。蛟さんそりゃもう前戯ですやん、と思いながら見ていたけど蛟に全くそういう意識が無く、正当な理由で行われている行為だと思いこんでいる所も可愛らし…いか?
ちなみに蛟が一人ベッドの上で主人公を思い悶えているシーンは、あーついに自慰に到達したかーと思いながら見ていたら(片手が下腹部に行ってるっぽいし)、差分で両手で目を覆いだして「自家発電した後に!?」とアレが自慰シーンだったのか気になって気になって夜もよく眠れる。


・姫空木
ヤンデレは嫌いじゃないしむしろ好きな方なんだけど、姫空木はあんまり引っかからなかった。描写が軽すぎるというわけでもないけれど、おそらく姫空木が主人公に惹かれる過程が描かれて居なかったからだろう。ルートに入る頃には既に姫空木は主人公に惹かれていて、そこから主人公の一挙手一投足に一喜一憂する姿が物悲しくはあったけれど。主人公が蛟を思っているのを知っていながら、蛟が存在しない思い出を作ろうとする姫空木は不憫。そしてその思い出の場所に蛟を連れてくるラストがあるのが痛々しくてとっても良かった。あそこで絶望する姫空木の激情は胸に響いた。眠っている主人公にキスをする姫空木では主人公は目覚めず、蛟のキスで目覚めるのも対比が皮肉。でも一番胸に響いたのは、ルートに入る時に主人公が無意識で消去法で姫空木を選ぶのを「うまい消去法だ」って皮肉めいて笑うのがグッサリ来た。主人公に全く悪気が無いところも合わさって綺麗にスッパリ切られた傷口のよう。とても滲みる。
あと名前の通り、姫と自分では思っていたみたいだけど、そんな姫って感じはしなかった。でも病んで主人公を人形みたいにしたのは、お姫様のお人形ごっこのようで奇妙さがしっくり来たし、姫だからこそキスで主人公は目覚めない。


・唐紅
華アワセを過激にした半分ぐらいは唐紅パイセンのおかげです。
でも処女だのなんだの言っておきながら、唐紅は前戯だけで水妹の条件を喪失させたことは無いっぽいのでその辺のルールはちゃんと守ってる。唐紅のような奴が遊びでも毎回挿れずに済ませてるってかなり強靭な精神をお持ちなのでは?まあ水妹じゃない人で挿れてるんだろうが。でも無法地帯な用に見えてヤリたい放題でないのはちゃんと理性が効いている証拠。そんで主人公の事を本気で好きになってしまう過程も感情移入出来たし、そんな主人公に「突っ込みてえ!」っていう愛の告白は笑ったと同時にこれほど唐紅らしい告白はないなと思えて一気に好きになってしまった。意思も、行動もハッキリしているし、パイセンが居なくちゃ蛟と主人公が近づくのはもっと時間が掛かったと思うので、二人はもっと唐紅に感謝……はしなくてもいいか。
主人公の蛟への思いが変わらずに、はっきりとした対応を取ったことで唐紅が本気になってしまって拗れて行く。主人公が汚されてしまうと思った蛟が病んでいくのも良かったけど、もう蛟が元に戻れないと悟った唐紅が、おそらく蛟の残っているか残っていないかわからない理性に対して「男見せろよ、蛟…」と全く茶化さずに喧嘩を売るのが無茶苦茶ぐっと来た。それまで『童貞』だの『蛟だってブチ込みたくてうずうずだ』とか煽ってたのに、ここでガチンコ勝負を仕掛けるところが格好いいと評さざるをえない。
あと唐紅は水妹と遊んでは居たけども、ある程度の信頼関係は保っていたんだろうなと。最後に蛟側についたところで唐紅の側にたくさんの水妹が倒れているスチルは強烈な印象に残った。だらしがないけど割り切っている良い関係性だったんだろう。命を賭して唐紅を支えたいと思えるほどの。唐紅の力に耐えられる水妹が居ないから複数の水妹が交代で担当しているとのことだったけども、その水妹達が唐紅の危機的状況を心から支えようと思ったんだろうなと、歪なようで居てどこまでも真っ直ぐな唐紅だった。あっぱれ。


・いろは
プレイ前の華アワセの知識では、なんか完結編だけ長い間出てないみたいっていうぼんやりとした意識でいたのに、その出てない人が最萌になってしまうとは思いもしませんでした。はい。助けてくれ公式さん、いろはと望月(私)を救ってくれ。
いろはは感情表現が乏しいから、ちょっと出る程度の感情が濃密で濃厚なように感じられる。甘いものが好きっていう設定も小刻みに上手く使われていて非常に萌えた。無機質なように感じられる中で、時折感じる人間臭さが可愛らしい。やはり乙女ゲーはギャップ萌えの旨味が半端ないなと思えたキャラクターでもあった。ラストで主人公があげたりんごチップスをちまちま食べていたっていうのが明かされるところで私は倒れた。
でも感情が乏しいようでいて、だからこそ分かりやすい。ちょっとの変化に気づきやすい。蛟が敵側だと断定するのも主人公を思っているのもあるけど、嫉妬から来てるのがまた美味しい。そこで蛟が自分が死んでも主人公への思いは消せないと断言することで、結局いろはも『蛟編』というこの世界に敗北する。立場的には有利なのに、負けた悔しさで当たり散らすかのように蛟を殴る蹴るの暴行するのがいろはの敗北感が強烈で良かった。これは先生も指摘していたけれど。
ループしてるっぽいし無意識下で主人公を思っているっぽいし、謎が多いけれど、おそらく主人公のことを一番に考えているんだろうなと察せられるので……何より主人公を一番に考えているキャラに私は猛烈に弱い。主人公が地球の中心だと思っている人間に弱い。
自分を選ばないと悟っていてそれでも一時の選択でも自分を選んでくれた嬉しさに気付いているのか、居ないのか。ラストでいろはの歪みから追い詰められて、そのことに全く気づかなかったところを見るに、無意識的に選択していたのだろうか。どうしようもなくなって主人公にも死を強要するのがそれでも自分を選んで欲しいといういろはの不器用な願いのように感じられた。そんで感情の乏しかったいろはが泣きながら自分だけ死を迎えるのが、それがまた、いろはの主人公への思いを感じられるようで悲しいけれどとても心地が良かった。

いろは「望月が血を流している。これは、もっとも選んではいけない運命だった。だが、もう…止めることは出来ない」

私のことか?


・百歳
中の人の若干無理したカマ演技が途中から心地よくなってしまった。私は若い女性のビジュアルに男の声が流れるのが好きみたいだ。男性声優を起用したのは理由があるんでしょうが。なんとなく本気で主人公のこと好きっぽいけど、最後までサポート役に回っていたのは好印象だった。


・斧定九郎
実は敵側に100万ペソ。それはそうと白パンツってそんなにおこちゃまなんだろうか、パンツは色じゃない形だ。先生は全然わかってない。
あと今回花札を調べてて知ったんだけど柳に蛙の札の人は斧定九郎っていう歌舞伎に登場する人だったこともあったと知って感心した。名字があるのもそういうことだったのかと。


・みこと(主人公)
意志が弱いように見えて強い。だが乙女ゲー主人公らしく鈍感で、その鈍感さが周りを歪ませていたのは不運。鈍感なだけでこんなに人が歪むのは彼女だけのせいでもないような気がする。
頑張ろうと努力する様子は見られたし、自分の弱さを改める意志の強さも持っていた。そしてなにより最後まで蛟を思い続けて、ハッキリとした対応を取る。しかしどうしても周りごと歪んでいく。泉姫としての素質、誘い水、いろんな要素が重なって周りを巻き込んでしまうのが不運だったとしか。あと色んな人におっぱい勝手に揉まれたり股に手突っ込まれそうになったりしてそういう意味でも可哀想だった。女の子にはもっと優しくしなさい君たち。


洗脳や催眠描写もあったけど大体叩けば治ってたのは笑った。そんな感じでご都合主義的な展開もあったのだけど、そこで不満を感じることは殆どなかった。微々たるもんだったからだと。あと一人の女の子に狂わされていく男たちの物語って感じがしてよかった。これの主人公はもしかして男性陣のほうなのでは。
前述したけど、エロは危惧してたほどエロくはなかった。挿れてないからダイジョーブだって唐紅パイセンも言ってた。あと男性陣のほうが喘いでた気がする色んな意味で。

終盤怒涛の『望月』単語ラッシュに、望月姓としてはドギマギしっぱなしだった。作中では満月という意味で使われるけど、そういう時は自分は『ぼうげつ』って読むようにしていたんだけど、音声ではしっかり『もちづき』と呼ばれるから呼ばれる度に自分を呼ばれてるようなでも美味しいような、不思議な心地だったという、どうでも良い話でした。ちなみにもちろん本名じゃないですが、由来はモチカリこと望月花梨先生。

これは完全な余談だけど、自分はカードゲームやボードゲームが大好きな人間なので、プレイ中どうしてもこいこいがやりたくなって無料のアプリ落とした後に、麻雀もやりたくなってアプリを落とし、今はポーカーがやりたくなって居る。そのうちソリティアとかやりだしそう。あとガネクレFDのペグソリティアで本編そっちのけでカンストするぐらい遊び倒してたのを思い出した。
花札はこいこいのルールが好きなのもあるのだけど、それ以上に花札の絵柄が完成されすぎたデザインで大好き。雷札(と勝手に私が呼んでいる)が柳で取れることを知った時のあの衝撃。幼心に「柳要素が何処にもない」と思ったのを思い出したけど、今になってアレがカス札と知って二度目の衝撃を受けている。全然カスっぽくないんですが……。
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