全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

26 2010

亜沙斗ルート クリア

なんとまあ、混沌としたゲームであることは確かだった。


まだ亜沙斗ルートしかクリアはしていないが、中身は薄いです。カルピスの原液を一年間で薄めた感じがする、味が見当たらない。
もともとこのラスエスのゲームシステム自体が中身を邪魔しているな、と思っていた私は、カッツェでそれが払拭されていることを期待していたのだが、前々作と似たような感じになってしまったのが否めない。初代よりは面倒な宝くじシステム(あれはもはや苦行)が緩和され、前より進めやすくなった。しかしカレンダーを信じられない速度で歩く主人公が健在だとは……◯ボタンで早くなる機能が追加されただけでもまだマシなのかもしれない。

そんでもって亜沙斗自身、真面目なのか不真面目なのかよく分からなかった。おちゃめな感じはかわいいなとは思うが、思うだけでそれどまり。好きになる過程もほぼ無い……ある意味現実的かもしれないが二次元なんだからもっと劇的なイベントがあっても良かったと思う、店長ぐらいに。
亜沙斗はバンドに所属していてボーカルをやっているという設定なのだが、そのバンドの描写も亜沙斗伝いにしか聞けない。その上ボーカルであるはずなのに歌がそれほど上手くない、しかし本人はそれまで客は顔ではなく曲でキャーキャー言われていると思っていたもんだから、こちらも度肝を抜かれた。亜沙斗のバンド活動は綺麗なジャイアンリサイタルだったということなのか。

誕生日イベントCGには何故かオムライス必須。ホストクラブまでオムライス持ち運んだ主人公は勇者(まあ初代は自分で描いた絵画とか持ち込んでたけど)。その上に文字描いて!というイベントもあるのだが、あってもなくても変わらない気がする誕生日イベントだった。
細切れとしたイベントに混じって突如スチルとか表示されたりしたが、もっと盛り上がる話ならば良かったなと感じる。いきなり風邪を引いたとメールされ、おかゆを口に突っ込んだと思えば、すぐにイベントが終了している。責めておかゆを全部口に含ませるところまで見せてくれと思った。これは一体どうしたものか。

極めつけに凄かったのが、ついにメジャーデビューすることになったら、ホストだったということが週刊誌にバレて大騒ぎだということ。もちろんこちらとしては、事務所に言ってなかったんすか!と叫ぶしか無い。そんでもって、できるだけ変装して俺の部屋来て!なんて言われたらもう扉ごとブッとばすしか選択肢はない。張り込みという言葉はどこへ飛んでいった。
主人公も主人公で亜沙斗の部屋に到着後、「写真撮られて追いかけられた!」とか抜かすもんだから仰天。そこで見た週刊誌にはホストである亜沙斗に悪意のある記事が書かれており、主人公憤慨、凹む亜沙斗を叱責。こうなることぐらい予測がついたろうに、という台詞はもはや問題外である。
蚊帳の外へ追い出された気分の自分はなんのその、ちょっとだけ甘えさせて欲しいと押し倒される。外に記者がいるとか話してたのが数分前だったというのを忘れるほどの熱いバトルだったと思っている。もうここまでされるとアレだ、カーテンを開けると良い、全開で開戦だ!
次の日、普通にカーテン開けて一緒に風呂入るという会話をしているもんだから、ある意味亜沙斗は大物になれる、海老蔵ぐらいになれる。

それから来たテレビのインタビューもさらりとかわす亜沙斗。もはや王者の貫禄。
有名になった亜沙斗は人気が出て忙しいけど、隠れたところで主人公とイチャイチャしちゃうぜ的な感じでエンディング。

ホストはやめないんすか!


ここまでされると流石に良いところを探すのが難しいが、良かったところと悪かったところが混在している点がある。それは亜沙斗が性的な意味で純粋だということと、主人公が性的な意味でお股パカーン準備万端なところである。まあ、主人公もいつもそういうことを考えているわけではないのだが、夜遅くになって準備が整うと相手と合戦を開始するのかと思い始める。一度亜沙斗にそういうことを尋ねる機会があったのだか(プレイヤーに許可も無く)、亜沙斗が「そういうことは好きな人としかしない」ときっぱり答えられたので主人公はTHE沈黙ですよ。むしろ感動を覚えた。
かといえ主人公、唇についた雪をぬぐう隙にキスされただけで尋常じゃない怒り方をしていたのでどっちなのか良く分からない。
下はいいけど上はダメなのか?これが好みの年齢層の話ならまだよかった。


あとは酒の話がたくさん出てきて、よく亜沙斗やつばさなんかは酔ってる状態が出てきてそこは普通のゲームに無い場面で面白かったです。ただ自分、酒は好きだけれども弱いので、話を聞くだけでも酔って便器に顔を突っ込んだ時のことを思い出して一人気持ち悪くなりました。酔ってヘロヘロになるより先に便器に顔を突っ込むタイプなので。


初代のラスエスシステムを払拭し、内容が濃くなることを期待していた自分としては、少々驚いた。ある意味予想の範疇ではあったのだけれど、しかしまあ……なんというか店長セクハラメールすごいっす。

一方で金色のコルダ3が発送されましたが、次につばさを攻略するまではラスエスで遊びたいと思う。本当は店長に全身粉々に砕けるまで特攻したいのだが、そこはぐっと抑えて次はつばさを狙うことにした。
金コル3もある意味、爆発するんじゃないか不安になるぐらいの攻略人数で応戦してきましたが、やっぱりコルダのゲームシステムが好きなので購入しました。そう思うと、ラスエスもゲームシステムを好きになればより面白くなるのだと思う。
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