全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

03 2010

公瑾ルート クリア

元の世界に帰りたいでござる。
一度だけでいい、主人公からそんな台詞を聞いてみたかった。


ぶっちゃけると公瑾は、もしかしたら私の好みのタイプ(※SもMも出来る愛あるドS)であるかと思っていたのだが、至って良い人だった。腹黒な部分は見受けられるもそれは大切な人のためであって、本当に大切な人の前ではストレートに感情を現わにするなんとも良い人だった。
私の汚さだけが露呈した形となった。

とはいえ公瑾、やたらと「夜中に女が出歩くな」という言葉を言ってくる。言っていることはご尤もであるし、何度注意しても右から左へすり抜ける主人公が聞いてくれるはずも無く、なんども言ってしまうはめになる事はわかるのだが。そう何度も言われると、おぬしがそのようなことを考えているのではなかろうか、とか考えて一人でニヤニヤしてましたが、本気で心配されていたっぽくてまたもや自分の汚さだけが顕著になって終了した。


そんでもって孫呉と同盟を組んだあとは、そのまま公瑾についていくことになり、戻る機会を度々失って帰れなくなった……ということだった。帰る機会がなさそうな感じはしなかったのだが(本気で蜀軍に戻ろうと思えば戻れそう)、見知らぬ土地で無茶出来る方がどうかと思うのでなかなかに良い流れだなと思った。
まあ乙女ゲーというのは大抵男の古傷を癒すことに成功するお話、と言っても過言ではないので、公瑾ルートも何とかして公瑾の古傷を癒す旅に出かけることとなった。
ここで古傷を癒すふりして傷口に塩をぐりぐりねじ込む、サブマリン投法で塩を投げつけるなどの行動をする主人公、またはサブキャラもいるが、恋戦記の主人公はきちんと癒してくれていたので良かった。

公瑾は大事な友人である仲謀の兄・伯符と喧嘩別れをしてしまい、謝ることが出来ずに伯符が戦死したことをずっと悔やんでいた。そのためなんとかして仲謀を、孫呉が天下統一を、と目指していたのでした。それがすこしずつ明らかになっていったり、本のせいで思いもよらず一緒に過去に飛んでしまったりして、過去が暴かれ距離が縮まっていったのは面白かった。
未来予知が出来る本を持っているのに上手く伝えられず、公瑾に命の危機を知らせることが上手く出来ずに矢に射たれてしまいピンチとなる部分も面白かった。床に臥す公瑾が妙に色っぽくて思わず両手の拳を握りまくったのは言うまでもない。
何とか回復し(何で回復したのか今でも分からないが)、公瑾の得意な琵琶を弾いてもらうシーンもあった。雑談しながらだったので、主人公が玄徳の話をしたところ、公瑾の琵琶の音が、琵琶を叩きつけたみたいな音が出てて萌と笑いが巻き起こった。恋戦記はこういうほのかな日常の会話に萌や面白さがあるのかもしれない。

しかし最後に問題が起き、玄徳と尚香の婚約が行われることになったが、実はそれは公瑾が仕組んだ罠で玄徳を潰そうという計画の一つだった。恐らくここででた尚香の偽物が隠しキャラ?だと思うが声を聞いて、境遇を思いながら(隠密?)、仁義の京吾をふと思い出した。黒そうなキャラだったが、是非彼が愛あるドSであることを切に願う。
公瑾の説得に向かった主人公だが、ここで公瑾を縄で縛るとかそういうことはせず(そういうことを考えるのは私だけでいい)、自分の気持ちを正直に語ることで説得したシーンは、状況的には少々物足りないながらも、まっすぐだなあと思わせられた。公瑾も主人公を切るに切れない処まで気持ちが来ており、「もっと早いうちに追い出しておけばよかった」的な事を漏らした時はぐっと来た。その後、やはり矢傷が治りきっていなかった公瑾が倒れ、病床で主人公に本音を語るシーンは正しく公瑾の本質に触れた感じがしてとても良い話だった。

その後、蜀軍に帰る事になっていたのだが、現代にも帰れることになり、どうする?という状況に。ここまで来て、家族が待ってるんで帰るっす!という激アツな展開になっても困るが、やはりもう少し悩んで欲しいとは思う。どうしてか乙女ゲーの主人公って家族を蔑ろにしすぎていると思う、UTMだとか。
翼徳ルートでもそうであったが、絶対にどちらかしか選べない二者択一なところがトリップ物の美味しい部分だと思っている当方としては、ここであと少しでも悩んでくれたなら盛り上がれたのにと思う。

そんな感じで超高速で公瑾を選んだ主人公ですが(悩んでは欲しかったが答えには異論はない)、最後までどう見ても6歳児ぐらいにしか見えない小喬を公瑾の婚約者と決め込んで居たところに腹を抱えずにはいられなかった。好きな人をロリコン野郎だと決め込む主人公もなかなか居ない、すごい。そんな小喬にんなわけないだろ!と後押しされて、ハッピーエンド。
伯符にもロリコン疑惑大浮上でしたが、誤解らしかったです。ロリコンだったらどうしようかと思った。それはそれでも私としてはなによりも白熱した展開になっただろう。


エピローグはなんか祝言?のような感じになっていた。玄徳と尚香か、主人公と公瑾のかはわからない。恐らく後者だろうが。
からかわれて狼狽える公瑾は萌半分笑顔半分だった。良いものを見せていただいたと思う。



今回もこちらに残ることに即断でしたが、こういう主人公なのだと思えば次に進めると感じた。なにより話はまとまっているし、終わり方には少々難あるものの(その後に孟徳が攻めて来たらどうするのかとか)、区切り方としては良いかなと思えた。翼徳ルートではすでに主人公が、この地に骨を埋める所存!であったので、公瑾ルートでは普通のEDっぽくて良かった。

次はまた別の軍、魏軍の文若を狙いたいと思う。こういうキツキツしたタイプを連続して味わうのも勿体無い気もするが、それぞれの軍の事情と味を知りたいので特攻する。愛あるドSであることを期待して。



以下からは拍手お返事です。ありがとうございます!
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●明紅さん
初めまして、望月と申します。よろしくお願いします!
文章、面白いといってくださりありがたいです。無意味に下ネタ等を挟んで長ったらしい文章となっておりますが、楽しんでいただけたなら幸いです。
お暇な時にでも、また遊びに来てくださると嬉しいです。それでは!
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