全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

09 2010

文若、子龍、隠しルート クリア

先日の東京旅行では、ホテルで足を攣って帰ってきた。
横浜で冥加がここにいたらどうなっただろうか、と妄想して満喫していたところ、飛行機に間に合わなくなりそうな時間になったため必死に走り足を酷使した。
飛行機はなんとか間に合ったが、汗だくになりながら帰還した。

東京は魔都だと思った。
あと、あれ食べたいなーと思ったものが思い切り道産物で、自分が道産子であることを改めて理解しました。
ラーメンはちぢれ麺、譲れない思い。



以下からは恋戦記感想。
東京で必死になって恋戦記特典を探したがが一つも引っかからなかった。さすが、と思った。薄い本を買いたいです。


●文若ルート
悔しいくらいよく纏まったルートだった。
最初から主人公のことをよく疑いまくる気持ちもよく分かるし、認めたくないながらもすこしずつ心を開いていく様子は自然な流れで良かったと思う。
私が個人的に特に良かった、というのは文若が国を思い自分の中でこれだけは譲れない、というものを持っていたからだろうか。それが孟徳に背いたとしても、自分の命を捨てたとしても、というのが男気があってひたすらカッコ良いと思わせてくれた。私としては下ネタを挟めず大変残念ではあるが、それと同時に自分のそういう汚れた部分が浄化された感じなのが逆に良かった。下ネタを捻り込む隙もない、と言いますか。
まあそんなことはカスほどもどうでもいいことなのですが(ゴミ箱に捨てて削除を二回かけた)、孟徳と仲違いになっていく雰囲気の中で、文若に「孟徳に反逆を起こす」という書が届く。孟徳に反逆する気はサラサラ無いながらも、この情報を孟徳に教えるか否かで迷う文若。教えられないという気持ちもわかるし、教しえたいという気持ちもよくわかって、上手く言えないが、ジリジリとした感じの気持ちがよくわかった。
悩んで悩んで悩んだ末、孟徳に知らせ反逆は失敗するが、書の主の事は言いたくないと最後まで言わない処もよかった(孟徳を殺すことが本当の目的ではない。書の主が本当に目的とするところは文若もよく理解出来るから、ということ)。ただ国を変えるには孟徳も必要だと伝えて。

最後の最後、主人公が文若が好きだと気づくが、帰ることに決める。やることが全部終わった、文若を助けられただけでも来た意味はあったと、多少あっさりではあったが良い流れだった。
そして文若の懇願、側にいて欲しいと言われて主人公は困る。困るけど帰りたくなくなる、と漏らす主人公も良かった。良かったところばかりだ!

エピローグは魏軍の明るい未来を垣間見えるような感じであった。
魏軍の将来への安定感が他軍に比べて抜群すぎる。

と言った感じで私にしては恐ろしく褒めちぎっているが(なにより下ネタが挟めないのが逆に病気なのではないかと自分で心配になる)、盛り上がりに欠ける、というのは一つあった。だがそれが無いからこその安定感、文若の迷い、信念などが描ききれたのではないかとも思う。

あと過去に飛ばされた時、状況を飲み込めない文若が時代と合致しないことを言いまくり、怪しまれたが、主人公がとっさに「頭が混乱してしまう病気」と文若を紹介していて笑った。戻ってきたときの元譲とのやりとりも秀逸だった。

色んな意味で、もうなんもいえねえ、そんなルートだった。(涙をタオルでぬぐいながら)


●子龍ルート
文若と同じくまとまりがあるルートではあったが、好きになるというのが少々わかりにくい部分もあった。
水浴び→たまたま覗いてしまうというお決まりのシーンもあって照れる子龍は面白かったのだが、それがきっかけで意識するというのも薄かった印象を受ける。ただ過去に飛ばされて二人で行動していくうちに近くなっていった、というのが他ルートでもそうだったのが少し残念(文若ルートもそうではあったのだが)。
孔明の罠に引っ掛り孔明に嫉妬するシーンもある意味楽しくはあったのだが、最後のあたりで追いつめられてどうにもならなくなったとき、「貴方のためなら命も惜しくない」と言われたことが逆にいつの間にそこまで気持ちが上り詰めた?と思ってしまった。主人公がそこまで重要になったか?といえばそうでもないような気がするし、早急すぎる印象を受けた。

ただ、最後、急にクリックできなくなって「ここで固まるのかこのパソコン!空気読みすぎて泣ける!」と思ったらいつの間にかムービーに入っていてビックリ。画面は同じで同じでありながら、エンディングに入るタイミングと演出がなんとも言えず秀逸であった。
別に大した凝っているわけでもないとは思うが、さり気ない工夫の仕方がずんと心にひびくものであった。

それだけにエピローグでスピード回復して戻ってきたのが残念。
エンディングでは、もう戻ってこれないかもしれない……!って所なのに、エピローグでは速攻で立ち絵が表示されてて感動が空中浮遊。最後は結婚してくれとプロポーズされ、子龍の子を産んで生涯を共にしていただきたいと申される。

子龍の早漏疑惑に心熱くしながらも(下ネタを挟めた!殴って!)、呆気にとられる私をよそにキスをブチかます子龍。槍の防御付きという素晴らしいスチルだった。もちろんのこと、プロポーズを受け結婚成立でござった。
最終的には立派にキーボードに顔面を打ち付けることが出来たルートだった。いやしかし、それだけに惜しい。何かが惜しいルートであった。

もっとこう、なんだろう、早漏は治しておこう。


●隠し(早安)ルート
感情を廃した隠密キャラ、というのはなんだか何番煎じではあるが、UTMのように感情はないのはおかしい!もっと感情をもつべき!というゴリ押しっぷりは無かったのは良かったと思う。それに近しいものはあったが、主人公がきちんと早安がどうしてこのようになってしまったか、を考え知ることが出来たのでそこはよかった。
ただ早安の傷を癒した感じではあったが、主人公がどうして早安の傷を癒せたかは、早安自身が「人殺しを当然」とおもいつつも「人殺しはしたくない」という気持ちがあったからこそだと思う。それがなければ早安自身が主人公に惹かれないと思うし、隠密を辞められないとも思った。
それが故、呉軍のためを思いつつも早安を利用した公瑾に涙がちょちょぎれる思いなのである。どの面下げて自分のルートでキスをぶちかましてるんですかと。最終的には公瑾がやろうとしていた結婚詐欺がバレ、公瑾は牢屋にぶち込まれることとなる。ここで胸熱くなったのは言うまでもない(一緒に牢屋にぶち込まれたい)。
早安自身は、公瑾は唯一早安を早安として扱ってくれた人間らしいので「軍のためを思っている行動」とフォローしてくれたが、私には逆効果過ぎた。本当に早安として扱ってくれるなら『妾の子で顔が似ているから尚香の真似をさせる』という行動にはでないだろう。ただ今までの周りの人間の扱いよりも、多少は公瑾が早安として扱ってくれることが多かっただけなのではないか?と感じる。
ただ軍のためを思う公瑾自身は理解できる。描かれなかっただけでもしかしたら文若も似たようなことをしているのかもしれない。ただここまで悪役だと琵琶をたたき割ってやりたくなる気持ちも否定し切れない。

そんなわけで公瑾からある意味開放された早安は、呉軍を離れることを決意する。そのために主人公と一緒に生きていきたいという流れは早急ながらも「隠しだから」という理由で妥協することができた。

エピローグでは二人でぼろ屋で暮らしながら、今までの経験と知識を生かし、医者(薬剤師)的なことをしていた。今までの真逆なことをしているのを見る限り、本当に根はやさしくて良い人なのだと思うと、公瑾てめえこの野郎、なのである。
今のぼろ屋のままだと子どもができたら困るから、新しい家を立てようという会話をしていた。

何も言えない。



というわけで突っ込みどころが無かった(=下ネタを挟めなかった)文若ルート、色んな意味で早漏すぎた子龍ルート、公瑾さんまじぱねえっすだった隠しルート、流れは似ていながらもそれぞれ味があって面白かった。
特に文若ルートは、公瑾とにたようなキャラだと思っていたのだが全然そんなことはなく、私としては久しぶりに予想以上の物を頂けた良いルートだった。(※後白河とか高坂先生とかそういう予想以上ではない)


次はノーマルルートか雲長ルートあたりを狙いたい。
ちなみに現時点で一番好きなのは孔明師匠なのが自分でびっくり。
孟徳がヤンデレっぽいらしいので、ヤンデレ好きな私としては期待するところです。愛あるドS、愛あるヤンデレだと良いな。逆っぽいまっすぐな玄徳ルートにも期待。
恋戦記は何故か期待せずには居れない。
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