全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

08 2010

孟徳ルート クリア

孟徳ルートはなんというかその、立場的な意味でも女的な意味でも心中穏やかになれる時がないルートだった。それがED後であったとしても。しかし孟徳から女を引いたらただの格好良い人になってしまう、個人的にそれは許されない。


孟徳は最初から捕虜だとは思えないほどの好待遇なのだが、軍師としての才能があるからと速攻で軍に誘われたりしておったまげた。可愛い、と言っていたあたり孟徳も女子高生の生足がとか、そういうことを頭が過ぎった。
しかし、流石は丞相というべきか、主人公の盲点と言うか、痛いところをビシバシつついてくる。好待遇に慣れきった主人公が「公玉さんは?」と尋ねてしまい、なんやかんやで捕虜の命と交換で本を奪われてしまう。
しかしその後、何事もなかったかのように茶をしばいていておったまげる。これが孟徳の作戦とかだったらいいんですが、どうやらマジっぽいのでひたすら丞相すげえっす、という尊敬の念がたまらない。
だが本の中身を聞かれ困った主人公が、日本の昔話をするが、桃太郎の桃の大きさを長江の半分、と言って再びおったまげる。しかし確実に嘘だと分かっているのに突っ込まない孟徳、頼むから長江の半分はウルトラマンぐらいしか居ないって突っ込んで!

その後は一緒に買物行って、アクセサリーを買ってもらったりとちやほやされまくり。孟徳め、そんなに女子高生が好きか!その後も宴の席でわざわざ孟徳の隣に呼ばれ、あーんとかやってもらったりするのである。
このままおさわりパブみたいな事にならないか不安を覚えつつも、主人公は魏軍で軍師としてやっていくことになる。
赤壁の戦いでは他軍から来た軍師とあってか、策が通らず赤壁は史実通り魏軍の敗退で終わる。逃げる最中の玄徳とのやりとりが面白い。孟徳さん、ちゃっかり主人公の腰に手を回しすっかり悪代官の顔をしているスチルを拝むことが出来て最高にテンションが上がった。

その後は流れ通り過去へ飛び、黄巾党の反乱を成功させるために奔走することとなる。ちゃっかり主人公のことを奥さんとか言ってるのを見てると言いようの無い気持ちになる。他キャラなら、なんとしても別部屋!という人も居たが孟徳だと一緒の寝台、とか言われる。このままだといつの間にかケツとか触られてそうだ。

そんな若くてピチピチの女子高生が大好きな孟徳さん、夜中へどこへいくのやら後をつけてみると期待を裏切らず夜の街へ。女性の胸の谷間を確認した主人公は、これ以上のぞきはいけないと部屋へ戻るがショックを受けたご様子。私もびっくりした(下ネタメータは急上昇)。
主人公はそこで「あんなところに行くぐらいだから元気だよね」と大物っぷりを見せつける。腹筋がねじれた。

しかし翌日、孟徳に言われるままついていくと先日の胸の谷間の女性と会うことになる。思わず恋華の金髪近藤さんルート(嫁と子供に会う)を連想させられた。そこで独占したくないんですか?と問うと地位ある男は子を残すために沢山娶る、との返答。まさかの酒池肉林に心がぷるぷるした。流れで、主人公は孟徳のことが好きなのでは?と問われるが、一方私はヤリチン疑惑に無心にクリックを進めることとなる。

無事に三国時代へ帰ってきて、本の空欄も埋まり帰るか帰らないかで悩んでいたところ火事が発生。取りに行こうと戻ろうとするも孟徳に静止され、翌日こんがりになった本が見つかり帰れなくなる。涙を流す主人公を抱きしめ、「妻にならない?」という提案が。「君の一生分の面倒を見たい」という格の違う突拍子もない台詞がポンポン出てくる。
さすがのモテ男は違う、交際なんか必要ない婚約だ、と握る拳が汗ばむ中、選択肢を間違えば妾の一人として妾御殿で過ごすEDが見られる。しかもこの後選択肢を間違えば直行で妾EDラッシュとなる。

やっぱり蓄えてやがった、女を。


諦められない主人公は、火事現場へ。机はあんまり焦げてないにも関わらず、本だけが真っ黒になっていることを疑問に思い孟徳へ問いただすことに。手放したくないと思っていた、と言われ、本を燃やしたのが孟徳だと思ってしまう主人公は孟徳のことが嫌いだと告げる。
狼狽える孟徳に、孟徳には元の世界に帰ることとかは関係ないという主人公。ここらへんのやりとりは楽しかった。
地位も金もある男に下手にでられていい気にならない女の子なんて居ない、すかれるのは気分がいいから、というモテ男ならではの台詞が聞けた(この後でこのセリフの真意をしれるのがまた面白い)。
そして止めに、君は優しくしてくれた男しか好きにならないとまで言われる。き、貴様ァー!と言いたいところだが、その後、「優しかったのに」とか思っているあたり孟徳の言っていることはマジかもしれないと感じた。

しかしながら孟徳が昔親友に裏切られ大怪我を負い、今でも火傷の痕が残っているという話しを元譲から聞かされる。もう一度自分の行動や気持ちを考え直し、やはり孟徳が心から好きだと決心する主人公。だが孟徳に別部屋に移動させられそこにほぼ軟禁状態にされてしまう。待って私の話しを聞いて、という言葉も流される(流されるためにあるような台詞だ)。
怪しいと思った主人公は、元譲に相談しようとなんとか抜け出すが見るからに怪しい官吏に、孟徳は帝位につくからお前みたいな小娘にかまっていられないから軟禁したんだと吹き込まれる。そして逃げるなら、睡眠薬で眠らせて逃げなさいという罠の匂いがプンプンする捨て台詞も教えてくれた。

しかし主人公、これ以上重圧には耐えられないと医者から睡眠薬を貰う。だが気持ちはわからなくもなかった。

部屋に戻るが、一時的に逃げ出したことがバレて問い詰められる。その時のやりとりで、孟徳に嘘を見抜く能力があることを知る主人公。どんなに言葉を交わしても心に届かないと知った主人公は、孟徳に薬を飲ませようとする展開は面白かった。嘘を見抜く能力があるとわかったのに、それをするというのは相当切羽詰ってるんだなあと。

孟徳のそばにずっと居れば、といって誘い孟徳の部屋へ。明かりつけないんですか?とかの会話に全年齢の匂いがしない。それに比例して高まる私のテンション。
頭痛を患っている孟徳が薬を飲むから水をとってくれと頼まれ、水を差し出すところで薬を溶かしそれを差し出すが、孟徳の後ろの窓に不穏な影が待ってましたと言わんばかりにご登場。刺客だと気づいた主人公は、やっぱり孟徳を死なせられないと睡眠薬入の水を飲む事を阻止しつつ孟徳に刺客がいると、刺客に気付かれないようにするために嘘をついて知らせるシーンは孟徳ルートで一番ドキハラする面白い場面だった。

刺客から孟徳を遠ざけるために、睡眠薬入りの水を飲み干し、刺客に勘違いをさせ切り込まれる。ここでまさか孟徳に泣かれるとは思っておらず、素で驚いた。泣くような出来事はもっと他にあっただろうに、とは思うが、なんだか妙に印象に残った。

気を失うといつの間にか元の世界に戻っていたが、母親に好きな人のところへ行くと告げて目を覚ますと目の前に孟徳が。そのやりとりで、孟徳が一度も嘘をついていないことを知る。最初の何気ない台詞が重要な伏線になっていて、ああ!と思うと同時にもう一度孟徳ルートをやってみたいという気分にさせられた。
お互いに信じあうことを約束して、エンディング。

エピローグは孟徳の望みを二つ叶えることを約束(一つをキスをすることて速攻で消費していた)



なんともあれだ、女の扱いが上手いわりには本気で好きになったことがないという面白い人だった。
劇的な展開が多くてハラハラドキドキさせられてとても楽しかったが、その分孟徳がいつ主人公のことを好きになったのかよくわからないままいつの間にか本気になっていた。他のルートでもそうなのだが、一目惚れとか最初から気になっていた、というのがなんだか多いような気がする。
とはいえ孟徳は、周りが簡単に裏切りそれを当然と思う中で、まっすぐに対等に接してくれる主人公に惹かれた、というのもまたわかる(仲謀ルートでもそうだったが)。もう一度やり直してみれば孟徳は確かに主人公を心から信じるという行為はしていなく、嘘も見抜いていて二重で楽しめるルートではあった。

しかしながら、女の影がつきまとう。選択肢を間違えば速攻で妾EDへぶち込まれるあの仕様が頭を過ぎる。それも二択が多いので、ちょっと気を抜けばそこら辺の妾と同じですよ。そんなに若い子が好きかと!

別の意味でドキドキもするルートだった。


次は最後、玄徳さんです。最初はなんでこんな寛容的なんだと思ったものでしたが、最後にあんな行動に出るとは思わず、コーヒーを口から吹きこぼしそうになったものです。
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