02 2009

ユキルート クリア

ヒカリで、百合が好きになれるかなあと期待してすっこけた分、ユキルートでは見えないとこからパンチ食らったぐらいの衝撃を味わった。すげえ、よかった。話としてはありがちなものなのに、エンディングを何度も何度も繰り返し見てしまうぐらい、幸せな気分になれた。うわーよかった!これだよこれ、これを待っていたんだ!

学園編は、好きなの?気になるの?ん?ん?という、簡潔にいうとそういうお話でした。学園編をプレイしているときは、歌劇編であんなにひっくり返されるなんて思ってもみなかった。
学園編は学園編で悪くないです。ただ、学園編は本当に、歌劇編への伏線のためなんだなあと思いました。ユキの明かされない謎が全部歌劇編で明かされてましたし。構成としてはいいものだと思いますが、学園編と歌劇編がつながってないのが残念。もう少しエンディングで左右されてたら面白いのになあと、プレイヤーの立場から見れば思います。逆の立場だとフローチャートの時点で頭痛が発生しそうだ。

さあ歌劇編でびっくらこいた!
ユキはもともと主人公にそこそこ好意を持っていたのでユキに構っていると付き合おうか、という話が出てきます。当然の流れだと思いながら進めていくと、ユキが嫉妬していきます。ここであまりにも気遣わなさすぎると白い雪を反対色に染めたが如く、ドロドロの肉欲の世界にまみれていきます。こともあろうか、ハルまで巻き込んで。
この汚さが、なんとも言えず、良かった。すべてがどうなるのかわかった上でのユキの誘導尋問、主人公が自分から離れられないとわかっていて「この部屋にもう一人気持ちよくなりたい人がいる、その人を満足させてあげたら許してあげる」と主人公を他の人に仕向けるその腹黒さ。自分、どうしてこう駄目駄目なのが好きなんだろう……。いや、最後はハッピーエンドがいいですけども。

この時点でもう満足出来てたのですが、専用ルートは逆の意味で満足出来ました。

答えを言うと、いわばユキは幽体離脱みたいなもので、自分の書いた脚本が他人に盗られて、納得できないと抗議しようとしたところで事故にあい、ずっと眠っていたという、話としてはまあどこかにありがちだなあと思うもので、キャラとのやりとりも特に印象に残るわけでもないのですが、流れがきれいというかなんというか。基本に忠実、王道に沿って、でもなんというかすみれらしいというか、味がある。
結局ユキは基の体へと戻って目が覚めるのですが、ユキの時の記憶はなくなっています。そこで思い出さないラストと思い出すラストがあるのですが、そのどちらも同じぐらい良かった!

思い出さない方は、1年後にやっぱり恋人同士になれる。これが、妙に納得できる。
ずっといたユキは、ユキでしかなく、本体とはまた別モノだと思うんです。たとえ本体が一緒だったとしても。だから消えたくない、と思っていたのだろうし、主人公もユキの本名でなく「ユキ」っていう名前で呼んでいたのだろうし。でもユキは本体「ケイ」であることにも変わりはない。どこかでつながっているなあと思わせてくれる綺麗なラストだったと思う。

逆に思い出すラストは、見てるこちらも幸せになれるものでした。もう、演劇~ラストの下りまで何度見たかわかりません。こころがあったかくなれるルートだった。特に、エロをいれなかったのが良かったのかもしれない(雑念に捕らわれなくて)。


つぎはハルを狙います。うじうじに不思議とイラっと来ないのは、自己主張が強くないからか。
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