全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

29 2010

樹ルート クリア

私がmemoriesの購入に至るまでは、数日もかかりませんでした。
存在は知っていたもののその時は発売前だったのでどうなのかな、と気にかけてはいました。ところが数日前にたまたまamazonで見かけたときに、その眩いばかりの低評価が目につき、わくわくしながら購入に至りました。

宇宙意識をやり始めた頃からか、精神的に叩きのめされる話をやるのが好きになったというのがあります。宇宙意識を受信しすぎて本格的にドMに目覚めたのだと思います。
何が好きで地雷原を駆け抜けようとするのか、自分でもよくわかりませんが、わくわくしすぎてヤマトのお兄さんを驚かせたところでいざプレイ(勢い良く扉を開けすぎた)。

ちなみに美蕾様の『夢をもう一度』も購入しました。
これで意外な萌えを見つけたら、それはそれで微妙だなと思うのは何故だ。


簡単にあらすじを説明すると、引越して転入してきた主人公が、5人の男子を音速で攻略するゲームです。展開がとてつもなく早いので、一言一句見逃してはいけません、セックスした次の日にはキャラが死んでた、ということもありました。人の死ってこんなにも儚い。

キャラは、それぞれきっと素晴らしい特徴をお持ちの5人。
俺様っぽいバンドマンの上条くん。素晴らしい誘い文句(例:エクスタシーってのをビンビン感じさせてやるぜ)でライブに誘ってくれましたが丁重にお断りしました。多分彼は最後に攻略します、きっと絶頂ビンビン物語なんだろうな。
そんな彼を頑張って指導しようとする由愛(ゆうあい)会会長、十津くん。由愛会はもうちょっとネーミングセンスなんとかならんかったんでしょうかね、深くは触れません、お察し下さい。
ルー語を駆使する理事長ご子息最勝寺先輩。CDショップで試聴してたところを、計算された迷台詞で口説いてくれるモテモテのナンパ師。彼の台詞の1/4ぐらいはときめき過ぎて聞くに耐えられなくなってスキップ。
若くして学園長になったと噂なのに、年齢不詳の小野瀬先生。親身で優しい先生ですが、そのCVが宇宙意識を植え付けられた頼朝的な、仁義なきでなんか似たような髪型をした保健師だとかを連想させてくれますが、今のところ安全圏といった感じです。ただわかりません、元来18禁で先生と呼ばれる職種はアブノーマルプレイしかしてこなかったですからね。見た目に騙されちゃいけない。
そして今回攻略することになった、植物と会話できちゃう病弱な浅葱くん。葉っぱに向かって喋りかけるその姿はシュール過ぎてどうしたらいいのか、どうも出来ない。


身震いしながら(武者震い)、樹ルート、いざプレイ。

なんていうか、凄まじかった。人の一生ってこんなもんかっていうか、業深いなって思った。まさかamazonで低評価の18禁乙女ゲーを買ってこんなこと思うなんて考えもしなかった。自分は甘かった。memoriesを舐めていた。

まず校門近くで具合悪そうにしてる樹を介抱しようとすると、いやいやいいですから、と断られる。その場は気にしながらも帰って、次の日校内で迷って植物園に行くと、ナンパの最勝寺先輩と樹くんが楽しそうに話している。樹くんのお父さんが、最勝寺先輩のガーデナーらしいです。
そんなどうでもいい情報はともかく、最勝寺先輩の謎の猛アタックをかわすが(いつ好きになったとかそう言うのは全くない)、その現場を樹に見られてちょっとギクシャクするけど、先輩と樹の会話を立ち聞きして何とか納得して樹に軍配があがり、樹が主人公に告白することに。
ちなみに言いますけど、ここまで速攻でした。いつも乙女ゲーの感想を言う時は大分端折ってますが、今回はそれほど端折ってません。

そんで病弱なので具合が悪くなった樹を保健室へ連れて行くと、樹から告白される。キスする、その場の流れで速攻セックス。
樹くんは植物が大好きなので、女性器を蘭に例えてた。もう女性器を花弁とかそういう花に例えるのは常識みたいなものだね。どうでも良い知識ですが、たしかカッツェの店長は胡蝶蘭が女性器のそういうのでどうのこうのという知識を教えてくれました。まさかこのゲームでそんなことを思い出すなんて。

しかしやってる最中に体調不良、汗だくで具合悪そうにする樹くんを見て「やっぱキスだけにすればよかった!」と戸惑う主人公。そういう問題じゃないだろう。
だが愛のパワーか何かで落ち着いたご様子。さっきまでほぼ全裸だった主人公がしっかり制服を着込んだ謎の事後スチルを眺めたあと、何かの悟りを開いたように学んだことがある。
わかりました、セックスはスポーツなんですね!

そのつぎの日ぐらい、今日はまだ樹くんと会ってないな~とかどうでもいいことを考えている主人公に、樹は検査入院で今日は休みだということを知らせられる。セックスするまえにそっちを教えとけ!
そしてその次の日、急によそよそしくなって突っぱねる樹くん。何でどうして、と焦る中で最勝寺先輩が『検査結果が思わしくなかったらしい』と教えてくれる。
学校来てていいんすか、と不思議になったが、その後予定調和が如く先輩のこと好きじゃなくなったんで別れてください、と言われる。や、ヤリ逃げ!

ヤリ逃げされたショックで意気消沈の主人公。場面転換で『どのくらい樹くんと話してないんだろう?』とか言ってたが、さっき話してましたよ。
樹くんを捕まえ問いただすと、なにやら重い病気であまり長く生きられないと宣告されたらしい。しかし、ずっと一緒だよ!と励ますだけで、今日はデートしよう!に話しがすり変わっている。人の生死とはデートより軽い。
学校帰りなはずなのにいつの間にか着替えてボートデート。樹くんは先にタクシーで返したあと、学校に忘れ物したことを思い出したところで最勝寺先輩から樹の病気についてご説明を受ける。
ここだけやたらリアルな病名を伝えられたが、病弱なら普通検査で気づかないものかな、という疑問はスルーされ、しかも母親からの遺伝性だということでより一層疑問が強くなったが、スルーされた。
そして最後に「切ないね」の一言で締めくくる先輩。「切ないね」じゃないっすよ、先輩のほうが切ないっすよ。

悩む主人公を気にかけてくれた小野瀬学園長に「小野瀬先生みたいな人を好きになればよかった!」と胸を熱くさせる(呼吸困難)名言もでました。

最後にやりたいことがあると、ユーストマ(トルコキキョウ)と紫蘭の異種交配に挑戦。難しいらしいですがなんとか手がかりを掴むも、実験中に倒れて病院に運ばれる。
私も!とお約束の展開になるが、先輩から今日は帰れとご命令。よく分からないけど閉口。
翌日病院へ行こうとするも先輩から「覚悟しておいたほうがいい」みたいなことを言われる。予定調和、「貴方だれ?」のお約束の展開に。まあ病名明かされたとき『病気が進行すると記憶障害もありうる』とか言われた時点で、この戦争が終わったら結婚するが如く決まったようなもんでしたけどね。
しかし主人公が涙ぐむと『冗談です、最勝寺にそそのかれてやっちゃいました』と笑う樹。

やっていいことと悪いことがあると思うんだ?

しかしなにやら甘い雰囲気になったのでセックス。セックスするのに合図はいらない、イエスノー枕なんて甘っちょろい。こちとら人の生死が掛かってるんで、今セックスしなかったらいつセックスするんですか、とまるで質問されて居るように「きっともう最後だから抱きたい」と口説かれる。おいそこのナンパ師よく見とけ、これが最強の口説き文句だ。

H後、場面転換。セックスした数日後に亡くなったことを知らされる。最初はまだ途中からやめたから良かったものを……。
主人公より悲しみに昏れている最勝寺、あの病気で樹が僕の記憶をなくしたらと思うと……と語られるが、こちとらてめえにそそのかされて樹くんが記憶喪失のふりしやがったんですけど!と憤慨(したところでどうにかなるわけでもなし)

樹が居なくなったあとの植物園を管理するために行くと、花が一斉に咲き始め、亡くなったはずの樹が現れる。
どうやら植物たちのハートフルパワーが効いたようです(あながち間違っていない)。
最後にキスしたあと、樹の植物と会話できる力が主人公に移り、主人公も立派な不思議子ちゃんになってエンディング。

エピローグは、数年後は樹の遺志を引き継いだ主人公がユーストマと紫蘭の交配が成功したことを、樹の墓前に報告して了。

自分の確認の為に言っておきますが、これTRUEEDです。


ちなみにGOODEDだったら付き合ってセックスしたら何故か元気になって植物園とかボートデートでおっぱい触ったりとかしてEDです。

スチルに関しては、まだ噂の異次元体位みたいな異次元アングルみたいなのには出会えてないのですが、どう見ても先しか入ってねえぞ!っていう感じでした。ただキャラクターの表情とかは悪くないです。

樹ルートをやり終えて一言。
このゲームは、切ないね (消え入りそうな声で)
切ないじゃ済まされないんですけどね、展開は予定調和っていうか王道って言うか、いろいろ端折ったからこんな感じになったんでしょうが、それでもびっくりです。
まだ他のルートはやってないですが、恐らくまだまともなルートなんじゃないかなとやってて思いました。次が楽しみ。

次は言っていることが意味不明のナンパ師、最勝寺先輩にわくわくしながら特攻予定。ナンパが成功するのは十中八九顔のおかげ。
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