全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

24 2010

乃凪ルート +総評

ルートは一緒くたにされるわ、主人公の気持ちは乃凪に傾いている筈なのに内沼を好きなことにされるわ……乃凪先輩自身は凄くいい人なのにルートがぶち壊しに掛かっていた。

乃凪先輩のケツを追っかけていくと、乃凪先輩のイベントが増えて先輩に惹かれている描写があるにもかかわらず、ルートは内沼ルートで『葛ちゃんが好き……』となっている不思議な現象に苛まれる。内沼が初恋とは言え、いつの間にこうなったのか疑問のまま、内沼ルートと動揺乃凪と身体が入れ替わってしまう自体に。
そんで不安な気持ちを乃凪先輩に慰められたりしているもんだからもう。乃凪先輩も、家の事情で他校に転校させられそうになっているのに、この歳でどんだけ人間完成されてるんだと思った。

乃凪先輩が主人公を好きになった過程はよく分からなかったけれど(もしくは忘れている)、それでも一途に主人公を見守り、支えるといってくれた乃凪先輩はひたすら格好良かった。主人公のピンチにもさっそうと、そしてしっかりとした対応で切り抜けていたし。隠しみたいな扱いしないで、一本力強い専用ルートがあったならよかったのになあ、と思う非常に残念なルートであった。

ちなみにエピローグは、主人公の内沼への気持ちはよくわからないまま(私がわかってないだけかも知れない)、結局乃凪先輩も転校せずにすんだようで、これからも三人で楽しくやろうぜ!ってな感じで終わった。さわやかに告白してもらって萌えたと同時に内沼登場で汚い笑顔が固まった。もうハゲない状況に、報われる状況になって欲しいと心から願う。
なんなら私が乃凪先輩の育毛剤になる。(育毛剤宣言)


【総評】
・システム

使いやすいです。シナリオ再生は細かいし、CG再生もキャラ別拡大縮小機能付き、ボタンひとつでAuto再生、ジャンプ機能ONOFF等々……ただジャンプ機能は選んでない選択肢を選んだり未読があったりしてもそのままスキップされてしまうところが難点だっただろうか。
あとは、PSP版だけかもしれないが、音がかなり小さい。凄く小さい。生活音にかき消されてしまうぐらいなので、音量を大にしたりするけどそれでもかき消されてしまう。ヘッドフォンをしてなんとか聞き取れるようになるけど、そこが本当に不便だった。
それ以外は適度にネタに飛んだおまけ機能だったり、かなり充実していました。逆におまけのほうが充実してるんじゃないかと言うぐらい(版権的にOKなのか心配するものもあったけれど、お笑い路線で楽しくはあった)
本編の補完だったり(白原くんと真朱先生の過去)、内沼と乃凪の別れ際の恋人たちみたいな会話を垣間見れたりしました。特に白原くんと真朱先生の過去を聞いたあとにもう一度本編やるとまた違った味がするんだろうなーと思った。

・スチル
時折別人になるスチルがありますが、許容範囲内です。ソラユメの時のルーエンは完全なる別人になりかけていましたが、今回は酷くても親類縁者です。といっても基本的にはスチルは外れているものが少ないので、割と安心して見られます。もう少し甘い感じのスチルを1~2枚増やしてくれても良かったな、と思うもののこの程度がTAKUYOらしいといえばらしい気がします。

・シナリオ
共通ルートが長すぎるので一周目も二周目以降も、ジャンプ機能使っても専用ルートはまだか、と思うほどの長さでした。一周目は本当に長くて先が見えない状況だった。しかも本質に関わるような話ではなく、ワイワイガヤガヤの日常なのでそう言うのが苦手な人は、とことん合わないゲームになってしまうかも知れません。でも作りは非常に丁寧。マップ方式を使っていながら、マップ方式にありがちな話しが薄いというわけでもなく、適度に濃くくすりと笑える内容がプレイしているこちらを元気にさせてくれるようなシナリオだった。
個人的に感じたのは主人公のくよくよさ。問題が発生すると諦めがちになることが多かったのですが、それもまあ色んな人に支えられ、叱咤激励して最後は立ち向かっていたのでそれはよかった。でももう少しあきらめない気持ちを出してくれてよかったかな、と思う。
基本的にはどの専用ルートも、共通ルートと変わらずドタバタコメディって感じですが、一部は胃が締め付けられるような内容だったり、一部は理不尽だったり、ルートによって本当に様々ですが、結果的にはどのルートもパニパレの味があったような気がします。劇的なシナリオや萌はないけれど、クスッと笑えたり、明るい日常をほのぼの感じられたりする良いゲームでした。


個人的に優勝なのはもちろん白原くん。こういう意味不明な濃いキャラ、愛あるドSがどのゲームでも1人ぐらいはいてほしいなと切実に願う。



さて、次なるターゲットは正しく美蕾様の夢をもう一度なわけでありますが、いつもの美蕾様であればもうなんでもいいと全裸に靴下で夢をワンモアしに行ったところ、一番初めに攻略したキャラがブッ飛んでいて全身で美蕾様を感じることに成功しました。
それからサントラ付の追加シナリオディスクをいつの間にか購入していて、自分でも何故サントラが手元にあるのかよく分かっていない状況です。
美蕾様には18禁乙女で1番と言っていいほどの感動を得られたかと思えば、プレイした乙女ゲーの中で一番の恐怖を頂いたり、感慨深いものがあります。大分前に何気なく話していた友人から「いつもそのメーカーの作品の話するけど、好きなんだね(笑)」と言われた言葉で、美蕾様が好きなのだと自覚した思い出が鮮明に蘇ります。

いやしかし、果たして、本当に好きなのか。
解が見つかりそうにない問題だ。
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