全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

19 2010

空閑、広瀬ルート クリア

ピンクの服着たなんか御利益ありそうな小さいおっさんにもホンワカできるゲーム、それがカエル畑。小さいおっさん可愛いすぎる、めでたい、幸せになってほしい。
カエル畑をやる前は精神削りゲーを連続でプレイしていたので、そこでいきなりカエル畑をプレイし始めたらもういろんなモノが浄化される。雪村先生に掛けられた赤ワインが蒸発していく。(今でも思うが、あれはいったいなんだったのだ)
テンポよく笑えるし、テンポよくしんみりできる。この絶妙さ加減がまた、いい。
個々人のキャラクターだからこそあるそれぞれの成長ポイントを、違和感なく描いてくれて面白いです。


●空閑ルート
空閑は引っ込み思案で、女性が苦手的な節があったのでどう恋愛に発展するのかな~と気になって気になってしょうがなかった。私の好みからは外れるので、萌えとかそういう汚れた思考は発生しなかったのですが(誠に遺憾ながら)、そういう意味で物語的な楽しさはあった。それと主人公が女性的でない分、女性的ないやらしさというものを持ちあわせておらず、その点でどう恋愛するのかな?と。いわゆるどちらとも恋愛的にいざという時ぐいぐい行くような感じではないので、ほんとにこれ恋愛になるの?と思っていたら、悪くない流れで恋愛に発展していってくれて、楽しさ半分、ちょっとほっとしました。
ほっとしたのは前にやっていた二つのゲームが超展開すぎたからだと思う。

空閑くんが女性が苦手になったのは、周りが女姉弟だったから、という理由でした。私にも上と下に兄弟が居て、影響を受けたり嫌な部分を見たりすることがあり、ぼんやり理解できる部分もあった。例えば私が女姉妹に挟まれていたら、下ネタも適度なものになっていたのかもしれない。(まさか)
主人公に女性的なものを感じない、というのが二人の仲を進ませる良いポイントになったのだが、それで空閑のことが少しずつ気になり始めた主人公がやきもきし始めるのは、主人公の言葉を借りて「おお」と思った。それがあまりにも流れが綺麗だったので。
でも最後に思いを伝え合う部分は、急ぎ足なようにも感じた。最初に行ったとおり二人は恋愛に関して積極的な方ではないし、それなのに思いを伝え合った直後ぐらいに顔近づけ初めて、いきなりキスとかすんの!?とかなり驚いた。いつもハチキンゲーやってる最中に『こいつらいつやんの?』と片鼻に指突っ込んでプレイしてる私からは、想像もつかないことを思ってしまいました。いつもなら『もっとやれ』と思うところで、『まだ早いよ!』とか思ってしまった。私が混乱している。(それもいつもだ)

土地を愛する人々、そしてそのことに振りかかる問題。それぞれを交えつつ、各キャラの謎を少しずつ暴いていくの展開はとても楽しかった。なにより、二人にがんばれ、と素直に応援できる思いを抱かせてくれたのが良かった。(いつもどうしてそんなことしてしまうん!と頭抱える展開のゲームをやっているので尚更)
空閑が成長していって、自分を信じて他人も信じられるようになっていくお話なのも良い。いろいろ詰め込まれているのに、謎を綺麗に紐解きつつ流れに無理がないので、兎に角感服いたした。

どうしても記憶に残る不満点は、最初の社開けるときに、周りの制止の声も聞かずになぜ扉を開けようとしたのか。プレイ途中でも思っていたんだが、どうして人と関わるの苦手そうな人があそこまでしたのか、理由があるならそこが知りたい。(もしかしたら他のルートで語られてたり、私が見逃してたりするかも知れないが)
あと、家族が原因なら、家族と関わるエピソードもあったらより楽しめたかな、と思いました。これ以上混ぜられてもこんがらがりそうだけど、後日談とかで見てみたい。


●広瀬ルート
キャラ的に難しそうだな、と思ったらやっぱり小難しい人だった。でも、やはり彼の本質は、気の使える良い人でかわりないのだと思います。
広瀬くんはいろんな人に気を使う子で、影薄いだの地味だの言われてましたが、時折先生とかに毒吐いたりとかして、白原くんの影を垣間見えたり出来ました。でも白原くんは完璧自由人の、他人の迷惑知ったこっちゃねえお人なので、広瀬くんは白原くんよりは全然良い人ですよ。白原くんは、別格。そういう意味でキャラ的にたしかに地味だったかも知れませんけど、やはりそこが広瀬くんの良さだった。

そこで主人公の真っ直ぐさに助けられて、お互い一歩も引かない展開になったのも面白かったなあ。面白いところばかりだ。真っ直ぐさに照れたり、突っぱねたり。広瀬くんが普段押し殺しているような感情を、主人公『だからこそ』ぶつけられたっていうのは素敵だった。客観的に見れば、そんな事まで言っていいの?と思うことも、ああこれは主人公だからこそぶつけられた感情なんだなあ、と思えたので……私が言ったら気持ち悪いことばかり言ってません?大丈夫ですか?(私の頭が)

御神体云々のくだりは、少々理解しにくい部分もありましたが、いつも綺麗事しか言えない自分が嫌いで、でも皆を守りたいと思えた広瀬くんの思いが感じられて、ウオオオオと熱く拳を握る展開でした。不幸体質というか、雨男で雨嫌いというエピソードも上手く使ってあって、何気ない話に理由があったりするので集中してストーリーに引き込まれます。
空閑ルートよりもシリアス部分が多かったですが、シリアスでもそれを力技でぶち壊してくるのでそれも面白かったです。広瀬に力で勝ってしまう主人公と、「女の子なのにこんな力強いの!?」の発言に女の子扱いされて嬉しさを感じるオモシロ展開が好きでした。

最終的に嬉しさを感じると雨振りまくる体質になったのは笑えました。キスするごとに雨と雷落ちるって、とんでもない激しいキスですね!それ以上のことしたらどうn

これからの皆への繋がりも感じられるとても良いEDでした。



というわけで、自分でも面白いだの、良いだの、褒めちぎる単語を何回言ったのか分からない。
いつものTAKUYO節ながら、ちょっとした新しいものが含まれているような感じがするのは、主人公にも強い個性を持たせてくれたからでしょうかね。前にも言いましたが、主人公は女性的な嫌な部分が見受けられないので、そこがストレートに『可愛い』という気持ちと、『がんばれ』という気持ちにさせてくれる要因なのだと思います。その代わりに恋愛面での発展が感じられないけども、それをカバーする面白さがあるので。

ちなみに、私が現在好きなのは、千木良先輩と葉村です。サブはともかくとして、メインキャラを好きになったのは久しぶりだ。
葉村はもうどうしてお前さんはそんなねじ曲がっちゃったんだと、可愛くてたまらないです。早く彼が武士的なヒロインに落ちていくところが見たい。
千木良先輩は言わずもがな、ドSだからです。ドSあるところに私(ドM)有り、今弄られずいつ弄られる。彼からは直接的なドSの香りがします。関西弁がそれに拍車をかけていて、ドM心を擽って下さいます。

あと、声オタを引っ掛けるキャラ配置には、やられたと思いました。
色と声で、ピンクは一陽、青は小田島先生だと思ってたらとんだフェイクだった!やられた!


次は米原先生を狙いたいと思う。彼からは真朱先生の匂いがする。
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