全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

15 2011

葉村ルート クリア

高校時代の学校祭……皆が体育館で踊っている中、教室で休んでいた私が、ハム男……貴様に協調性のなんたるかを教えてやる。(大事故)

ハム男ルートはなんというかもう、本当に惜しかった。最後の最後で詰めが甘すぎるというか、いろいろブン投げ過ぎてる。パニパレのリーディといい、何故メインが悪送球投げるのか。
うわあ、キスした!キスしたよこれ!ハム男もやるじゃんたまには!と私の顔面が汚れ笑顔になったところで、顔面に悪送球ボッコボコです。そこに当てに来るか、という球が顔面に来た。

ただだんだんと仲良くなっていく様子は見ていて本当に面白かった。
前述のとおり、ハム男は協調性を踏み倒したようなお方で、最初の方はあまりの協調性のなさにハム男VSその他全員みたいな孤軍奮闘にも程があるような孤立っぷりでしたが、まあそれも公式プロフの通り『ただの構ってちゃん』だと分かってからはもう可愛くて可愛くて仕方がなかった。
どのルートでも最後のほうでは柔和になっていくので、最初の態度も、心の開きかたがよく分からなくて戸惑っているんだなと思えば素直に萌えることが出来た。ハム男には終始萌えていて、本当に可愛かったです。

尚且つ、武士な主人公に落ちて行く様は、期待していたとおりの主人公の漢っぷりですごく良かった。
この主人公だからこそ、という部分がじんわり感じられるお話でもあった。
ハム男は親が議員だかなんだかで忙しく教育熱心で色々やらされており、ある日親に自分の存在を問いかけたら、疲れていたのか曖昧な返事を返されて全部吹っ切った。というエピソードを、少しずつ仲良くなっていく中で語ってくれて、段々と心を開いていく様子が見て取れてあたたかい気持ちになれた。
こういう話は中々他人に話せないことだと思うので、それが『聞いて欲しい』という気持ちになり、『話した』という事実になったのはふたりの距離が縮まっているのを感じて、萌えが激った。
その後家に連れ戻されそうになったときに、必死で抵抗するようになって(ハム男にしたらこれは大成長ですよ)、それでもまた寮で一悶着あったのだけど、そこで主人公がいい意味でハム男の緩和剤になっていたのを、相性のよい二人だなあと思いながら見ていた。
ハム男は、誰かに少しでも自分を思って欲しかったんだなあという側面を見ることができて、そしてそれがこのハム男の性格とすごくマッチングしていて、切ない気持ちにもさせられた。良くも悪くもまあ、真直ぐ育って良かったなあ、ハム男よ。

告白シーンはさらっと「俺、お前好きだわ」っと言ってくれたのが、ズギュンときた。
パニパレでもルカの「私、あなたのことが好きだわ」という台詞が心に残っていたので、こういうズバッと物申す告白が好みだというのもあるだろうけど、ハム男の中で主人公を好きになったという事実がすとんと認められたんだなあと思うと、この萌をどこかに吐き出せまいかと机に頭を打ち付ける作業を開始した。(アップテンポで)

ただそれだけに、ラストが非常に残念。
主人公を主様だと勘違いした一陽が主人公につきまとい、あれやこれやで主人公を守ろうとしたハム男が池に落ちてしまい、それを助けようとする主人公のスチルは非常に美しくて話も盛り上がってとても感動できた。
ただその感動の後に、記憶と引換に願い事を一つかなえてやる、といういつもの展開になって、ハム男たちがあっさりと記憶を手放すことを了承したのが非常に残念だった。項垂れながら机に頭を打ち付ける作業を開始した。(トーンダウンで)
記憶を手放すということは、主人公と築き上げた気持ちも、恋仲という関係も、すべて失くなるということ。その代わりにハム男は、記憶を無くした後の願いを『主人公に対する愛情を持てるように』ということにしたけれど、そういうことじゃないんだよ、と言いたい。
たしかに記憶があろうがなかろうが、その人であることにはかわりない。ハム男はハム男で、主人公は主人公であることに代わりはない。でも、それまで過ごした時間や、空間や、環境や、気持ちや、その他もろもろの様々な思いは、その時間で築き上げたものだからこそだと思う。そしてそれは、簡単に投げ出してしまっていい物ではない、だからこそ重みがある……と私は感じているので、あっさりと気持ちを手放されて悲しくなってしまった。

たしかにこれはハム男のルートであるけども、記憶を失っても同じように同じ人を好きになるわけではない。それはこれがゲームで、複数の男の尻を追い掛けられるという要素が存在するからということもあるけれど、それ以上に少しタイミングがずれれば別の人を好きになってしまうことだってあるのではないのか。好きという気持ちは、例え別の空間で『好き』になったとしても、それは同一ではない。と思うのだけど、自分でも語っていてよく分からなくなってきたので、ここらへんにしておきます。

あと、親との確執があったのにも関わらず、エピローグで唐突に親に紹介することになっていたのはびっくらこいた。そこまで描いてくれたのならせめて、かっこ良く乗り切るところも見たかった。

まあ、最後の最後で詰めが甘いのもハム男らしいかな、なんて思ったりもしました。
でも途中までの展開は、もうたまんなかったです。ハム男は悪い子じゃないんです、ちょっとあれなんです、協調性を煮たり焼いたりしちゃっただけなんです。



次は真相ルートをお抱えになっていた法月先輩です。
真相だけに面白いルートでしたが、それよりもなによりも千木良先輩に笑ったり萌えたりしていた。法月先輩、ごめん……自分やっぱりドSが好きな金髪豚野郎です。

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