全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

12 2011

金剛兄弟ルート クリア

どこへ行こうと闇


カエル畑の勢いのままカエル畑FDを攻略しようと思っていたのですが、なんだかんだ時間があいてしまったので、久しぶりに萌えとは一体何であるのか考えさせていただこうと、夢をもう一度を攻略することにした。
萌えが減るかと思ったら萌えを頂いたり、かと思えば萌えどころか精神までごっそり抉られる不思議なゲームです。
今回の金剛兄弟は萌えが減るというより、またかという呆れに近い怒りみたいな、そういう喜怒哀楽をこのゲームに与えてもらいましたよね。
どこまでいけるのか、夢をもう一度とこのまま手をとりあって最後には笑顔で走りぬきたい。


●金剛雷太(兄)ルート
何の考えもなしに、とりあえず兄から攻略するか、と思って金剛兄に突撃したのがそもそもの間違いでありすべての始まりだった。
とは言え、ルート自体を考えると非常にすっきりしていて矛盾も少なく、やっていてとても納得出来るものであったし、エロシーンはそれほど多く無いけどここぞというところで来てくれて、切羽詰った切ない様子も見ることが出来て結果的にはなかなか楽しめた。
もう、夢をもう一度では萌えをもらうことが出来ないと思っていたので、びっくりした。

このルートは、金剛弟が主人公のことを好きで、金剛兄がそれを心配して出てきたら金剛兄まで主人公のことを好きになってしまい……という少女漫画的展開でした。でも、これがよかった。普通で。普通で。(とても大事なことなので以下略)
主人公の気持ちも金剛兄に向いていき、でも金剛兄は弟を思うあまり身を引き……という切ない展開は、あまり掘り下げてはくれなかったけれども納得のいくもので個人的には楽しめた。主人公が酔った勢いで金剛兄を襲ってしまい、金剛兄が「え、ちょっと、冗談でしょ?」的な態度を取って必死に止めようとしたけれども結果的に流されてしまったところに「コレだよコレ!」と深夜に一人で熱く拳をたぎらせていました。
その後は、予定通りギクシャク期間後、弟に励まされて丸く収まってED。

ここで、こいつは俺の女だァー!的な態度を取らなかったことが非常にスマートで宜しい。
むしろ、主人公を痴女的扱いで引き離そうとしたところにポイントを上げたい。流れとしては押さえるところを押えていたので、変な話や展開もなく、素直に楽しめた。

後日談では、あの時無理矢理奪ったけどぶっちゃけ童貞だったのかトークを繰り広げていた。
童貞じゃなかった。
しかし、この会話がのちの金剛弟ルートで問題になるとは露程も思っていなかったのである。


●金剛風太(弟)ルート
実質的には『金剛兄弟ルート』といってもいいこのルートには、相変わらず美蕾様特有の悪いくせというか、デリケートなネタであるはずなのに深く掘り下げず、何をしたいのかさっぱり分からない大変味のないルートでした。炊く前の米をひたすらガシガシ食べてる印象だった。
進めれば進めるほどどこへ向かっていくのかさっぱりであり、手応えと思しき部分には身の毛もよだつ寒さを感じ震え上がる。

いざそのルートはというと、金剛兄弟と花火を見に行ったりして仲良くなったら帰省話がでてきて、金剛兄弟が育ったところへ遊びにいくという入り口も出口も見えない話から始まる。
しかし、金剛兄は所用があるので遅れていくこととなり、金剛弟と主人公とで先に出発することとなる。
そしてこれからが、見えているフラグが待ってましたと言わんばかりにご登場していただく。
まず金剛兄弟の部屋を案内してもらうと、兄の部屋は学生服や物が置いてあって弟の部屋には何も無い。送り火とかいうお盆のお墓参りのようなイベントが急に出てくる。兄の話を金剛母にしようとしたら弟が話をごまかす。買い物へ出かけようと道を歩いていたら、どういう植え方をしたんだと甚だ疑問な一メートル感覚で植えられているひまわり畑(畑と呼んでいいのか謎)の前で泣いている女の子に出くわす。女の子は大分前にここで好きな人が亡くなってしまった、といって帰っていく。

クリックするごとに募る不安とイライラ。

どういう方向に持って行きたいかはこれでもうおわかりでしょうが、金剛兄ルートで楽しめただけになんでこんな突拍子も無いフラグを両脇にたくさん抱えて持ってくるのか。
そしてようやく、兄は中学生ぐらいの時に金剛弟を守って事故で亡くなったと聞かされる。

ここまできたら、そうか、としか言いようがなく、やっとか、という気持ちも膨れ上がった。
どうやら、兄の死を知っている弟以外の人には兄の姿は見えないそうな。
それより、遺影とか飾ってあるのではとか、幾ら何でも上京した弟が帰ってきたら兄の話題は出てくるだろうとか、そう言うのがさっぱりでいらん演出を押し付けまくられて感動というより溜息をくださった。

そして感動的っぽい消失イベントのあと、唐突に仕事中の描写に。
悟った、感動に浸らせるつもりなんてさらさらないのだ。

そしてそこに現れる金剛兄の姿。
物語はギャグ調で終わった。
闇のトンネルを潜り抜け、私の目からは血の涙が流れる。

一体コレでプレイヤーに何を伝えたかったとかを今更考えるのも、さらに血の涙を流すことで犠牲になりそうなので、ここは疑問を一つだけ呈することで解決に向かいたい。
金剛兄は一体どこで童貞を失ったのだ。それで全部チャラにするから……


以上が弟よりの金剛兄弟ルート(?)で、金剛弟単体ルートは、金剛弟がいろいろ失敗をやらかして職場に居づらくなってバイトを辞める、という話だったけど後押しがあってもとに戻って無事くっついた、という話だった。
だいぶ端折っているが、間違っては居ないところがこのルートの醍醐味だ。
いや、むしろ上記の金剛兄弟ルートがすべてを根こそぎっていった。


というわけで、萌えをもらったかと思えばびっくりするような宇宙意識に目覚めたわけですが、雪村先生のことを考えればこれでもまだ易しいほうだと思えるのがいかんともしがたい。
これでまた目を覚まさせるような展開なら、それはそれで美味しいのかも知れない。


次は突如として現れたライバル会社の人に特攻する。
もうどんなのでも受け止めてやる。
そして、そこには宇宙意識に目覚める姿が。

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