全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

02 2011

クリストファーED クリア

普通。
めったくそにも叩けないけど、これが良かったと褒めることも出来ない。
memoriesを彷彿とさせるスピード感はあるのに、押さえるところを押さえていないわけではないので、こちらもなんと感想を言ったらいいか、無言で視線をそらすしかない。

まあ言うなら、味がうすいというとこか。


memoriesぐらいネタに出来たら、それはそれで面白かったんですが。自分はあのゲームをネタゲーとして買ったんで、フルに楽しめましたが…。
面白いだろうと思って買ったゲームで肩透かし食らった気分を久しぶりに味わった気がします。新作を買う自体久しぶりのことだったので、楽しみにはしていたんですが、体験版をプレイした時からの嫌な予感がそのまま的中してしまって、
「ハズレを引いちまった」とショックなわけでもなければ、
「まあこういう出来ですよね……」と非常に納得してしまっているので怒りもわきません。
ただ面白くはないので、この複雑な気持ちをどう消化していいのか非常に困っている。

合間にやった遙か5のほうが、良し悪しは別として非常にインパクトはあった。蛍が綺麗だった。(この感想はまた後日)

基本的に、一本道のストーリーではありますが、一本道ではありません。
イベントはぶつ切りで、さほど意味のないイベントが何個も降り注いできて、それを一つ一つ耐え進めるのに右手のクリック練習に熱くなります。内容は、ずっと平坦な野原を歩かされている気分で、たまに面白いと思ったイベントが来ても次の瞬間には別のイベントになったりキャラ選択画面になったりしていて、こちらは「あ、ああ、……そうなの」と納得したくないけど納得せざるをえない様な複雑な気持ちにさせられている。
よくも悪くもぶっ飛んだ部分はないので、片肘つきながら坦々とクリック作業に明け暮れる。
いや、本当に日常は毎日ピクニックしてるような気分で、何が大事なのかとか、ヴィヴィアン様がどれだけ素晴らしいのかとかも一切分からぬまま、19歳を何度も繰り返してきたけどその重みを感じさせる描写も無いに等しいので、ヴィヴィアン様が一生懸命苦しんでいても、画面の外側の私はクリック練習に必死になっている、という画面内とこちらの温度差が激しい。

まあ一言で纏めると、
変な月が対極となる人外(ジジイとヴィヴィアン様)を生んで、1900年ぐらい戦ってきたけど、
なんかいろいろ合って今はジジイを鎖で繋いでいる状態で、
19歳の誕生日にヴィヴィアン様が弱体化するのでジジイがソレを狙ってる
という状態です。

でヴィヴィアン様の誕生日には祭りが開かれて、そこにクリストファーという新人執事が祭りの執行を任される、というわけです。
これはよくあるカルピスの原液を薄めすぎる引き伸ばしとはまた違った感じで、最初っから中身がないものをさらに薄めている、という印象でした。お湯に水を足している。圧縮かけたらファイルなくなるんじゃないかと不安になるぐらい。

途中でヴィヴィアン様がご乱心なさって料理長や先輩執事をつまみ食いするシーンも有ったんですが、そこは男性向けエロゲみたいで新鮮でしたが、特に何も思わぬまま通りすぎてしまい。文章がエロい訳ではないけどやたらと男性声優さんが喘いでくれるので、なにやらよく分からない気持ちになりながら美麗イラストを眺めながらのクリック作業は
今後どのような平坦な作業にも耐えうるように鍛えられていくのではないか、としみじみ実感いたしました。

そんな感じでいつの間にかヴィヴィアン様が新人童貞執事を好きになり、逆も然りで、「あ、そうなの、好きだったの」という知ったときにはもう最終決戦、という、
memoriesに近いスピード感を持ちつつも、memoriesのように生まれてきてよかったと思えるようなセックス(生徒会長ルート参照)も無いので、笑顔になることもなければ悲しい顔になることもない、というある意味良心的ではあった。
ここまで何度も言ってきたので、感想も出尽くした感じです。
与えてくださったものは『無』です。

ヴィヴィアン様の出生や、クリストファーがなぜ月の力を授かったのか、いつ好きになったのか、
過程や原因、謎、結果が無いに等しいので、何ゲーですかと問われれば、「何もなかった」と無表情で答えるのが正しい姿なのだと思います。

ただキャラクターが悪いというわけでもなく、新人は新人らしく初初しい感じは出ていたし、
ヴィヴィアン様は堂々とした感じや今までの乙女ゲーにいない度胸の据わった女主人という感じはした。
各キャラ、それぞれ個性もあるし、サブキャラクターも充実している。
システム周りは一級品で、イラストのレベルは原画師自らが塗りも担当しているおかげで、1枚1枚が丁寧で美しくレベルも高い。枚数もそこそこ。

綺麗なデジタル原画集に、おまけの文章が付いてきた、と言ってもいいぐらい。


乙女ゲーではない何かを味わえはしたものの、エロゲーにもなりきれず、どっちにも成りきれていない上、
味がない水を口に含みながら、ずっとモゴモゴしているだけなゲームでした。

一番楽しかったところは、
クリストファーの夢オチイベントで、
ヴィヴィアン様とティーズとエドリックとクリストファーの4Pで、クリストファーをFなさっていたヴィヴィアン様の下にいたエドリックに、クリストファーのカルピスがぶっかけになったところです。思わぬ顔射にここだけ笑顔になれました。


予想以上に薄かったので、次をどう進めたらいいのか困っています。
P4は楽しいし、話題の遙か5も届くし、そこへこちらも穴兄弟プレイ盛りだくさんと噂のP3Pも無事到着なさったので、選り取りみどりです。
とりあえず遙か5とP4をぼちぼち進めていくかもしれない。

遙か5は、Yahoo!で『遙かなる時空の中で5』と検索すると検索上位にお葬式会場が出てくるのにとても驚きました。
でも、誰にも目を向けてもらえず消えていったクソゲーたちに思いを馳せれば、
お葬式してもらえるだけまだマシだよね、と胸が痛くなりました。
居なくなったクソゲーたちのことを、時々でいいから……思い出してください。


次は拍手お返事です。ありがとうございます!押してくださる方もありがとうございました!
.


●琥珀さんへ
ついについに穴兄弟ゲーと名高いP3Pを買いましたよ!琥珀さんの穴兄弟量産日記を羨ましく思った月日が懐かしいです、ついに私も仲間入りです!(すぐに省かれる予定)
同時にP4もやる予定なので、ペルソナにどっぷりハマる毎日になりそうです。
遙か5は、純粋に楽しんでいた時からまさか蛍が綺麗を楽しむゲームになるとは思いもよりませんでした。弟さんもそっちの意味で購入なさるんですね、今の段階ではとても楽しめそうです。
感想はぼちぼち書いていこうと思います。もう「蛍が綺麗」だけで半分以上埋まりそうですけどもw
今後ともよろしくですー!
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