全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

07 2011

Steins;Gate ドラマCDα、β、γ、コンプティーク 感想

うたプリのOPを見なくても歌えるようになるまで侵食が始まっていますが、それでもシュタゲへの爆走が止まったわけではありません。
そんなにベラベラ語ったってシュタゲの魅力も1も語れていないのに、一生懸命書き連ねたWindows版の感想を見てもらっても分かるとおり、あれでも語りたいことの1割も語れていないような気がします。紅莉栖が脳みそこねこねしてくださったからだとかではありません。元からです、元から。

シュタゲの記事に拍手でグッズ内容を詳しくを教えてくださったオペレーション・クリスティーナ様、ベーグル様、並びに拍手を押してくださった皆様方、本当に有難うございます。
どうにか二次元という名の世界線を超えられないかと一生懸命時空の穴にグリグリ自分を押し詰めて居ますが、ゲル化すら出来ない状況で困っていたところ、そんな中役に立ったのが、拍手で後押しされて買った数々のドラマCDを初めとするグッズでした。これがあれば無事に戻ってこれなくなる。

そんなわけで、シュタゲクリア後は見事に関連商品を揃えたわけですが、これをいそいそと並べている間の私の表情は、皆さんが初めてせんとくんを見たときの衝撃よりもすごいものだったと自負しております。気持ち悪いなんて言葉さえ生ぬるい。
そんな私のホラー画像よりヤバい表情が反射しないように汗だくになりながらいろんな角度で撮ったのもいい思い出です。

そんなわけでこれら(以外のものもありますが)の中から聞いたりしたものだけ感想を述べていきます。
今回もネタバレ関係なく意のままに感想を述べていくだけですが、隠しませんのでご注意ください。購入の参考にもなりゃしないと思いますが、暇つぶしにでもどうぞ。


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STEINS;GATE ドラマCD α「哀心迷図のバベル」ダイバージェンス0.571046%
今井麻美 桃井はるこ 宮野真守
メディアファクトリー (2010-03-31)
売り上げランキング: 4,496

紅莉栖好きなら、聞くと涙腺をブッちぎってくださる珠玉の一枚。
深夜にこれを聞いた後涙腺をブッ壊されたにも関わらず余韻に浸るまもなく寝た自分は、翌日、時空の狭間に閉じ込められたSERNの被害者を目撃する、という夢を見ました。それがお前の未来の姿だ、と誰かから言われたような気がしました。(それにプラスして、何故かケンシロウが拳銃でラウンダーの皆さんと戦ってた。拳すら使うまでもないということか)
そんなことより内容はというと、α世界線でオカリンがついにβ世界線へと飛ぶ前、つまり、二人の気持ちが乗りに乗って最高潮になったとき、ですね。何故あの時、秋葉原駅で見送ったはずの紅莉栖が、世界線を飛び越える寸前にラボに来てオカリンに気持ちを伝えようとしたのかがわかります。
紅莉栖好きとしては、内容に関しては満足してます。が、ただ蛇足ともいえば蛇足ともとれる。聞けばスッキリはしますが、やり過ぎた演出を見ているような気がしなくもない。
というのは、ここまでダイバージェンスを変動率に関わる人間が集まってきたにも関わらず、さらにその親であるフェイリスと紅莉栖の父親が親友だった、と言われても流石にそれはやり過ぎじゃないのか、と感じてしまった。ただそのこと自体に意味はありますし、無理やりねじ込まれた設定という感じもないので、今回のようなドラマCDでやる裏話的な話で良かったのかも知れません。
ただ、物語的にはやっぱり、紅莉栖が岡部への気持ちを抑えていられなくなったから、という単純な理由いてくれたほうが良かったかな。あそこは二人の気持ちが加速する大切な場面なので、裏側の事実よりも、現状が切羽詰まっていく中で紅莉栖の気持ちがオカリンへとついに向いた、というので個人的にはそれでよかったのにな、と。
上手く言えないが、『紅莉栖が事実を知ったから』ではなく、『紅莉栖が自分の気持ちで動いた』という方が良かった、ということです。自分でもこんがらがって真っすぐ前に進めない。

あと、中鉢はそのまま悪役でいてくれたほうがスッキリしたとも思いますが、逆にこれは紅莉栖を愛してくれていた事を知れてほっとした。最初から憎まれていたなら紅莉栖が中鉢との関係を修復したいと思わないだろうし。
子に優しかった親が、未来までそうであるとは限りません。逆もしかり。だから中鉢の紅莉栖への憎悪は納得できないものではない。『過去は変えられない』『なかった事にしてはいけない』という重さを紅莉栖は実感できたのではないかと思ったりしました。

オカリンはあの最後の紅莉栖の気持ちを、結局聞くことは出来なかったんだな、と思うと……もったいねえことしやがった!
普段は気持ちを素直に伝えられない至高にして究極のツンデレがですよ、全力疾走で素直に愛を伝えに来たのにですよ、それを聴き逃したとかオカリンのヘタレ!


STEINS;GATE ドラマCD β「無限遠点のアークライト」ダイバージェンス1.130205%
ドラマ 宮野真守 花澤香菜 関智一
メディアファクトリー (2010-04-28)
売り上げランキング: 3,957

紅莉栖が一切でてこないのにも関わらず、オカリンの紅莉栖への気持ちが計り知れる恐ろしい一枚です。どちらかというと、私は紅莉栖が多く出ているαCDより、こちらのβCDの方をおすすめします。オカリンの紅莉栖への気持ち、そしてなにより、まゆりのオカリンへの気持ちを知ることが出来て、こちらも涙腺を根こそぎドメストしてくれんばかりのドラマCDでした。
内容としては、β世界線へ飛んだあと、紅莉栖救出に失敗してそのまま二度目に向かわなかったらどうなるのか、その後を描いた作品です。
まゆりがオカリンを引っ叩いた時、オカリンだけでなく私もびっくりしたのを覚えています。ただ、それもまゆりらしい行動だと思ったんです。おとぼけて居そうで実はそうではない、健気で強いのがまゆりだと感じていたので。が、そのまま辛そうな様子のオカリンを擁護するまゆりも不思議ではありません。β世界線ではまゆりは紅莉栖のことを知らないのはもちろんのこと、まゆりにとってもっとも大切と言えるのはオカリンですから。オカリン、なんてリア充、幸せになれよと絶叫しながらひっぱたいてやりたい。

しっかしなあ、ほんっとオカリンがリア充というか、厨二病というものをほっぽり出したらアイディンティティ皆無ですよ。中身が普通の人な分(優しさと勇気とかはカンスト起こしてるけど)、普通さを極めていた。これじゃあ只の声がやたらとイケメンな人です。ノノノノのアナルショップ先輩髪の毛をストレートにしたとき以来のガッカリ感。アニメのショタリンを見る限り、ルックスはそんな悪くはないんだと思いますが……そんなオカリンこっちは望んじゃいねえわけです。そういう人は乙女ゲーに行ってください、溢れかえってるんで。
アナルショップ先輩は中身そのままの見た目イケメンだったのでまだマシでしたが、オカリンは厨二病を卒業して中身まで普通の人になっちまいやがりまして、でも納得は出来る。最愛の紅莉栖を結果的には見殺しにし、β世界線へ飛んだオカリンの心が崩壊しなかっただけオカリンはすごい人です。それに加えて自分の手で紅莉栖を殺したとなれば、アイディンティティ変更しても分からなくはない。いつだって鳳凰院凶真で現状を打破してきたのにも関わらず、全てをなかったことにしようとするオカリンを知るのは辛かった。

で、ここまではオカリン→紅莉栖への気持ちです。
さてそれを見たまゆしぃはどう思ったか。手を伸ばしてもいつだって届かないまゆしぃの彦星様。鳳凰院凶真でないオカリンを見るたびに、まゆりは自分が織姫でないのだと知る。オカリンが元気になっていっても、それは既にまゆりの彦星様ではない。まゆりの、オカリンを思ってやった行動が、結果的にはまゆり自身の心を抉る。
まゆりのオカリンへの思いと頑張りは凄まじい物があります。オカリンがおそらくそれに気付いてないっていうのがね、このヘタレ童貞っていうか、なんていうか、ファーストキスだけでもまゆりが掻っ攫ってくれてよかったなと思います。アニメ1話視聴中は「なんだこの厨二病」と思ったものなのに、今ではなんだこのリア充。
本編での感想でも書きましたが、やはりオカリンにとってまゆりは恋愛対象外の家族なのだと感じています。でもマユリにとってはそうではなく、ずっとまゆりにとっての彦星様です。これがドロドロ恋愛少女漫画だったらどうですか、紅莉栖なんて横からぽっと出てきた泥棒猫ぐらい言われますよ。オカリンのこと何も知らないくせに、とか思われますよ。
もしかしたら、まゆりも『よくわからないけどオカリンの特別な存在』に対して嫉妬心を抱いていたかもしれません。おそらく持っていたのだと私は思います。でもそれ以上に、オカリンのことを思いオカリンのために行動した。結果としてそれは自分のための行動だったかも知れませんが、オカリンの気持ちが自分に向くようにするならば、それは客観的に見ればまゆり自身のための行動になってしまうはず。そうではない行動をしたまゆりはすごい子です。

設定資料集かなにかにも書いてありましたが、描かれなかったいくつもの世界線での失敗があり、最後のTRUEEDの世界線があります。そのことを垣間見れる不思議なおはなしでもありました。

本日、七夕に聞くべき一枚。
紅莉栖大好きチュッチュチュ派な私でも、今日だけはオカリンにはまゆりの彦星様でいて欲しいと感じる、素敵な補完CDでした。


STEINS;GATE ドラマCD γ「暗黒次元のハイド」ダイバージェンス2.615074%
ドラマ 宮野真守 後藤沙緒里 今井麻美
メディアファクトリー (2010-06-02)
売り上げランキング: 2,244

本編で萌郁ルートがないことの補完CDでした。萌郁好きなら納得のCDだと思います。
しかしながら、自分はこのCDを聞くのが途中で辛くなり、一時停止を多様しながら何度挫折しそうになったか。
時系列で言えば、ルカ子の性別をもとに戻すDメールを送り、この世界線へたどり着いたという状況です。それが、オカリンはラボメンながらもラウンダーの一員であり、暗殺も軽くこなして、ついさっきラボメンを裏切ってきたところです!なので、これ以上オカリンが辛い思いをすることに耐えられない私は、再び口から泡をぶくぶく吹くことになりました。厨二病が現実になっちゃった、とか本当にどうでもいいぐらいきつかった。
なにより、この時未だオカリンは紅莉栖が好きだと自覚していなかったとはいえ、今までオカリンを信じてきてくれた紅莉栖が、『警察に通報する』と冷たくオカリンを突き放したときのあの絶望感と言ったら。自分、この世のものとは思えない表情をした自信がある。

このγ世界線では、まゆりは病で入院しており、オカリンはその入院費を全額出している、という厨二病にいらん正義感足したような設定でした。いや、設定とか言っちゃいけないか、この世界線では全部事実なことなので。
まゆりが病で髪の毛が全部無くなった、とか言われた時点で一時停止ボタンを連打したのですが、よくよく考えて見れば1%の変動率程度じゃオカリンとまゆしぃの仲は変わらない、ということなんだと感じた。関係や状況は違いますが、思い合う二人の心は変わらずに居られている。ここらへんが、出会ったばかりの紅莉栖では感じられない、まゆりとオカリンの時間の重みを感じました。

それで萌郁さん、本編とは違いFBではなくオカリンを支持しまくっています。ならどうして萌郁さんがラウンダーになったのかが説明つかないんですが(もしくは私が聴き逃したか)、何度も命を助けられたオカリンに惹かれた、というのは納得がいったのでいいかなと。このドラマCDの本題はそこではないので。
で、萌郁さんと上手にいちゃつきながら、この世界ではきちんと萌郁さんにキスを頂きつつ、無事に元の世界線へ戻れたようです。

萌郁さんに対しての感想が余り無いのは、私が紅莉栖好きというよりも、今まで仲間だったラボメンの皆が全員敵になるという、TRUEEDまでクリアして感動しきった人間を奈落の底に突き落としつつ上から豪速球でデカい針鉄球を投げつける所業に等しいです。
そんな中で、紅莉栖が通報したけどやっぱりオカリンを信じようかどうか迷っている様子を聞いてほっとした。束の間だったけど。

上の2枚とは毛色が違い、辛いけど聞いてて面白いCDでした。本編とは関係ないパラレル的な楽しさがあった。




まずはこのCDを聞くに当たり、ご助力くださったベーグル様、本当に有難うございました。また、このCDの存在をお教えくださったオペレーション・クリスティーナ様、本当に有難うございました。


こ、ここここのCDはす、すすごっごい。

あらすじとしては、オカリンが何故か高校時代の格好に戻った、と思ったらそこには居るはずのないラボメンの皆が高校生の姿で居て、というおはなし。結局は紅莉栖の実験で、エロゲの仮想空間がオカリンの脳内に広がっていた、というだけなんですが。

私が数日前ぐらいに言っていた、自分の二次元においての好みである「ヤンデレ、ショタ、ドS、主人公に陶酔してるおかしい人」にオカリンと紅莉栖は当てはまらない、というのをヤンデレとドSと主人公に陶酔してるおかしい人を紅莉栖に付け加えてくださった。
しかしながら、普通に萌えないしときめかない。やっぱり好みっていうものは、好きになる入り口なだけであって、好みだから好きになるわけではないんだなと思いながら聞いてました。
まあ私が精神的ドS様やヤンデレ様が好きなのであって、こういう物理的に主人公をどうにかしようと考えているヤンデレタイプはすきじゃない、というのがあります。今の勝気な紅莉栖に、暴力的数値を投下しまくった結果という感じがしなくもない。むしろダルに言いたいが、そもそもヤンデレ様を勘違いするなっていうか、自分の想い人に危害を加えたりするヤンデレはヤンデレじゃなくてただの自分の想い人を自分の好きなように操りたいだけっていうか。ヤンデレ好きとしてそこは譲れないっていうか。ヤンデレは主人公を想い過ぎたがゆえの愛の結晶の産物なんだよ、ということをダルに小一時間s

ともかく、オカリンの紅莉栖好きだ連呼は笑うと同時に机にゴンゴン頭を打ち付けるぐらい喜びました。お願いだからもっと言ってやってくれ。紅莉栖なら間違いなく、簡単に陥落だから。トロイの木馬仕掛けるまもなくご開帳だから。

脱ぎ出す萌郁に対して逃げ出すヘタレオカリン。エロゲ主人公の資格は無事失うべくして失った。
シュタゲがエロゲじゃないのは、オカリンのおかげです!


というわけでドラマCD楽しみまくりました。
キャラソンのほうは全種コンプしたら聞きたいと思う。勢いで紅莉栖のだけ買ったが、どんどん他のも欲しくなる不思議。あとは投票所を探すだけです。
PSP版や小説や漫画は、読んだり聞いたりしたらまたここで感想を載せたいと思う。

何度だってシュタゲへ羽ばたける羽を頂いたのです。
たとえうたプリとやらに撃ち抜かれる結果に収束しようとも、オカリンのように何度だって戦って、結果的にうたプリに撃ち抜かれてこようと思う。(OPだけで撃ち抜かれてるのに、本編で撃ち抜かれないわけがない)
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