全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

19 2011

一十木音也 友情、恋愛、大恋愛ED クリア

予想の遙か上を行く出来に、胃の底から這い出るため息が止まらない。

自分はアニメ的なブッ飛んだテンションを期待していたんですが、それを期待しているとあれ?という違和感から始まり最終的には此処じゃない何処かへ行きたい、ぐらいの気持ちにまで膨らみました。何もしていないのにこの仕打ち、本当にすごい。
まだ一人しかクリアしていないので、全員駄目なのかそれとも一十木くんのみがアレだったのかはわかりませんが、私が何も言わなくても彼はあさっての方向に羽ばたいてしまわれるので、こちらとしてはもう黙って彼の動向を見守るしかない。

正直な話、物語は意外と普通です。シャイニング早乙女とか、学園の設定は奇抜と言えば奇抜ですが、それはあくまでも材料であって、それを調理する人は本当に普通だったとしか言いようがない。なら何が駄目だったのかと言われると、計算されたぶっ飛びならまだしも、計算してないのにぶっ飛んでるから、こちらはただただ飯をまずくするしかないわけです。
ここで笑わせよう、萌えさせようとしている意図は見えるものの、ただ寒いだけでだだずべっているところがさらに胃の底から何かをこみ上げさせる。

システムは、Vitaminシリーズを踏襲している感じが拭えなく、その割には月が3日で終わってんのかってぐらいのシナリオのスピーディーさと薄さ。キャラ造形もなんとなくそれっぽいのを目指しているんだろうなという、隠すどころかパッカーンな意図が見えてしまい、最終的にはプレイしている自分も何がなにやらよく分からなかった。

そんでもって一十木くんルートは、なんというか、本当にもう、世界は優しさで出来ているんだね、ということを知りました。
あまりにもすごい出来映えだったので、乙女ゲーをやっていて久々に素で『気持ち悪い』と評価を下した、ゾワゾワした感じを味わえました。たとえていうなら、恋人が彼女のために曲を自作してそれを目の前で披露されている感覚に近い。

一十木くん自身は孤児だかなんだか言ってましたが、そのエピソードが主軸といえば主軸であるが、深く掘り下げずに進むので、このエピソードで結局何が言いたかったと聞かれると、何が言いたかったんだか、とこちらが逆に訪ねたいぐらい何もなかった。
出会った時から一十木くんはイキっぱなし状態なので、特に好きになっていくエピソードもなく、中間試験みたいなのが終わった時点で恋愛したら強制退学という校則も忘れ、主人公の許諾なしにキスをブチかまそうとしたときには、最初に痴漢から助けてくれたときに、この人痴漢です、と一十木くんの腕を握れば良かったと強く感じました。
主人公も主人公で、一十木くんの気持ちに支持なのか不支持なのかよく分からず、とりあえず突き飛ばしてくれたのにはほっとしたものの、選択肢もガツンというものもなし。ちょっと酷いかな、と思われる選択肢を選んでもしゃべるときには優しい言葉に変換されていて、思わず『(遙か5の)神子様を見習え』と言いそうになる口を抑えるのに必死。

極めたのは、クリスマスパーティーに事前の説明一切なしに学園長の前で『俺はこの子が好きです!恋愛出来ない校則とかクソ食らえ!(意訳)』と言ってのけたあと、何かするのかと思いきや主人公の手を取って逃げるという行動に出たときには、無謀とか考えなしだなあとか思う以前に、「やめてくれ」という単純な言葉が頭に響いた。

で、後日学園長に呼び出され、てめえは何考えてるんだ、と問われると、愛を歌うのに恋愛禁止とか矛盾してんじゃねーかと直訴。気持ちは分かるがここはもっとスマートな方法を、というツッコミは自分の身を削るだけです。この時点で友人、知人、その他もろもろの登場人物は排除されかかっているので。
恋愛したいけど退学はしたくない、理由は彼女を愛しているから。
愛で飯が食えるなら、自分だって二次元だけの愛で飯が食える。
それでも彼は「俺間違ったことはしてない」と言っていたが、周りで校則を守っている人のことを考えるとかわいそうで仕方がない。

話が堂々巡りな為、学園長は音也に厳しいスパルタ授業を乗り越え、卒業オーディションで優勝したら認めてやってもいい、としょうがなく許可を出す。
次の瞬間には学校の壁を命綱なしで登らせて、登るたびに発声練習、上から玉が落とされるオプション付き、にはお笑い養成コースにでもぶち込まれたのかと思った。
心配そうに見つめる主人公に、アイドルに恋人が居ることで人気が落ちるという芸能界の厳しさを語る学園長。ここで語っていた学園長のご高説には、本当におっしゃるとおりです、あの人なんでわからんのでしょうね、とふたつ返事で答えたかったが、主人公は『じゃあ私は屋上で待ってる!』と言い出すもんだから、二次元との距離は本当に遠いなと思いました。

どんどん学園長の特別授業は厳しくなり、ヒマラヤいって雪男と戦え等々ユニークに富んだ課題もあり、たまに会えたと思ったら首筋にキスマークを付けられ「俺が居なくて寂しくなったらこれを見て」と全身に鳥肌を出現させるセリフも登場。お前は一体何に酔っているんだ。

音也に会うぐらいなら、HAYATO様に会いに行く。
と思っていた私の前に次なるイベントが。
なんと授業で、音楽番組の観覧に行けることになり、抽選で主人公と音也が当たる。これほどよく見えた出来レースも無かったが、なんとそこで主人公がEDでぶっ倒れるほど大好きなHAYATO様が出演なさっていたのである。しかも、主人公の曲を歌い、これを作ってくれた子は~と主人公を紹介してくれるのである。
そこでOTOYA様大爆発。
生放送にも関わらずしゃしゃりでてきて、この子は俺の女だ、と頼んでも居ない宣言をして逃げ出す。なにしてくれてんだてめえ!とプロデューサーよりも先に殴りに掛かりたかったが、なんとかなるよ、な感じで終わった。
なんもなんないわ。

もう言うまでもありませんが、EDでは優勝して学園長がなぜそこまで頑なに恋愛を拒んでいたのか聞かせてもらえます。予定調和。
恋愛ゲームなので、恋愛ごとき、なんて言い出したらゲームの存在意義に関わるが、それでも『恋愛ごとき捨ててしまえ』と思わせられるストーリーにはある意味感服いたした。
エピローグでは「俺の思い、文章だけじゃなくて、君に直接刻みたい」と、日本酒でも飲んでそっちの気分になっちゃったのかと疑いたくなるぐらいのセリフをバンバン言っていた。※音也くんは未成年です

以上が大恋愛ED、恋愛EDは上のと大差なかったので割愛します。大爆発EDの間違いじゃないのか。


●友情ED
3PEDの間違いじゃないのか。
音也くんと同室のトキヤに見初められ(意訳)、二人に引っ張りだこにされる主人公。
結局なんだかんだで三人で卒業オーディションを受ける事になり、主人公が作った同じ曲を違う解釈でそれぞれ歌い、二人とも優勝してユニットデビューが決まった。
3Pとか言ったけど、2人の時よりかなり安全なのは間違いない。



というわけで、予想を遙かに上回る出来に、口の中が鉄の味になりました。
最初は来栖くんを攻略しようと思っていたのに攻略制限がかかって選択できず、結局美味いものを残す原理で音也に突撃したら地雷原だったという、うたプリの抜かりのないフォローには感嘆の溜息がでます。

あとアニメから入った身としては、作画が咎狗のそれに近くなっていることに悲劇を見ました。
これは乙女をナメているというより、制作費がたりなかったのか、手抜いたのか、めんどくさかったのか、どれかだと思う。全力投球でこれだったというなら、よくやったと拍手したい。
しかしながら、ときメモGS3でも散々もめたらしいプロダクションIGの行方が逆に気になります。IGが全盛期の頃はそのセンスが大好きだったのですが、今のこのセンスは逆の意味で支持したくなる気持ちでいっぱいです。
キラキラ背景は美雷御用達だと思っていたのに、まさかのリスペクトで胸が熱くなりました。


次は那月を狙おうと思います。
ルートに入ると本当に他のキャラが村人A以下の空気になるのは心苦しい。

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一ヶ月ぶりぐらいで貼るの忘れてた。
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以下より拍手お返事です。ありがとうございますー!
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●ベーグルさんへ
棚も随分すっきりしましたー。どうもです!

ドラマCDの件では本当にお世話様になりました。内容もとても面白くて終始笑いっ放しでした。アニメのシュタゲを見始めたときはミンゴスの演技がちょっと疑問だったんですが、今では紅莉栖はミンゴスしかあり得ない!ぐらい成長しました(笑)ミンゴス自身もシュタゲで成長して言ってるのが感じられて、それもまたなんだか嬉しくなりますね。
ドラマCD3つが本編に関わったりどれもシリアスなので、もっとギャグメインの明るいものが増えてもいいですよね。シュタゲラジオは私も少しだけ聞いたんですが、思わぬBLネタでびっくりしました。でも今だとそういうネタも多いですしね……でもシュタゲで腐とか考えらんないです。

私の文章が楽しいと言ってただけで、感無量です。思ったままを書き連ねているので、笑い飛ばしてくれたりすると本当にうれしいし有り難いです。
あ、勇者は結構難しいし、頭使います。長時間プレイするにはキツイゲームですが、クリアが困難なほど難しくはないので、少しずつ薦めていくにはとても良いゲームですよ!なによりセンスとキャラクターの言い回しがとても面白いです(笑
ちなみに水便はだいぶ良くなって、今は少しお腹が緩い程度なので……ご心配おかけしました。私は元気です。
ベーグルさんも暑さに負けぬよう、お気をつけてくださいね!それでは!!



●琥珀さんへ
1度ならまだしも2度も3度も水便だったときは流石に絶望しました……腹痛にはかないません。琥珀さんもお気をつけて!

譲くんは、各所でネタにされていますが(私もですが)、彼ほど造形が深いキャラも珍しいんじゃないかと思います。
だって、誰よりも主人公を思っていつも主人公が男に奪われないかハラハラしているのに、いざ気持ちを伝えたら「俺はあなたを思ったまま、不幸になったほうがいい」とか言われちゃうんですよ。お前いつ幸せになるんだマゾか、って言いたくなりますけど、それでもそれが譲なんだと思わせられるキャラ描写でした。
なので、弟さん、よく分かってらっしゃいます!譲は自分の力量を弁えていて、それでも一途に主人公を愛している。素晴らしいじゃないですか!(ちなみに、コルダ2の加地くんはそれに近しいものがあります。押しの強い譲みたいな感じですw)

うたプリは上記のような感じだったので、相当覚悟して突撃したほうが良さそうです。アニメで楽しんでいざゲームをやったら、プレイ後には傷だらけです…よ……。
私のレビューが参考になれば良いのですが、楽しんでる感じが出ていても、それは間違いなく駄目な部分を楽しんでいるので気をつけてくださいね……笑



●やしろさんへ
生きてます!生きてますよ!!(笑)
今は少しお腹が緩い程度で、水便も止まっているので……ご心配をおかけしました。ありがとうございます。その顔文字のように寝ていたので、すごく笑いましたw
もともと胃腸が弱い家系なので、何かあったらすぐに水分摂取するようにしていましたが、糖分……!それは気付かなかった。今度から紅茶にしてみます。どうもですー!!

私も途中放棄の期間が長く、部屋が強盗に荒らされたような状況だったんですが、この度の連休でなんとか片付けられました。母に言われたのも大きかったようです(笑)
まとめブログの部屋公開、あのオサレ部屋に何度憧れて失敗したことか……フィギュア飾るにしても、おしゃれな人がいらっしゃるんですよね。ホントこればかりはセンスなのかなと諦め始めてきています。そうしてまた乙女ゲーが積み重なる予感……。
ともかく、やしろさんも体調に気をつけてくださいね。腹痛は辛いですから……私を例にして、健康体でいてくださいね。
それでは、失礼いたしますー
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