全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

28 2011

四ノ宮那月 友情、恋愛、大恋愛ED クリア

ここまで握る拳が熱くなれるゲームは久しぶりかも知れない。そのままその拳を振りかざしたい衝動を必死に押さえつつ、机に突っ伏して咽び泣きながら那月ルートをクリアした。

正直、やっている間はあれほどいろいろ語りたくなるほどのエピソードがあったはずなのに、やり終えて何とか感想を書こうと、いまこうしてキーボードを打ちながら考えているにもかかわらず、思い出がひとつもないという状況には、本当に野に返してやりたい程の思い出たちばかりだったんだなと思う。
一十木ルートも大概だったが、那月ルートも一発ヤろうぜ!感が胸と頭をギリギリ絞めつけた。かといえ、18禁にも来て欲しくない感じのキャラ造詣には本当に胸を締め付けられる。

那月自身は、月森と加地くんを足して2で割って洗濯機にかけて部屋干しした後な感じです。
簡単にまとめると、那月は自分の奏でる音楽(ヴァイオリン)が周りから素晴らしいと賞賛されるも、自分ではずっと納得が行かず、一応音楽科のある学校に入るも結局プレッシャーに耐えられず、普通科への転科をすすめられたうえ、自身もヴィオラに切り替える、という美味しいとこだけを抜き出してミキシングしたけど残ったのは固形物の残骸だったのをひしひしと味わえた。
那月のキャラ設定だけの問題ではないですが、他の乙女ゲーを参考にしようとしたものの、消化不良を起こしたまま出てきてしまい、『別に全部がそうってわけでもないけど……』という感情を与えつつ、なんか全部が全部中途半端なこの感じが冷め切った風呂に入っている感覚。
そして、ギャグから萌えイベントとよばれるものまでストライクゾーンに投げようとしているのは確実に見えてくるのに、投げられた場所は全部デッドボールという巧みなうたプリの配球には、本当にずっと歯をギリギリしたい思いでいっぱいでした。
記憶がないのに痛みはあるのは、頭に投げつけられたせいか。

好きになるエピソードも、好きになってくれたエピソードもまるきし皆無なので、これはこれ、と受け入れて進むしかない。しかし、進んだ先には何も無い。とにかく先にはどう見てもPSPの画面をかち割りたくなるようなイベントが待っているのを知りながら、真っ暗闇を進むしかないのである。
しかしとにかく那月は甘いセリフばかりゲロってくれる上、人前で頬にキスをしたり、『小さくて可愛い物は抱きしめたくなる』とセクハラをイケメンらしい美しい言葉に置き換えてくれたり、露出度の高い水着を着させられて恥ずかしがっている主人公に「僕が見ていると恥ずかしいの?どういうふうに、恥ずかしいの?」としつこく聞いてきたり、思わず歯ぎしりのリズムがノってくるほど大変賑やかなルートでした。

肝心なことを言い忘れるところでしたが(自分でもあまりの記憶の抜け具合が恐ろしい)、那月がメガネを外すと暴走する、というのは那月が二重人格で、もう一人の人格である『砂月』の仕業でした。だからといってなにがどうというわけでもないのだが、この砂月がオカリンも真っ青になるぐらいの厨二病で数々の名言をお与え下すった。喋れば喋るほどオレのガイアが囁いている。

【例】
Q那月くんが表に出ているとき、砂月くんはどこに居たんですか?
A深い……深い闇……。意識の深淵……。

あと那月もエロい方向に持ち込みたい感じの不味い空気が充満していたが、砂月はド直球で『襲うぞ』と言ってくださるヤリチン野郎なので、そこはスッキリしたセクハラで那月時よりはいくらか良かった。……いや、良くはない。(麻痺状態)
自分、最初はこの砂月が那月の中の設定みたいな感じで演じているのだと思っていたら、どうやら本当の二重人格らしく、その割にはなんだか何も伝わってこない感じなのにはもう黙るしかなかった。終盤には抵抗すら出来なくなっているこの調教具合は流石。
ちなみに砂月が生まれた理由は、昔通っていた音楽教室でお姉さんに曲をパクられたから、だった。この辺のエピソードが明かされるあたりは割と普通で良かったが(普通なのに良いと感じてしまうところはうまい具合に洗脳された)、主人公はただ話を聞いているだけなのに『お前はあいつとは違う』とお決まりのセリフを言ってくれる。何が違うのか。歯軋りがすごいところか。(それは私だ)
いや、途中までお前もあいつと一緒だと知りもしない女と一緒くたにされたりもしたが、否定も仕切れない感じなのに、「私は那月くんから離れない!」と湯水のようにあふれる乙女ゲーの常套句で無事砂月くんを浄化の道へと導いていた。

ここまで来ると、知らぬ間に忘れている恋愛禁止校則であるが、知らず知らずのうちに校則ごと殴り飛ばされていたのだと思う。そうでなければここまで重要である(と思っていた)校則が空に羽ばたいているはずがあるまい。
設定を料理仕切れていないという以前に、する気もない上に別のことをしている始末。お前は一体何がしたいんだ、と問うてはいけない、何もする気が無かったとしか言い用がない。

そのままぬるりと卒業オーディションで優勝して、終わる。卒業後は事務所の寮で一緒に暮らしているようで、スケベしようやイベントで終わった。

何が酷い、と言われると、全部酷かったので逆に特別ひどいところは無かった、と言えるのがこのルートの良さであると思う。

以上が大恋愛エンディングでした。恋愛エンディングはいらんディープキススチルに心がたこ殴りにされて終わった。


●友情ED
砂月と入れ替わりで精神が憔悴し床に臥せってしまった那月の代わりに、同室で友人である翔が主人公とペアを組む。その瞬間心穏やかになった私の気持ちをすぐに凍りつかせるように那月が戻り、三人で卒業オーディションに出て優勝する。
このEDでは砂月は消滅していないので、エアー4PEDのようになっていたが、一十木ルート同様、二人よりは三人のほうが確実に安全なルートでした。


いやはや、息継ぎもできない。ずっとごぼごぼ言っている。
アニメの1話をみて、そのバカさ加減っぷりに明るい気持ちにさせてくれ、そのまま軽い気持ちでゲームをやったら、覚悟が足りなかったのかボコボコにされた。選んだ二人が悪かったのか、全員がコレなのかはわからないが、次のキャラに行くことを考えると足がガタガタ震えて止まらない。ラオウを目の前にしているかのような威圧感。見えない壁をひしひしと感じる。
遙か5はその騒がれっぷりからある程度の覚悟ができていたが、うたプリはアニメのキャラたちを味わえればいい、程度の気持ちで世界に入ろうとしたのが間違いだった。そこにあるのは修羅だった。
逆に何が楽しかったか、と聞かれると、気まずい沈黙が流れるのであれですが、一つ笑ったのは二人羽織のスチル。正確には二人羽織なぞしてはいないが、どうみてもその風貌は正しくラオウだった。すごいという話は聞いていたが、不意打ちでアッパーが来るので破壊力が倍になった。


二人クリアしただけでもう虫の息なのだが、次に攻略するキャラ選択は非常に重要である。
次にまた私の息の根を止めるようなキャラが来ると、『私以上にプレイしたい方々のために』とよどみのない言い訳を使ってブックオフに全力疾走するのは眼に見えている。
なので次は最初に攻略しようと思っていた来栖くんに行こうと思うが、残念ながら彼は立ち絵の時点で言われ名のない差別を食らっているので、もう黙るしかない。誰が別人呼んで来いって言った、と言われても誤解を解かないレベルでまるで別人なのである。
ただ、中身はまともそうなので、目を閉じながら歩こうと思う。その先がたとえ奈落の底でも、全身でキスよりスゴイ音楽を感じたい。


しかしその前に死神と少女が届くので、そちらで英気を養いたい。
TAKUYOなのでまさかないとは思うが、もしそっち的な出来だったら、ブックオフに住もうと思う。


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肩幅の益々の繁栄と、恋愛禁止校則のご健勝を願いまして。

以下より拍手お返事です。押してくださった方、本当にどうもありがとうございました!
あまりのプレイヤー疎外っぷりを嘆いた一十木くんの記事と紅莉栖誕生祭の記事にありがたいことにメッセージを頂きました。本当にどうもありがとうございます。
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●ヨーコさんへ

初めまして、望月と申します。ようこそいらっしゃいました!
や、やや、ちょっと待ってください、待ってください。
ももも、もしかしたら、あれ、あれですよ、こう、ある意味で楽しいですよ、ある意味で。
わ、わたしですか、私もももたたた、たのsっっs…
ラオウに立ち向かいたくなったらやってみてください!

話し変わるのですが、訪問履歴からサイトの方遊びに行かせて頂きました。
感想の一つ一つが味があって楽しく読ませて頂きました。
とても楽しみにしています。こっそりですが、これからも遊びにかせて頂きますね…


●南条さんへ
こちらこそ、いつもお世話になっております。
こちらにまで遊びに来て頂けて嬉しいです、ありがとうございます!

ちょっと躓いた隙に別世界に行ってしまわれましたよね、一十木くん。
南条さんと同じく、彼を追いかけようとも追いつこうとも思わないところが、むしろ、彼の魅力なんだと思います。俺についてこいとかじゃない、もっと別次元のあれなんでしょう。あれです、あれ。(どれ)
私も二人クリアしたところで次もコレだったらと思うと、穴という穴から涙を流すしかないのですが、それでも割り切ってむしろ楽しんで行こうと思います。考えたら負け、たしかにその通りです…。
ただ次もコレだったらもうブックオフに駆け込むしか無くなりそうなので、まともだと噂の翔ちゃんに行くことにしました。これであれなら、もう自分自身を洗脳にかけてでも特攻しようと思います。
今まで数々のそっち系ゲームをクリアしてきたものとしての誇りが私を奮い立たせます!



●あらかさんへ
お互い絶妙なチョイスをしてしまいましたね、うたプリ初キャラで一十木くんを選ぶあたり、ユアメモをフルコンプした資格と根性を持っている、そう思いました。
>学園祭・クリスマスパーティー・ソングステーションは魔のバミューダトライアングル
ガラナ吹き出すほど笑いましたww
いやはや、なんであんなに下半身直球型なんでしょうかね、爽やかに尻とか触られてそうだ。早く駅員さんに差し出すしかない。
もうフルコンプされている頃でしょうか?
私は二人クリアしただけでこのザマなので、もう一度鍛え直す意味でうたプリに殴りに行って負けてこようと思ってます。
ユアメモに立ち向かった時のあの気持ちをもういちど…!



●タロさんへ
おはようございます、いらっしゃいませです!
キャラチョコは思ったよりも簡単にできますので、是非是非やってみてください。大雑把に定評がある私でもあれぐらいのものが出来たので、素晴らしいものが出来上がると思いますよw
6号ケーキは一人ではきつかったです……小さいとキャラチョコが作りにくくなってしまいますが、食べることを考えれば小さくても十分だと思いますよー。
あとうたプリの記事も読んでくださってありがとうございます。Amazonの評判が良かったり悪かったりどうなのかと思ったら、あんな感じでした。評判の良い乙女ゲーをやってらっしゃるとのことなので、一旦落ち着着たい時にでも是非やってみてください。ギャグが来てるのに自然と真顔になっている自分に気づきます、よ……!
他のキャラも頑張って攻略します!彼らに打ち勝てるかどうかは別ですがw

ブログの方も楽しみにさせていただいています。これからもこっそり通わせて頂きますね…、こっそり。



●ベーグルさん
おおお!先生さんだったのですか!!すごいです、パンだけでなく製菓も……!
私もお菓子を作るようになってから、本当に細かで丁寧な作業が美味しいお菓子を作れるのだなと知ったので、先生となると本当にその凄さが分かるというか……尊敬してしまいます。
引越しをして台所が広くなったので、何か作ってみたいなーと思った結果がキャラチョコでした。でも意外と簡単というか、繰り返しの作業さえ慣れてしまえば難しいことはなかったので、とても楽しいひとときでした。大好きな紅莉栖のためでしたし(笑)
スポンジが冷凍出来ることをベーグルさんのお言葉で思い出しました……なんてこったい。クリスマスにはケーキ屋さんはスポンジを冷凍しておくっていいますもんね。すっかり忘れていた…。
あ、お腹は壊してないです!大丈夫です!ご心配おかけしました……我ながら、今まで作ったケーキの中で一番うまく出来たので満足していますw



●オペレーション・クリスティーナさんへ
よく乙女ゲームのキャラチョコを作ったりする方も見かけますが、私の場合はクリスマスのお祝いの画像で、キャラチョコを作ったという男性の方の記事をみて、自分も負けないぜ!と思ったのが動機の一つですw
私もお酒を買ったりしたのですが、一人でケーキは結構きつくて、お祝いというよりはなんだかよくわからない別のものになってしまった気がしないでもないです。
ツイッターや各所で、独自のお祝いがなされていて見ているだけでも本当に楽しい一日でしたねー。女神を崇め奉る一日でしたが、本当に楽しかったです。キャラチョコを作っているときは、一人で部屋でニコニコしてました、完全に不審者です。
ちなみに私は紅莉栖の誕生日を知る前だったのにもかかわらず、25日は休みをとっていてこれは運命だ、と思いました。いやしかしながら、オペクリさんが言うように、国民の祝日になってもおかしくない大切な日ですよ。女神生誕祭ですよ、祝わずにはおれません。
脳科学の本、すごいですね…!最近テレビで脳科学という単語が出てくるだけで紅莉栖を連想するぐらいには成長しましたが、本屋の袋を突き破るほどの愛、さすがです!私も物理学にチャレンジしようと思っていましたが、思うだけで脳内で終了していたので、オペクリさんに負けないように物理学の本を買ってこようかと……!
脳科学を学びつつ、あとは厨二病のマッド・サイエンティストになれば完璧ですよオペクリさん!

またシュタゲに滾った記事を書いたときにでも、生暖かい目で見守ってくださいー!それでは!
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