19 2011

理一郎ルート クリア

何度も申し訳ないですが、今年度私が一番頭をおかしく出来たゲーム「シュタインズ・ゲート」と比較している部分が多く存在します。ご注意。



おそらく理一郎ルートだけだとは思うんですが、理一郎はオカリンと立場が似ている。
シュタゲは幼馴染のまゆりが必ず死んでしまう運命を変えようと模索する。
CZは幼馴染の撫子が必ず事故にあってしまう運命を変えようと模索する。
違うのはオカリンがまゆりに抱いていた感情は、おそらく家族愛だったということだけで、理一郎はそこらへんはバリッバリ撫子をやらしい目で見ていたと思う(後日談を誇大解釈)。

時空跳躍についての記事にも書きましたが、男女のゲームの違いにおいても楽しいです。
シュタゲの感想記事でオカリンのような臭い男が乙女ゲーに来て欲しいと書いたことがありますが、実際にオカリンが乙女ゲーの世界線に来たらこんな感じなんだろうなと思いました。
漢臭さは無いけれど、やっぱりこういう乙女ゲー限定のキラキラした澄んだ空気の男子を、上から下まで舐め回すような目で見る変態の顔をして見つめるのも悪くはないかなと思います。(二次元のいいところは、画面の向こう側の人達がどんな目で見られているか一切気付かれないところだ)

というわけで、放浪者は理一郎でした。CVと容姿でもう答案用紙に答えが書いてあるようなものなんですが、もうちょっと怪しいコスプレイヤーが理一郎だということを引っ張っても良かったんじゃなかいかなと思うような気がしなくもない。

ずっとそばで気付かれないように見守って来た理一郎が、撫子を失ったときの喪失感はものすごいものだったと思います。鉄の理性を腹に据えてまで撫子に手を出さないようにしていたのに(理一郎は絶対むっつりだよなと思った自分は殴られるべき)、結局あんなに想っていた撫子が目の前から居なくなってしまうなんて。
きっとオカリンのように、何度も何度も諦めそうになりながら抗ったんだと思うと心苦しく切ない気持ちにさせられる。BADEDでは別の世界の撫子を守って倒れる話には、本当に黙るしか無くなった。
ただこういう形で閉口させられるのは、なんていうか切ないけど悪い気持ちにはなりません。(じゃあどういう閉口がアレなのかは、翔ちゃんルートです)

少し話が逸れますが、恋愛ゲームは多世界解釈の一種、という感じの言葉をシュタゲの生みの親である志倉千代丸氏が言っていた記憶があります。(シナリオの方だったかも知れない、いつもの如く記憶が曖昧)
どのキャラのEDも、どのEDも存在しているが干渉しあうことはなく。でも確かに、BADもTRUEもその他多くのEDが存在していて、正解はなく、不正解もない。そしてそれを観測できるのはプレイヤーだけ。

そう考えると、どの理一郎EDも理一郎らしいなと思える気がしました。好感度の高低どうこうの話ではなく、撫子を思う理一郎の行動を考えたときに、どのEDも理一郎の感情で動いた結果に結末がある。それがどれもしっくりくるというかなんというか。
自分でも何が言いたいのかいつも以上に分からなくなってきましたが、理一郎の好感度なんて基本撫子に何をされようがアレなので下がらない、という気持ちもある。一途という名のヘタレなんですよ彼は、いいじゃないですかそれで(理一郎に2、3回殴られるべき)

そして一方、撫子の方はですが。

こちらも何処かで見かけたのですが、たしか遙か3の感想で(遙か4の柊だったかもしれない)、『色々な人が亡くなったりしても時空跳躍によって良い未来は得られる。でもそれは同じ時間や、体験や、思いなどを共有して、それで好きになった存在とはまた違うのだと思う。』というたしかそんな感じの感想だったと思いますが、それがすごく印象に残っています。

では、『理一郎』でありながらも、同じ経験や知識を共有していないこの『理一郎』は、果たして撫子の隣にいた『理一郎』だろうか。
撫子は作中で違う人であると思いました、そして大人理一郎が守りたいと言っている『撫子』は自分ではないとも言っている。EDで、この世界の理一郎を好きになったから元の世界に戻りたくないと言っている撫子にはすごく納得が行きました。

では、それを見ているプレイヤーはどう思うんだろうと考えると、私はすごく悩まされた。
確かに撫子と幼馴染で、言い表せないぐらい大切な時間を共有しているのは確かなことなんです。シュタゲは過去ごと改変されていましたが、CZでは特別授業前までの過去は共有していて、それ以降が違うだけ。
ただ、この理一郎も、別の世界の大人理一郎も、理一郎ということには変りないと感じています。だからこそ、撫子は違う理一郎だと言いながらも大人理一郎のことを好きになったんだろう。

同じとも、違うとも言えない曖昧な存在です。どこかで区切って違うか否か選別しろという方が無粋なのかも知れないが、それを考えずにはいられない。
私は、その人がその人でなくなってしまうような要素がなくなっていればもう別人なのかもしれないと考えましたが、このへんは本当にプレイヤー次第なんだろうなと思いながらプレイしていました。
撫子を思う理一郎は理一郎に変わらないのではないから、特別授業を一緒に受けた理一郎も、そうでない大人理一郎も、理一郎なのだと自分は思います。

ただ、多世界解釈だと考えると元の世界は時がおかしくなったままで、その中で鷹人とか理一郎とかが過ごしていくと考えると、元の世界に戻ってくれと思ってしまう。世界線理論で言うと世界ごと改変・再構築され、同じ世界線には二度と戻れないということになるので仕方ないとは思うんですが。CZの多世界解釈だと特別授業を受けた撫子は元の世界に戻れそうなのがさらにつらい。


●残留ED
すごいもやっとする終わり方だった。駆け足だったうえ、説明もろくにしてもらえないでとりあえず過去改変で良い未来が得られました終わり、はここまで順調に感動してきたのに勿体無い、と思わされた。
いや、本人達にとってはさっさと生き残る未来に行きたいのはわかりますが、見ているこちらは何が起きてるのかさっぱりなままやたらとスピート感ある状態で終わってしまわれたので余韻も残らなかった。もっと丁寧に理一郎の苦悩を描いてくれたら気持ちも入っていったのだと思うと、勿体無いの一言に尽きる。

●帰還ED
私が狂ったようにショタがーショタがーとか言っているのを無しにしても(しきれているのか)、こちらのEDの方がしっくり来ました。まあ結局は10年後になるんですが。
理一郎が、自分の世界の撫子は守れなくても、別の世界の撫子を守れたのだと思うと感慨深いです。ただせっかく良い経験をしたのに、元の世界に戻ったら記憶を無くすっていう展開は要らなかったのではないのかなと思う。
ただ理一郎さん、もうコスプレする必要はなくなったんだから、せめて前髪くらいは切ろう、な。


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撫子を助けるためなら、多少のコスプレも厭わない


CZをやっていると、久しぶりに乙女ゲーの空気を吸ったー!という気になりました。直前にやっていた乙女ゲーは、と問われると空気が吸えなかったのでなんとも言えません。
しかしながら、多少の不満はあるとはいえ、真っ当に乙女ゲーに感動、萌えさせて頂いたのにもかかわらず、私はそんな誠実な理一郎よりも、頭のネジが全部どころか部品さえ一つも残っていないようなキングさんが大好きなんです。今度は私がキャラに不条理を強いる番なようだ、もう一回うたプリに胃の中を空にして貰って来るべきか。
ラスエスやソラユメでもそうだったんですが、人間的に出来た人よりも台風の目を好きになる傾向が私にはあり、その嗜好的に自分は本当に何かの予備軍なのではないかと心配になったりもしましたが、トチ狂いそうになるほど頭を悩ませるゲームも楽しめているあたりもう治んないんじゃないかと加速の一途をたどっているような気がする。
そんなわけで私は、君のいない世界なんていらないからブッ壊すキングさんが大好きです。

今にもキングさんの懐に光の速さで突撃したい気分を押さえて、次は終夜です。


以下より拍手お返事です。ミミズ這った方が未だマシなぐらいの字が溢れたあの記事に押してくださった方も、他の記事に押してくださった方も、本当にどうもありがとうございました!
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●りくたさんへ
こんにちは、毎度どうもありがとうございます!
CZ、今のところすごく楽しめています。キングさんいいですよね、なんとうなく『さん』を付けずにはいられません。
ちなみにシュタゲの世界線理論が必ずしも当てはまるわけではありませんが、シュタゲをプレイしたら理一郎ルートの理解がぐっと深まるような気がします。逆を言えば、シュタゲは男性向け理一郎です(笑)
機会があったら是非プレイしてみてください!現実と非現実を上手く織り交ぜ、現実にも起こりうるのではないかと思わせられる不思議なゲームです。



●10/18 1時頃にメッセージを下さった方へ
ノエインという作品名は知っていたのですが、そういう内容も含んでいたのですね。教えてくださってどうもありがとうございます。しかしながら北海道が舞台なんですね、しかもショタ、ショタですか(興奮しすぎて血眼)
量子学っていうのが本当にとっつきにくいんですよね、それが入り口だけでもわかりやすくなっている、というのはすごく魅力的だと思います。私はシュタゲだけでも量子学の説明の部分で『もう一回言ってくれ!』と言いながらバックログを上から下まで充血するほど眺めても1ミリも理解できなかったので、そういう意味でもノエイン面白そうです…!
ちょっと話がずれるんですが、自分は天空のエスカフローネというアニメがマイベストでして、メッセージを頂いてノエインを調べたところ、監督が同じでこれは運命だと思いました。おにぎりのおかか、素晴らしいじゃないですか。おかかこそ重宝する具材ですよ…!
兎にも角にもずっと気になっていた作品だったので、手に取る機会が合ったら直ぐに手を出していこうと思います!
ありがとうございましたー!CZにも転がり込みながらノエインを探す旅に出てこようと思います!
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