全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

03 2011

レインED、CZの多世界解釈について(まとめ) +総評

鷹斗をクリアした状態でもう燃えカスになっていたんですが、レインEDがあるということで燃えカスが肥やしに昇格しました。
しかしながら、これほどクリアしたいけどクリアしたくないという気持ちにさせられたのは久しぶりだった。息を荒くせずにフルマラソンを超高速で駆け抜けた気分です。いつも100m走なのに死にそうになるゲームばかりやっていたのかもしれない。


●レインED
どうしてレインが人体蘇生を行おうと思ったかがこのルートでわかります。鷹斗ルートからの分岐っていうのがまた恐ろしいですね。
鷹斗とレインは似ています。鷹斗もレインも、大切な人を失くしたから、それに抗うために世界を変える、という感じです。天才というのは何処か欠損している、というのはレインが鷹斗に言った言葉ですが、自分自身に言った言葉でもあったんでしょう。変わってしまった世界をおかしいと言いながら、自分の大切な人を奪った理不尽な世界を許せない。
偶然にも鷹斗の想い人である撫子に出会ってしまったことで、人体蘇生を行うという決意がどっと固められてしまったわけですけども。これも鷹斗と同じく、レインもまたステータスの振り分けがおかしいただの人間、だったのだと思います。変わってしまうきっかけがあっただけで。
たかが撫子に会う会わないでレインが鷹斗を利用することを決意する(人体蘇生を行う決意をする=世界を壊す)、ということは、しないという意思も少なからずあったということ。撫子に会ったことで、この子を利用すれば大好きな妹にもう一度会えると思ったらネジが全部飛んじゃったんでしょうね。頼むから戻して戻して。
レインEDでは鷹斗はレインのことを許してた節も見られ、今まで協力してくれたからとまで言ってましたが、原因作ってたのその人ですよ?という言葉は届かないのだろう。鷹斗は撫子以外人間としてみてなさそうですし。
三つ巴の戦いEDっぽい感じでもありましたが、撫子なら上手く二人を従えてそうです。いつかクイーンになる日も近いっすね撫子さん。


●CZでの多世界解釈について
先に謝っておきますが、人が書いたとは思えない汚い字があります。すいませんでした。

フルコンプした今だからこそ言えますが、シュタゲに影響されたのかなという節が見当たらなくもない。(他作品に影響されたという話も聞きますが、そちらの方は未プレイなので比べられませんでした)

というのも、理一郎ルートと他のルートの多世界解釈が違いすぎる。
理一郎ルートははじめの記事のように世界線解釈に近く、その他のルートでは多世界解釈に近い。
理一郎ルートでやっていたことが、鷹斗ルートで鷹斗本人に否定されたときには、そうか別世界に住んでいたんだこの人達、とある意味納得できました。

一番大きく違うのは、『確定した過去は変えられない』ということです。理一郎ルートでは確定した過去を変えようと、理一郎が一生懸命撫子が事故らない方法を探していましたが、鷹斗ルートでは笑顔で過去は変えられないということを言われます。理一郎の努力、さらりと全否定。
理一郎ルートは一番最初の記事で存分に語ったからいいとして、他のルートはおそらく多世界解釈です。理一郎ルートでも語りましたが、某イケメン社長志倉氏が恋愛ゲームは多世界解釈と言った言葉に近いです。
ADVのようなゲームでは多く見られる選択肢という機能、A、B、Cという選択肢があったとして。Aを選んだ瞬間にB、Cという選択が見られなくなる場合もありますが、B、Cを選んだ時の世界も確かに存在する、ということです。


右を選んでも左を選んでも、キングさんに会えても会えなくても、結局世界は分裂するということですね。そうして世界が無限に増えていく、というのがCZの多世界解釈でした。(間違ってたら殴って下さい)
鷹斗ルートでは、撫子の『事故が起こらないようにすればいいんじゃないか』という質問に、鷹斗が『確定した過去は変えられない。この世界で幸せになる方法を考えるしか無い』というようなことを言われます。ようするにセーブが使えない一発勝負をやらされているわけです、現実と同じで非常に心苦しいですね。
つまり、主人公と一緒に特別授業を行ったキャラ達は、未来では別人とされていましたが、半分は同じ人ということなんですよね。背負ってきた過去がおなじだから。未来の鷹斗が現代に干渉してきた時点で世界が分裂したということです。
キング先生は本当に余計なことしてくださる。(先生としては良いだけにどう評価を下したらいいか迷うところ)

大抵の恋愛ゲームはマルチエンディングが基本ですが、それはCZも同じで、要するに、登場人物全員が幸せになる世界が確実にある、ということです。これはどのキャラ好きさんでも幸せになれる平和な解決方法。
今回は制作者というこの世界の創造主が央EDというものをつけてくださらなかったので、本当に創造主さんはドSですね。

それでは、過去改変を行なったうえで有る理一郎の残留EDは?と問われると矛盾してるじゃねえかー!という答えで終わります。どのルートでもキング先生が居ますし、あの世界の理一郎さんたちどこ行っちゃったんすかね?という疑問が耐えない。
まさかの過去改変可能で鷹人さん凡ミス、というのも美味しくはあるんですが、撫子に関わっていることで鷹人が間違うことなんて無いだろうきっと。でもレインが犯人って言われるまで気が付かなかったからな、あの人。


●総評
・システムについて

結構もっさいです。自分が所有しているのはPSP版ですが、特典を見終えたらいちいちトップ画面に戻されるし、スタートボタンを押したらしゃべってくれるキャラ達の台詞は長くてゲームを初めてもまだ喋ってる始末。(自分のは央と円が異常に多くて鷹人さんが全然喋ってくれなかったんですけど何故だろうか)
あとゲームシステムについては、ゲームと呼べるのかどうか疑問ですが、これが後々にやられた、と思わされる演出を生んでいるので良いといえば良いし、悪いといえば悪い。一周目は問題を手入力、二周目以降は6つの中から選択肢を選ぶという風になってます。しかしこの正解以外の5つの選択肢がどうもやっつけで考えたっていう感じがして萎えました。もうちょっと真面目に作って欲しかった。
スキップ、ロード、等の設定はある程度充実していました。クイックセーブが電源消えたら消えるのは分かるんですが、EDを見ても消えてしまうのはいかがなものか。あと問題にぶつかるとスキップ停止したりするのはちょっと面倒くさかった。
全体的にツメが甘い、という印象です。

・サウンドについて
切なさ煽るBGM、ゲームにあったOPとEDはさすがのオトメイトだな、と思いました。ムービーもどのEDにもあっていて良かった。
ただ、携帯機だからかボイスがちょっとノイズ混じりというか、ぼやけて聞こえるのがいただけなかった。いい演技もたくさんあっただけに残念でした。

・グラフィックについて
特別どうというわけでも無かったんですが、横顔がちょっと独特だったのは気になりました。それ以外はこの世界観にあったキャラクターデザインで、スチル枚数も満足の行くものが多かったです。ミニキャラについても使い方が上手くて、和むことが多かった。雰囲気や表情がすごくいい絵師さんだと感じました。

・シナリオについて
まあいろいろ影響を受けたのかな、というシナリオではありましたが、それぞれのキャラクターはCZならではと思わせるものでした。単純なお涙頂戴な展開にはならず、ある程度責任や重さを持たせた話に、完全に幸せにはならなくとも、どこか心地よい重たさを残してくれるEDはとても楽しむことができました。
ただシリアスに比重が置かれているものの、そこはオトメイト、甘さは決して忘れない。PSPで追加されたとのafterStoryは別の世界の同一人物が失恋したことを思い出してくれ、といいたくなるぐらいのいちゃつきっぷりを見せてくれた人も居ました。逆に本編の補完だったりして切なくなったりもした。
子供時代からいきなり大人へと飛んで、最初は違和感を感じたりもしますが、そこから上手いのが『変わったとこ』と『変わらないとこ』をそれぞれ出してくるというとこ。主人公も混乱していましたが、プレイヤーもこのキャラは10年前と同じ人なのかどうかという判断に非常に迷わされます。そこが凄く面白かった。
あと、自分はショタ好きな為、キングさんもロリコンに目覚めればこの世界に居られる、とあらぬことを思ったりもしましたが(そういう世界もありそうなのが怖い)。ショタが苦手で食指が動かぬ方々も、ある程度安心してプレイ出来るのではないだろうか。仲良くなるっていってもマルマルモリモリレベルで(訳:小さい子が遊んでいるのをみて微笑ましく思う)、10年後に跳んでから恋愛描写がスタートし、例え帰って来ても超スピードで10年後になる。
ちょっと展開は早いうえ、説明不足と思う点が多々あったのは残念でしたが、良さとに消される程度でちょいちょいぐらいです。

あと主人公についてですが、自己投影できるような感じではなく、作中誰よりも男らしく強い女性です。そういう個性を持っていたからこそこれだけのメンツが攻略できたとも思いますが。最初は高飛車な感じがして受け入れがたい感じが強い。それを乗り越えたらCZを存分に楽しめると思う。
その高飛車な感じも、大人ぶってるただの小学生以外のなにものでもないし、後でそんな自分を反省するようすも見られるので是非その様子を見て欲しいなとプレイした側からすると思います。
お嬢様という設定なのに言葉遣いが微妙だったりする部分もありますが、自分は許容範囲内でした。

全員のEDをクリアした後かどうかはわかりませんが、最後の誰EDにも入らないようにして見られるエピソードは感慨深かった。とにかく、おまけが充実していて、どれも手が抜かれておらず、かつ本編と付かず離れずのいい位置関係を保っているおまけで素晴らしかった。

プレイすれば必ず一人は萌えポイントに引っかかるでしょうし、それぞれが味があり楽しかった。読後感がとても良い作品で満足です。

推奨攻略順ですが、残留ED→帰還EDをお勧めします。
ネタを段々とバラしていきたい方は、【理一郎→終夜→寅之助→円→鷹人】
とにかく先にネタを知りたい方は、【終夜→鷹人→円→寅之助→理一郎】
世界壊しやがってマジ許さない1000%な方は、【円→鷹人→終夜→寅之助→理一郎】
好き好きにプレイしても楽しめると思いますが、個人的には鷹斗は最後がいいかなと思う。


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萌えってなんだっけ、切ない気持ちってなんだっけ。
ごっそり削られてそんな気持ちを忘れてしまった方におすすめするゲームです。


という訳で、シュタゲにハマった状態に近い状態になりました。無事ファンブック、ドラマCD2種共にゲットし、PS2の限定版を購入するという時代に逆行するというキングさんと同じ行動をしています。私は何がしたいんだ。
思えばシュタゲをプレイする前も、どこかの神子様にごっそり削られた記憶があるので、久しぶりに萌えを与えてもらって生き返ったなという気持ちに何故だかなりました。
これからも鷹人が撫子をそういう目で見つめているのを、私もそういう目で見つめていたいなと思う。


それで、次にするゲームは何にしようか、久しぶりに美蕾様の電波を浴びようとツンデレS乙女をプレイしてみたら、何年前に発売したんだこれ、という配色センスでなんだか乙女ゲーができなくなる身体にされそうだったのでやめました。
なので、この度無事FDが発売されることになった、世間の萌えポイントの逆のことをしたんじゃないかと思われるゲーム、遙か5に頭から特攻したいと思う。
思えばシュタゲするまえもこれをしていたような気がしますが、もうフルコンプした気になっていたのは何故だろう。(神子のレベルが42Lvだからだ)
そもそも自分が良ゲーをしたと思った次にはプレイヤーを殴るゲームをしたくなる、というのが行けないんだろうが、趣向だからしかたないのだと自分に言い聞かせて、私は世界をぶっ壊す神子を操縦してきます。

FDで祟くんが神子と幸せになったとしても、それはそれで切ないような気持ちになるのは何故か。


以下より拍手お返事です。お返事遅くなってすみませんでした。押してくださった方も本当にどうも有難う御座いました!
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●さくらさんへ
初めまして、望月と申します。どうぞよろしくお願いいたします!いつも見ていただけているようでありがたいうえ、とても嬉しいです!
鷹人好きさんがいらっしゃって私とても幸せです。(自分の周りは理一郎と終夜好きが多かったため…)
主人公が居ないと人間らしい行動ができず世界をぶっ壊しちゃう鷹人さんいいですよね!私はこういう(?)主人公が居ないと靴下も履けなくなるようなキャラが大好きなんです。三週したさくらさんのお気持ち、すごくよくわかります。
鷹人が好き過ぎて、VFBの鷹人の微笑をみるだけで気持ち悪い笑みを浮かべる病気にかかりました。これからもお互いキングさんを見守って行きましょうね…!
コメントどうも有難う御座いました!またお暇なときにでもいらっしゃってくださいー!



●琥珀さんへ
こちらこそ、いつもお世話になっております!好き勝手叫んでいるブログを読んでいただけて光栄です!
ツイッターは本当にとにかく鷹人が好きな気持ちを小刻みに噴出して行かないとブログが壊れる(鷹人の言葉を借りて、ブログなんて壊したくなかった)と思ったのであんなことになってしまいました。
月影の先輩のような主人公への依存っぷりですが、少し違うのは鷹斗は静かに病んでいくと言うか、パッと見どこも異常じゃないのに、わかりにくいけど確かにおかしい箇所がある、というところでしょうか。
ストーリーはある程度まとまりがありますし、キャラのバリエーションも広いので、好きキャラが一人はいると思います!買ったらぜひぜひツイッターで楽しみにしております(笑)
コメントどうもでした!ツイッターでもよろしくおねがいします、それでは!
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