全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

19 2011

Persona4 総評

この日記を始めてから(今でおそらく2年目ぐらい)、RPGは一度もやった記録がないので、かなり久しぶりのRPGでした。
自分のRPGの記録は、ストーリー、システムと完璧と思っても途中で無慈悲に積む(例:FF4(SFC版)、TOE・D・S・V)、というゲーマーとして懐に百発食らってもおかしくないぐらいたくさんのゲームを積んできました。
クリアしたのはテイルズオブジアビスぐらいなもので、あれだけは狂ったようにプレイしてEDで涙腺が粉砕され涙を流しながら寝た記憶があります。もちろんPS2版で、今三週目の終盤、という自分でもやればできんじゃねえか、という気持ちでいっぱいです。今思うとあんな飯マズなぐらい殺伐としてんのによくキャラ達を好きになれたな、と思います。いや、今でも好きではあるんですが。(別に比べるものでもないと思うんですが、P4と比べると仲間とか言えないぐらい裏切ったり同じパーティーなのにギスギスレベルを遙かに超えた空気の不味さだなと思う。そこが面白さの一つでもあるんですが)

という訳でRPG素人童貞みたいな自分は、4月頃にこのゲームを積み、今になってようやくゲームを攻略し終えてTRUEEDまでたどり着きました。いや、長かった。でも、始めて波に乗りさえすればずっと駆け抜けていって次が知りたくなるようなストーリーに、奥深くてぎっしりつまったシステム、飽きやすい部分もあるんですが、飽きさせないように工夫もなされていて素晴らしい、隙がない、と思うぐらい良かった。……あのEDで一体何人のプレイヤーがそのまま一緒に列車に乗って番長の隣に座りたいと思ったのでしょうか。

RPGは苦手ではないのですが、自分の腐れたおつむではシステムを理解するまでに時間がかかる上、なんとうなくPersonaというのは敷居が高い存在でとても手を出しにくかった、というのがあります。
攻略し終えた今は血眼になって関連商品を漁る不審者へと成長するぐらい素晴らしいのですが、ハマるまでに辛抱が必要という部分では少々取っ掛かりがある。とても個人的な理由ではありますが、ATLASゲーというのはなんとなく知る人ぞ知るコアゲーマー用のゲーム的なイメージを勝手に想像していました。
というのも自分の兄が真・女神転生をリアルタイムでやっていたのを見て、あまりのハイセンスに頭から煙が出そうになるぐらい何もわからない、という状況に陥った過去があるからだと思う。

そんなクソどうでもいい自分の経歴はともかく、今はアニメも絶賛放送中なので、ペルソナシリーズをやったことがない人はそれをみて取っ掛かりをなくして雰囲気をつかみとってからプレイするのが楽しめるやり方だと思う。アニメの方はギャグ調で入りやすく楽しみやすい良い出来なので。シュタゲの時同様、謎を紐解いていくのが面白い部分なので、ネタバレシャットアウトでお勧めしたい究極にして至高の一品。
ただシュタゲと違いシナリオ一本勝負のADVでは無いので、戦闘やコミュ、その他もろもろのイベントを巻き込みながらもすごく楽しめる。

恋愛においては、同年代の女子と何股もかける4Pどころではない状況を作ることができる(このネタ絶対自分だけじゃないと思ったけど使わざるを得ない魔力を秘めていた)。やりようによっては運動も勉強も一番、話しが超面白く、折り鶴をひたすら降り続ける根気を兼ね備え、真犯人にすら引かない勇気を持ち合わせ、複数の女子を受け入れる寛容さを持つことが出来る。加えて髪型こそキバヤシと言われたりもするが番長はたいへん眉目秀麗であるため、大抵の女は見ただけで抱いて!状態になる。触れただけでパッカーンなのである。
その為、現実とのあまりの違いにクソッと自分しか居ない部屋で一人画面に不条理を嘆くこともある。人によっては大きな欠点となるかもしれない。
しかし自分は、普段乙女ゲーをプレイしている二次元の男のケツばかり追いかけている人間で有るため、思い切り番長のケツを追っかけていた。画面にクソッと呟いたのは「(なんで番長とか男性キャラクター攻略できないんだ)クソッ」という意味で、出来ればP4GもP3Pのように穴兄弟量産ゲーとなっていってほしい気もするが、番長はやはりみんなの番長出いて欲しい気持ちが強い。

最終的には番長になりたい、と思えるようになっているはず。天使である菜々子と徐々に仲良くなっていき、慕われて、最終的には「しょうらいけっこんする」と言われて、これは犯罪じゃねえ!向こうから来てくれるから犯罪じゃねえ!!と熱く拳を握ったのは自分だけではないはずだろう。
ただ自分は心臓が小さいため、複数股掛けられず、パーティーで気まずい雰囲気を味わえなかったのはいささか残念であった。P4Gも購入する予定なので、そちらのほうで性病の心配をするぐらい女を侍らせたいと思う。

ただ言うならば、戦闘で主人公以外のキャラをオートにしていたらたまに奇っ怪な行動を取ったりなさるが、あのマヨナカテレビの中の雰囲気だと自分は奇っ怪どころではない行動を取りそうなのでしょうがないと思った。

兎にも角にも、素晴らしいゲームでした。キャラクターデザインの副島氏の画集を買い、萌えが最高潮に達した時の『ペロペロ』という感情はコレか、と学ばせて頂いた。フィギュアオタでもある自分が雪子のフィギュアを気になっておきながら買わなかった自分の両頬をパンパン殴りたいという気持ちにさせ、ドラマCD3枚と設定画集を買いパッケージだけでクソ気持ちの悪い笑顔を浮かべることができた。クリアし終えたあとは、こんなに素晴らしいゲームをありがとうという気持ちでいっぱいです。



拍手お返事はまた後日します。メッセージ、押してくださった方、本当にどうもありがとうございました。
あの中では勢いで華ヤカを買ってしまいましたが、今は後悔よりもどう宮ノ杜家の皆様方の靴の裏をきれいにするかばかりを考えています。ゲームを買う前からそちらばかり進んでいます。


以下からは、真犯人に関してのネタバレ感想です。
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真犯人の言うことには、本当に仰るとおりです、という感想を与えてもらった。
というか、もし色とりどりの可愛い女の子何股もして勉強スポーツ性格最高の超美形が現れたら、私だって『世の中クソだな』とつぶやくしか無いと思う。それでなくても言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンなのに。

それでも、無知は罪というけれど、主人公たちの言い分もよく分かる。まだ何も知らなくて、当たり前に与えられていることに価値があることだと気が付かない、自分だって今でも気づけてないこときっとたくさんあるだろうに。でも、それでも十分だと思います。だって高校生からギスギスしてたらいつ何のとっかかりもなく楽しめる時期があるんだという話です。大人になってからの方が長いのに子供時代にその年代ごとに楽しめなくて何を楽しめるんだと。
いや、私はそういう意味では主人公のようなものは楽しめませんでしたが(二次元的な意味では凄く楽しんだ)、それでも高校生ならではというか、その年代ごとの主張で勢いがあって、元気で、輝いている主人公たちは良いな、と思えた。

だから真犯人は、そんな彼らが羨ましい気持ちもあったのかな、と。
何がどうというわけではないが、自分が凄く落ちてる時に、凄く上がってる人を見るとナニクソと思ってしまう気持ちは誰にでもあると思う。人のせいではないと知りながら、人のせいにしたくなる。全部任せてしまえば、確かに楽です。

マヨナカテレビに入れただけ、自分は手を下していない。

じゃあガンダム乗ったパイロットがバルカン砲で相手をやっつけてもバルカン砲がやったから俺はやってないと言えるのか、と言われたらそうじゃない。まあ、状況は全然違いますし確かに自分自身を認められなかったから、そういう結果になって、真犯人はそのきっかけを与えただけにすぎないかもしれませんが。
『バルカン砲を打つという操作をした』というきっかけがある、という風に考えたら近いかもしれません。もう責任を負うのに疲れた、何かのせいにしたい、そういう気持ちだったのかなあと思いながらフルボッコにしてやりました。


ただ、なにも心の底から人を殺したいとか世の中全部クソとか、そう思っていたわけじゃないと思うんですよね、戦闘後の反応だけでなく、戦闘前のやりとりも。
確かに真犯人もきっかけを与えられたにすぎませんが。
乙女ゲーにおいて、もっと最初から危ないどころじゃない人がたくさんいるだけに、こういうある意味人間臭いキャラクターが何かのきっかけで堕ちてしまうところを知ると結構辛い。こうはならなかったのかと思ってしまう。一歩間違えば主人公側も真犯人側になってしまうことってあったと感じるだけに。


それだけでなく、いろいろ考えさせられて、泣き笑い、謎を追いかけ、紐解き、そして新たな謎にぶつかり、乗り越えて……言葉では言い表せないぐらいとても良かった。

次にプレイするだろうP3Pを穴兄弟ゲーとかいってすいませんでした、でも、穴兄弟に出来るんですよね…?色んな意味で楽しみです。私は綺麗な完二と言われているテオドアが好きです。(これを見た時、リアルに緑茶が喉につかえた)
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