全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

26 2011

次男 勇ルート クリア

なんといったらいいのかわからないぐらい、混沌としている。
とにかく、勇も主人公も私も、深呼吸して雪山に頭から突っ込んで落ち着くのがいいと思う。

勇には先に書いた感想記事でも語ったとおり、「自害しろ」発言で右手に拳を控えさせていたのだが(親父にもぶたれたことないのにとか言わせたかった)、なんというか、それと同等に主人公が凄い。何が凄いって、もう最初からとことん身分なんて関係ねえ!状態になっているのが。
口を開けば質問、質問、質問、の連続でありそのたびに勇から呼吸するかのごとく『質問するな』と吐き捨てられているのであるが、それでも質問を繰り出したあとに『あっ』とか申し訳程度に付け足すことで、こちらに更なるジャブを繰り出してくれる。(君は分かって言っているんだよね?とは聞いてはいけない)
自害しろVS身分ってなんすか、のガチンコファイトクラブ状態なのであるが、気がつけば殴られているのはプレイヤーである自分しか居ないので、二人はお互いを向いたまま、拳だけがこちらに向かってくる、という殴られマシーンと化している。

その後は母親の言い合いをBGMにしたりして飯を徹底的にまずくした所で、勇が結婚しない理由を暴露してくれる。(というか母親のトキが暴露してくれた)

昔白雪姫を読んだ勇は、その話にえらく感動したらしく、毒で倒れたお姫様を探しているとのこと。しかしそんな人は現れるわけがないので、今でもこんなふうならしい。

へ、へえー…。
とか微妙な空気な相槌を打つよりも、爆笑に変えた主人公のほうがS的な意味で正解なのであろうが、ここでもまた主人公は使用人という立場を御空のかなたへ吹っ飛ばしていた。思えば、花火大会の時に花火と一緒に打ち上げられてしまったのかもしれない。
ただこの理由は後に勇自ら補足と称し説明して頂けるのだが、その補足がこれまた怒り拳の机ドンで有るため、逃げる場所はない。
というのも、自分は國のために戦い、そのために宮ノ杜家の力や財産が必要であり、いつか戦にでる自分が配偶者を持ったら悲しませる人を増やすことになる。とのことである。
ここは小指を鼻に突っ込みながら聞くシーンではないが、そうしたい気持ちで胸がいっぱいになった。数カ月前に国のために自害しろと言った人が目の前にいるからだ。
それに加えて、「この日本のいずこにも、きっとそのようなものがいると思うのだ。正しいことをしているにもかかわらず、認められず、虐げられ、人知れず命を落すものがな」とお手本のような説得力ゼロの台詞を吐いてくださる。
この台詞は、後にもまた再び鈍い光を見せるほどの効力を発揮する。

それと等しく凄いのは、主人公の現代っ子ぷりである。君は遙かなる時空を越えてきた人じゃないよね?と問いかけたくなるぐらい思考が現代っ子。
まず両親が持ってきた縁談を、使用人を続けたいからという理由で断る。この時点でいろいろな方々に御迷惑がかかっているわけだが、とにかくご兄弟の奴隷になりたいのか使用人として働き続ける主人公。その次に勇と近くなったことを不安に思った使用人頭の千富さんが勇に主人公に男を紹介してくれと持ちかけその人と合うも、「勇の話しかしない。私のことなんて聞いてもくれない」という理由で勝手に失礼されるのである。
そりゃあ知らない男性と話を広げろというのは人により拷問にもなるだろうが、それもそれでも「自害しろ」と言ってきた人よりはまだマシかも知れない。それに二人の共通点は勇である以上勇の話を繰り出すのはしょうがないことなのではないのかとゲフゲフしながらつぶやいていたが、一番ゲフゲフしていたのはきっと勝手に失礼された勇の部下であろう。彼の胸中をお察ししたいと思う。
勇がまともにも「貴様は我侭すぎるな」と有り難いお叱りを下さるが、主人公は「だと思います」と自覚していると見せかけた適当な相槌を打っていた。流石である。

その後、宮ノ杜や首相を狙う暗殺者と対峙し、勇がバキューンされたり首相がバキューンされたりするが、特に問題はなく話は進んでいく。(首相が死んだ時のあっさりかんは、あったことも立ち絵もない首相に感情移入するぐらい切なかった)
その後、父親であるマジカス様(某所でそう呼ばれているらしいが、納得できるほど彼はマジでカスだ)が私を楽しませたものに点数をやるとおっしゃり、そこで勇は主人公という使用人を舞踏会で共に踊れるまでに仕立て上げたらあのジジイも納得するんじゃないかと考え、そこから特訓が始まる。
もちろん、主人公にも、成功したら「勇に質問していい権利」を与えられるという特典付きだ。
もう既にあってないようなもんじゃんそれ、というツッコミも特になく進んでいくが、平民出身の主人公にダンスはなかなかうまくいかない。諦めようとした勇に、主人公は「ならば諦めますか!?」と手足シビれるような逆ギレ。
しかしここまでやって分かったが、勇はSのようなMで有るため、奮起して無事舞踏会は成功させる。世の中、SとMでできているというのはあながち間違っていないのかもしれない。

ここではすでに主人公はジジイの専属使用人になっているわけですが、それを見た勇が自分も専属が欲しいと言い出し、主人公の友人を専属につけるも、質問しないから楽しくねえ、で終わった。質問するのをやめられない主人公に、質問されたくてたまらない勇、ある意味最高に合っていた二人だったのかもしれない。
「宮ノ杜家使用人の掟を破っておきながら、働き続けられるなんて、おかしくない!?」という名言も飛び出すが、そうっすよね…という反応だけで終わった。
何かが、何かがおかしい……という雰囲気はまた続き、自分が使用人を続けたい理由はよくわからないが道具のように扱われるのが嫌、という主人公の台詞には、道具のように扱われるプロの方々に対してどう思うか聞いてみたかった。

夜の徘徊が禁止されているにもかかわらず、もはや徘徊のプロと言わんばかりの三回目の徘徊を済ませた後、暗殺者との決戦で屋敷に残った勇を追い、走る自動車から飛び降りるというスタントも決行。
私の歯ぎしりのリズムもいい感じにノッてきたところで、勇の鍵を無事ゲット。パンツとか探せるね、と思ったがこの時代は褌かもしれない、ともはや考えることがあさっての方向を目指していく。

ここから怒涛の恋愛展開が押し寄せてくるが、願いを叶えてやるといった勇に対して「普通の女性に対するように接して欲しい」と身分さんが息していない状況の中、心の童貞である勇は女の扱いがわからず、とりあえずキスをぶちかまし、使用人と初めて接吻したと言うのである。
そのことを母親に報告する勇。
お前は思春期時に初めて恋人が出来た男子中学生か、と思われるような行動であるが(加えてマザコン)、この行動は可愛いいという印象を抱けた。もしかしたらもう気づかぬうちに麻痺を食らっているのかもしれないが、どの兄弟も母親との中が微妙な中で、勇と母親のトキとの関係は中々良いもので安心したというのもある。
トキさんの呆れるような冷ややかな視線を受け止めつつ、ただ主人公の願いを叶えてあげたかった、という。
個人的ではあるが、勇は語尾が「~のだ」で有るため、「ちがうのだ!……そうではないのだ!!」という台詞がハム太郎に変換された終了した。これは申し訳ないと感じた。

と、ここで幾度と無くバトルってきた暗殺者が、勇の重要人物だと主人公を切る。
ここの屋敷の警備の温さはもはや胸がときめくレベルであるが(常時出入り自由のオープンザドア)、切られて一晩過ごしても死なずにいた中々耐久性のある主人公を翌朝発見、他の兄弟の協力を得て(ここの見所は正兄さんである)病院へ。なんとか一命を取り留め、すぐ復帰する当たりに主人公補正というものを学ばせて頂けた。

そしてここから、勇からの気持ちを滝のように全身に浴びせられる。
娶ると言い出すのである。
後半からはどこかで改造手術でもされたんですか、と言いたいぐらい人格を入れ替えていらっしゃった。あんなに国がー帝国がーと言っていた方が本当に主人公が居れば何もいらない状態になってしまった。
いや、私も確かにこの状況を望んだはずだ、なのに、いざ来てみるとどうだろう、元に戻れと思わされている事実。アイデンティティごと主人公に書き換えられているが、主人公のしたことといえば自動車から飛び降りたことと、暗殺者に斬られたぐらいであるが、そのファイティングさが勇を虜にしたのだろう。
人の恋愛基準はぞれぞれであるから仕方が無いのかもしれない。(虚ろ目)

しかし、乙女ゲームに置いて大抵当てはまる法則、『誰かがまともになれば誰かがおかしくなり、誰かがおかしくなれば誰かがまともになる』が発動する。
そう、主人公がまともにも身分を取り出し私は使用人です!と言い切るのである。
この時点で心のなかで大きな歓声と拍手が飛び交っていたが、よくよく考えてみれば当たり前なことだ。でも、1度でも来たからよしとしようと思うぐらいに鍛えられていた。

恋愛面に置いては主人公は凄く冷静でいてくれた。口を開けばあー結婚したいなーと真正面を向いて語りかけてくる勇を、本当にそれでいいのか、国のためにと目指したあの気持ちは何処に言ったんだ、とまさか来るとは思わなかった主人公と自分の気持ちが合致した台詞も繰り出されていた。感動で目の前が霞んだ。(誇張表現)

しかしながら、ここまでおとなしかったマジカス様が黙っているわけはあるまい。
主人公に断れない規模の縁談を持ち出し勇に内緒で主人公を別の人と結婚させようとするが、縁談を無かった事にするのがプロ並みに上手い主人公に断れない縁談は無かった。
しかしながら、なんだかんだ1年間わいわいやってきた兄弟たちが、協力して勇を引き止め、縁談をなかった事にし、ジイイぶっ殺す!!展開になったのは胸が熱かった。兄弟がこんなんなっちゃった理由は、どう考えてもマジカス様が原因なんですよ、しかも人の不幸を楽しんでいる的なとても嘔吐感のある素敵な趣向をお持ちでいらっしゃる。
もともとこんな劣悪な環境で無ければ、まっすぐ育ったと思われる人も居て、そういう意味では切ないと思わされる気持ちにもなった。

あと、勇を引き止めるための雅の言葉は必見だった。あーあこいつしょうが無いなあ、という表情と言い方、言葉がなんだか印象的でした。

すべてを捨てて主人公を選ぶか、主人公だけを捨て他を残すか、という選択肢が最後に勇に降りかかりますが。
答えは言わずもがな、というかここで後者を選んだら逆になんか別のものを失いそうだった。
とりあえず幸せなままハッピーエンド。後日談は洋式の結婚式でした。アイデンティティ捜索隊を呼んでほしい。


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ひねくれ兄弟育成調教ゲーム


私は途中でこのゲームを楽しむための悟りを開きました。
まず、このゲームはドMのためのゲームと見せかけたドSゲームなので、主人公が身分というものを豪速球で攻略対象にぶつけたり地面に叩きつけたりするのは、偉そうな態度をとる兄弟たちを苛々させるところを楽しむ、というアレなのだと。……アレってどれなんだと。
ただ、この劣悪な環境で育った彼らの理由がちらほら見受けられるので、それがあってこそのこの兄弟だと思うと、心苦しく思う部分も確かにある。六男は特にそれが顕著なので、まっすぐ育っていればこうならなかったと思うだけに、つらい部分もあったかもしれない。
ただそうなるとこのゲームに置いての個性が皆無になるので、やっぱりマジカス様はこのゲームの柱なのかな、と思う。スタート画面にも何故か真ん中にご重鎮であり、もしマジカス様が攻略できたなら感情移入して仕方が無いだろう(暗殺者に)。

次は謎の『でへへ』が合言葉な五男の博に特攻したい。でへへ…?


以下よりお返事です。メッセージをくださった方、押してくださった方、どうもありがとうございます!
.


●タロさんへ

お久しぶりです!望月です!
おそろいのツインパックということで、もう無印を攻略されたでしょうか…?
私はようやく一歩を踏み出したところで、華ヤカの空気に慣れてきたところです。

主人公の勤務態度はやはり誰しも目玉が出るんですね……私も勇様ルートで幾分慣れたせいか、大分気にならなくなってきました。麻痺ってると思います。
次男ルートを終えた今、ああこの人本気で人好きになったことがない心の童貞なんだろうなーと思っていたら本当にそうで、後半の怒涛の俺は!お前を!愛している!!のあの熱いビートには、あばば勇様あばば状態に為りました。だんだんと変わっていったのも見受けられたんですが、主人公が斬られた以降は覚悟決めまくりでどんな展開になるのかは楽しめました(笑)
なんというか、勇様好きな方には申し訳ない感想となっているような気がしますが、楽しんだ部分もあり、そうでない部分もあり、それら2つが戦っている状態で、自分でもどういう評価を下したらいいのか……不思議なゲームです。
ただ苦手というわけではないので、これからもお互い華ヤカを楽しんで行きましょう!!



●はねつきさんへ
いらっしゃいませ!いつもご来店ありがとうございます。いくらでもいらっしゃってください、そのたびに汚い笑顔を見せてしまい申し訳ないです…!
ちなみに私も25日は肩こり腰痛の治療という痛みと言う名のプレゼントを頂いて来ました。

華ヤカ、私とお揃いのツインパックですね!私も二週目から博を狙います。頑張りますでへへ。
>確かに主人公、使用人落第すぎてびっくりしました(笑)個別に入ると常識的な面もありましたけど。
博様ルートでも同様、個別に入ると常識的になるのですね、なんかもう不思議な使用人ですね。時にボコボコに殴ってきたり、でも冷静だったり。どう評価したらいいのか迷うところです。
このゲームは、好感度マイナスのところから主人公にメロメロ状態にするのが醍醐味なゲームなんだと気づきました。そう思うと本当に楽しいですよね!
依頼は楽しいと思うところもなきにしもあらずなんですが、いかんせん操作性がモッサモサしているのでなんとも言えんですね。たえちゃんのツンデレは、正しいテンプレツンデレで本当に可愛かった。雅様がよく吠える小型犬という表現、的確すぎてご飯吹き出しそうになりましたw
ロード多発→自分の顔で現実に戻される、あの仕様が何よりも精神的ダメージをくださったと思います。

葵座さんの家紋カモンは、初めこれ笑っていいところなのかそうじゃないのかがわからなくて空間が停止したのはいい思い出です。あれは不意打ちで来るので、来た瞬間は「え?なっていった?」と聞き返したいです。いや、でもべつに愛さなくてもいいと思います。愛するのは主に私とかに任せてください。いや、私も愛し切る自信はありませんが(笑)
CZは鷹斗だけでも!というかもうむしろ鷹斗だけでいい!ので攻略してください。あとは気分で!(鷹斗が好きすぎた人の末路)

はねつきさんの方こそ、天気に左右されずに、健康で年末を過ごされるようお祈りしております。お互い元気で新年を迎えましょうね!それでは、失礼します!
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