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07 2012

長男 正ルート、四男 進ルート クリア

慣れっていうのは本当に恐ろしい、いつのまにかこの主人公に慣れてきてしまっている。
しかしながら慣れなければ、このゲームを楽しむことは出来ないだろうなと思えるだけに、人を選ぶゲームなのだと思う。
使用人は質問禁止、と最初に言われてからこの主人公は100回ぐらいは質問してるんじゃないかと思うが、こういう型破りだからこそ、この兄弟を攻略できたのかな、とも思う。そういう意味ではこの兄弟は大半が責められたいタイプなのかもしれない。

いやしかし、ここまで5人攻略してきて、一番思うことは勇ルートの凄さであろう。彼を一番最初に攻略した自分のいろんな意味での引きの強さはなんとも言いがたいものだ。今思うとイベントごとに爆発していたような気がするが、あれもなんだかんだご愛嬌なのかもしれない。

……ご愛嬌ってなんなんだろう。


●長男 正ルート
自分以外にも、正をまさし、雅をみやびと呼んでしまう方が居らっしゃるようで安心しました。いや、そんなとこで安心してもアレなんですが…。(正解は正はただし、雅はまさし)

正はゴミゴミ言ってくれていますが、それもなんか照れ隠しみたいな感じなのが段々とわかってくるので、ある意味一番主人と使用人という立場を理解している人なのかもしれない。本質は長男らしく面倒見が良く、優しさだけじゃなく厳しさも兼ね備えていて、いろんな人や物を達観しているので、何の愛情もなく生まれた子なのによくぞここまで立派に育ってくれたなあ、と何目線なのかわからない感じで見守っていた。

というのも、他の母親はわりと良心的であり自分の子供をかわいがっている様子が見られるのだが、正の母親はもう……マジカス様とお似合いって感じなぐらい、息子を道具としか思っていない。カスほども愛情がないので、いっそのこと清々しいなと思えるぐらいだった。中途半端に愛情があると言われるより、ここまで一貫していると逆に納得できる。
そんで、当主の事が憎い正の母親・サナ枝は、あの手この手で宮ノ杜家を潰そうと、毎度どのルートでも出てくるおなじみの暗殺者さんと手を組んで、当主と兄弟を狙ってくる。
サナ枝さんは自分の澄田財閥を守る為に徹底していましたが、澄田はあとちょっとで没落する状況で、そんな状況まで追い込んだサナ枝さん自身が急成長中の宮ノ杜に勝てるわけがあるまいに。ということも正は分かっていたので、何度も母親をなだめたりする場面も見られた。切なかった。

途中で、暗殺者のほうが上手く使えるから、お前はもう必要ないと言われて凹む正に、心の底から同情した。ずっと宮ノ杜の当主を取って宮ノ杜を滅ぼせ、と言われてきた正は本当によくここまで成長したなとそればかりが印象に残っている。よくわからない目線で攻略に走っていた。
というのも、正が一番、この気が狂ってるとしか思えない家庭事情をよく理解して、そして享受していたんだなあと思う。それだけ、正はまともで優しい人だと。どの兄弟も享受はしているんですが、勇は言わずもがな分かってるのか分かってないのか分からん感じで(いや、あれはわかってない)、茂は享受しているけど絶望して別の方向行って、進は一部欠損していて、博はようやくこれからいろんなことを知っていく立場で、雅はわかってはいるけど周りに対して必要以上に権力を振りかざさなければ自分を保てない、といった感じでしょうか。なんだかんだ、よくここまで大きくなったなと思うばかりです。

で、父親は言うまでもなく他人の不幸が楽しい感じのゲロマズな趣味をお持ちの方で、母親は自分と自分の財閥のことしか考えていない。正はそんなマジカス夫妻の道具として生まれて、それでも母親の希望に答えようと、それが自分の存在意義だと考えて必死に行動していたのに、もう必要ないと言われた正の心情を考えたら、よくぞ落ち込むだけで居られたよな、と思う。反抗期の男子中学生のようにうるせえこのクソババア、とか言って暴れ回らなくてよかった。

それを主人公と一緒にゆっくりと乗り越えていくのはたまらなかった。もう三十路超えたいい大人が、10代の女の子と初々しい恋愛をしているのを見て、別の意味で暴れ回った。正ルートは恋愛過程が本当に丁寧で、ゆっくりじわじわ仲良くなっていく流れは見ていてすんなり受け入れることができた。
その上で、マジカス様が最後っ屁に別の女と結婚したら当主にしてやると言って来て、このクソジジイ、とか私は思ったんですが、最初にも言ったとおり正は一番立場と環境を理解している人なので、主人公を好きだけど一緒にはなれないと貫き通してくれて、ほっとした。

のも束の間だった。
正を好きになった主人公は縁談を受ける正のそばには居られないと感じて使用人を辞めることになるのだが、その最後の日に正は兄弟の演技に騙されて結局主人公を引き止めていた。自分の母親に主人公があちこち刺されてザグザグやられても一緒にはなれないと言われていたのに、どうして兄弟の茶番劇にハメられただけで思い返すのか……。
このあとどうやって当主を説得するのかなと思ったら、オワリの文字が終わりに花を添えていた。

最後の最後でよくわからない感じのまま口の中が濁ってしまったが、茂ルートと同様に苦しんだ分だけうんと幸せになってほしいと思う。


●四男 進ルート
キレキレで居らっしゃる。
もう進様の足に縋り付いて、踏んでいただきたい!と叫び倒したいぐらい萌えた。もっと冷ややかな目で見てくれても良かった。これを、待ち望んでいた。
自分の中で進だけ自然と様をつけているのは、ひれ伏したいからなんだと知った。

こんだけ腹の中がどす黒い人も久々に見ました。正は納得して享受して居ましたが、進は享受せざるを得なかったという感じでしょうか。というのも、進の母親は一般家庭出身で、兄弟の母親の中では一番身分が低く、そういう意味でいろいろ虐げられてきたからです。
その上、上の兄弟はいろいろ滅茶苦茶でいろんなことを押し付けてくるし、ただ嫌われたくはないしそう振る舞えないので身の内に爆弾を抱えながら生きてきた進様。何故こんな中身と外側が違うようになったのかは、母親の教育があったからだった。

ここまでどの親も政略結婚だったり、なんか仕組みがあったんですが、進の母親である文子さんとマジカス様はお互いに対して愛情があったんじゃないかな、と思う。文子さんの方はマジカス様が好きで、マジカス様は女性に優しかったから進に女性に優しくしなさい、と教えてきた。それが結果的に進の中身と外側が異なってしまう原因になってしまうのですが。
一方自分は、マジカス様が女にやさしいと聞いて、口から泡吹きながら、その様子を見ていた。

進は女性にやさしいし、親は身分が低いので、使用人にもやさしく接してきた。
そんな中、お前の優しさは本当の優しさじゃない的なことを言われた親友が居て、思い返したという過去があった。その親友というのも、正の母親の弟の息子である三治(つまり正の従弟)、という妙な関係なのですが、この三治がやらかしてくれたことを発端に、進様の中の爆弾が着火なされた。

舞踏会での当主の護衛を任された進様ですが、その時に他のルートとは違い暗殺者だけでなく三治もやってくる、そしてお前を殺しに来た、と。というのも三治は澄田財閥でありながらも分家であり、差別をくらいながら生きてきたとのこと。一方は没落の道を辿る澄田家、そして一方は急成長を遂げている宮ノ杜。同じ年頃で警察官になる息子が居ると知った三治が全部仕組んだことだった、と豪快にネタバラシされ拳銃を向けられる。
一方主人公は進の命の危機を知り(というのもなんだかんだ三治がバラしてくれていたというのがあとでわかる)、知らせに行った所で進を守ろうと打たれる。そこで進様の爆弾もパーンしてしまわれた。
無表情で三治を撃ちまくる御姿は、なんというか、もう、この人すごいキレキレ、と思った。
三治に喋らせない。三治が撃つぞーお前は俺の友達だから撃てるわけねーよなーとか余裕ぶっこいている間に三治に五発もぶちかましていた。ドSどころじゃないこの鬼畜さ、惚れずには居られなかった。

身の内の爆弾が爆発したことで、自分が今まで周りに優しくしていたのは、自分がただ嫌われたくなくて、他人のために行動したことなんて一度もないということを知る。
そこからは最初のほうで少しずつ仲良くなっていた進様が嘘のように、声に抑揚がなく、テンションは低め……でも外側は変わらない奇妙な進様ワールドが展開される。
こういう危うい部分は昔からあったらしく、幼い頃、ある時突然マジカス様を斬ったこともあったんだとか。その間のことは一切覚えてない、という危ういにも程があるじゃねえか、というレベルだった。そう思うと、よく三治を撃つだけで済んだと思う。
ただ、進様は危ういだけで、向こう側に行っちゃった人ではないと思う。最初に仲良くしていた進様も、進様の一部だと思うからです。なぜなら、身の内にない自分は表現することができないから。だから、キレキレな進様も、誰にでも優しい進様も、それが例え自分のためだって進様の一部には変わりないと私はそう思います。抑揚がなくなり感情がなくなったように見えたのは、進様なりの動揺だったのかなと思う。

そしてそんな進様がよくわからないでも支えたい!と宣う主人公を、文子さんが身分をわきまえろと一蹴していたのはほっとした。そして、今は時間が必要で、見守ることも大切だということも。文子さんが、息子のことをよく見ている人で良かったと思えました。もし進の母親が正の母親みたいなのだったらどうなっていたのか、おそらく堅気ではないだろう。

一方、暗殺者と手を組んでいた三治は、進様に逆に殺されかけたこと等その他もろもろの罰を受け、主人公と縁談をさせられることになる。いらんとこでいらんとばっちりを食らう主人公には同情するが、そこでまた進様が大暴れ。
なんだかよくわかんないんだけど、二人を見てるとイライラする、らしい。
それはよく、むしゃくしゃしたからやった、というアレなのでは……と思ったがまさしくそうだった。

俺がイライラするから縁談を断れ、とおっしゃる。
縁談を断れば畑を取られ家族が生きて行けないから無理です、と主人公が返す。

ならば死ねばいい、と申される。

直立不動のまま倒れそうになった。
ゴミだのゴミ虫だの自害しろだの言った人どの兄弟よりも鬼畜王。

どの兄弟にも言えることですが、嘘や妬み、恨み、欺瞞、差別等々の負の中で生きてきた兄弟達には、大切なものや信じられるものは無かったんだと思う。その中で、まっすぐ感情をぶつけてくる主人公を知ることで、自分を知り、大切な物を持つことができたのかな、と思う。(いや、それにしても使用人という立場は忘れないでいて欲しいと思うが)
進様は、それぞれ単体だとどうとも思わないと言っていたが、何がどう大切なのかがわからなかっただけで、三治のことも大切だったろうし、主人公のことも大切だったんだなと思う。
それを、時間をかけてゆっくり何が大切か気づいていくのは良かった。特に母親である文子さんとのやり取りで、進の心もいくらか落ち着いていったのが見受けられて、文子さんが居たから優しい進様も確かに成長していたんだなと思えてほっとした。

故に、縁談に向かう主人公に、誰にも渡したくない、と引き止めたときはPSP片手に雪山を転がり落ちたいぐらい萌えた。

縁談が三治でなくても、誰であっても主人公を渡したくないと自分の気持ちに気付き、鬼畜王から暴走列車に変わる進様。
自分と主人公との関係、身分が邪魔をするならそれを認めてもらえばいいと当主のところへ行く。待て待て待ってと主人公初め画面外の私も止めようとしていたが、止まるはずもなく、そこで入った当主の部屋はタイミング悪く暗殺者ご入場の時だった。
そこでマジカス様をかばおうとした進様を、何故かマジカス様が庇われる。驚いた。
その後もマジカス様が主人公と進との関係を認めたり、やはりなんだかんだ文子さんのことは気に入ってたのかなあ、とぼんやり思ったが、茂ルートのことを思うとてめえは絶対に許さねえ!という気持ちが溢れ出る。

後日談では、結婚しようとどストレートに言われて、するするするしますしますします!!!!と何度も返事をしましたが、PSPの画面内までは届きませんでした。
でも、進様の幸せそうな表情が見れて良かった。

ギャグもあり、シリアスもあり、ドキドキハラハラのとても楽しいルートでした。


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進様ルートの時だけはmemoriesのことを忘れたい。


華ヤカが乙女ゲーの常連さんを呼ばなかったことは本当に有り難いことだし、とても楽しめていることなのですが。
memoriesをやった身としては、これがとても辛い。拷問に近い。中の人もキャラも好きなだけに。
そういう意味ではmemoriesは本当に鬼畜王で罪づくりな子だと思う。
(まだ救いなのは、裸バスケをやっていなかったということだ)


次はようやく、笑顔で罵られることができます。雅様ルートです。
彼が一生懸命ゴミ虫ゴミ虫とか言いながら主人公が気になって仕方が無い様子、兄弟を嫌いだとかなんでもないとか言っておきながらそれぞれのルートで背中を押したりたすけてくれたりするのには、こんな可愛い子見たこと無い、と思いました。
ただ彼も自害しろ、と行ってくる危険性をひめているので、それだけは来ないように祈るしか無い。


以下より拍手お返事です。押してくださった方もどうもありがとうございました!
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●マカロン♪さんへ
こちらこそ感想を読んでくれてありがとうございました!
ストロボエッジでお互い幸せな雰囲気に浸りましょう!!!
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