全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

21 2012

ディアマイン 感想

星の王女3に洗脳されたことにより(もちろん元々の資質もあるが)、1日に数回セックスと言わなければいけない病気にかかりツイッターで『ショタ少女漫画読みたい』と病気のままつぶやいたところおすすめされた漫画がディアマインでした。

ディアマイン 第1巻 (白泉社文庫 た 8-1)
高尾 滋
白泉社
売り上げランキング: 15,018

正直言うと、読む前はショタショタショタ言いながら本を捲った不純すぎる自分をひっぱたいてやりたい。
ショタとかそういう枠すら超えた、清らかで綺麗で清純な空気に満たされていた。
あれほどうつろな目で下ネタを吐き続ける日々を送っていた自分が、キラキラ目を輝かせながら『ときめきすぎてページを捲るのが辛い』と言えるほど清浄(正常)化された。

設定は少女漫画ではありきたりなものでありつつも(借金を背負った母娘が、ヒーローと結婚することを条件に救われる)、そこから、その展開に別の意味というか視点から考えているのがこの漫画の味なような気がする。
多くの少女漫画にある展開、相手に好きと伝えること、勘違いなどの故意ではないことによる嫉妬イベント、これをこうされたらこうするだろう、という多くの展開がありながら、視点を変え方向を変え『気持ちの本質はこういうものなのかもしれない』という晒し方をする。
例えば、主人公である咲十子が風茉くんに『風茉くんを好きになったのって言ったらどうする…?』と伝えるんですが、おそらくたいていの少女漫画ならおめでとうございます!的な方向に行くと思うが、この漫画は違う。風茉くんは傷ついた顔をしながら「そんな時まで質問するなんてずるい、そんな時まで俺に言わす気かよ!」と返す。

もうたまらん。

相手に何かをしてもらいたいという気持ちは誰にだってある。でも少女漫画において、ヒーローは常に格好良いもので居なければならないという流れがあると思う。しかしながら、ヒーローだってなんだって、それぞれ一人ひとりが気持ちを持っていて心があるということを知らされたような気がして、なんだか不思議と目からウロコな部分でした。
ショタ(この漫画でこういう表現をするのも恐れ多いが、敢えてショタで行かせてもらいます)だからこそ出来た展開だとも思うが、キャラクターたちの動きが、相手を思うようなところで自分の気持ちを重視したり、かと思えば自分の気持ちよりも『相手に優しくしたい』という気持ちが表に出ていたりと読んでいてその波がとても心地よかった。

あと、主人公の二人。この二人は空気をどこまで清浄化させる気なんだろうか。
咲十子は温かな優しさを持った子で、この子だからこそちょっと扱いが難しい風茉くんをふわりと包み込めたのかなと思う。一方風茉くんは、気難しさを持っていながらも咲十子の前では男らしさと子どもらしさを両方出していて、二人の動向を見つめながら心の汚れを隅々まで洗い流してもらった感覚でした。

本当に読後感が心地よい漫画を読ませて頂きました。ツイッターで薦めてくださった方々、本当にどうもありがとうございました。
この2人がいつまでも幸せでいられますようにと願わずには居れません。





しかしながら、こんなに綺麗な心地のままでいられるわけがないのが、自分の悲しき資質なのである。
高ぶられたら嬲られるのが良い、登ったのなら転がり落ちるのがいい、良ゲーをやったのなら不条理ゲーをやって『不条理様が来た!』と叫びながらプレイするのが最高なのだ。もうどうしようもない。

というわけで、カヌチとつくものがたりが届きました。これもツイッターで勧められたものです。皆々様私の嗜好をお分かりなようで、大変ありがたいです。プレイ後に無事に洗脳されたあとは、勧められた方みなさまに煌びやかな電波をお届けしたいと思う。
カヌチはまるごと愛されている方もいらっしゃるが、つくものがたりに至っては生の心配までされたので、こちらの根元から刈り取るゲームなのだろうと開封前なのに構えている。
次は星の王女3かカヌチがつくものがたりの頂上決戦が開催されるであろうが、
遙か5FDのことも忘れては行けませんよね(自分に言い聞かせている)


おまたせしてしまいすみませんが、拍手お返事は次の記事でさせて頂きます。メッセージをくださった方、本当にどうもありがとうございました。押してくださった方もありがとうございました。
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