24 2012

ハルナ、イフキドヌシルート クリア

これだけスカスカなシナリオを構築しておきながら、苦行としか言えないシステムと拷問かと思うほどの意味のない展開の繰り返し、相当な電波をこちらの脳髄に浴びせてくれる。
こういうハイセンス過ぎて世に理解されないゲームを作るのはある種の才能のように思えて仕方がない。
プレイ途中から『さすがだ、誰にも出来ない』と思った。『誰もしなかったことをした』というよりも、『誰も思いつかない電波を世に輩出した』という点に置いて、このゲームは素晴らしいんじゃないかと洗脳されてきました。

以下より、具合の悪そうな顔をした自分の洗脳感想です。

●ハルナルート
洗脳されすぎてあまり覚えていない。
意味のないイベントを数百回繰り返し、ようやくたどり着いたルートでは、伏線も何も無しに突如として戦争が始まり、負け、彼はいなくなった。完。
これ以上のことを語りようがないのが彼のルートの魅力なのだと思う。

いや、本当に語ることがなくて逆に困っている。意味のないイベントをさらに詳しく語ったとしても、『ハルナのいるところを探す』→『ハルナを見つける』→『一緒にお話しよう』→『嫌だ面倒くさい』→終わり。
これを数百セット繰り返すのである。(※体感です。実際には30セットぐらい)
こうして精神を磨耗していくうちに二次元と三次元の区別がつかなくなり、ハルナが主人公に問いかけた言葉「……面白いか?」に「面白くない」と真面目に画面に向かって返事を返しているのである。
これを「どうだ面白いだろう!」と思って美蕾様が作っているとは思いたくないが、こういうゲームを真面目に作っているのがひしひしと感じられるから美蕾ゲーはやめられないとまらないんですよね(洗脳済み)

加えて意味不明なパワーポイントシステム。大気の力とやら(右上に☆が表示される。個人的には洗脳度数だと思っている)を集めないと、話がループして終わらない。三週ほどしてようやく話がループしていることに気づいた私は、そうとう意識朦朧としていたんだと思う。

・畑に行く→カタマロに会う→カタマロ眠い、あくび→終わり
・畑に行く→カタマロに会う→こんにちは、元気だよ、またね→終わり
・畑に行く→スクナヒコナに会う→なにしてたの?→内緒!→終わり

部屋中にクリックの音だけが響きながら、それでもまだハルナとのセックスだけを目標に前だけを白目で見据え、ゴールのない道を進み続けるとようやくハルナのイベントが。

・怪我してる!どうしたの?→もうオレに構うな、消えろ→EDロール

卒倒。お望みどおりシャットアウトしてやる、とPCを閉じ、一晩寝かせる。味は深くなるわけではない、進めば進むほど電波は濃くなるが。
それでも、それでもと、洗脳の初期症状が現れながら気を取り直してハルナルートを迷いのない白目で見続けるが、

・今暇か?→う、うん!→じゃあ話でもするか→うん!→終わり

というイベントに雄叫びをあげながらPC画面に顔面を打ち付ける作業を開始したくなる気持ちを抑えるのに必死。
本ルートに入ってもクソのような嫉妬イベントが湧き水のように溢れ出し、それをただただ全身で感じるしか無く、ゴール後に何かがあるわけはない。

しかしながら、ここからがハルナルートの真骨頂である。(真骨頂な箇所が100回ぐらいあって嬉しくてチビリそうです)
唐突に滝が見たいと言い出す主人公に、マムシが出るから駄目だと注意するハルナ。結局行くことになり、予定調和でマムシに噛まれ(ここで噛まれなかったら何しに行ったんだという話)、早く傷口を見せろ!というハルナに対し『恥ずかしいから見せられない……』と顔を真赤にする主人公を、顔を真赤にして机に頭をガンガン叩きつけてようやく冷静になる。

本当にクソゲーだこれ、と心からのつぶやきに、まだまだ甘いとさらに上回る展開がやってくる。

マムシの毒を抜くには汗をかくのがいい、汗をかく……そうだ!セックスしよう!セックス!!と汗をかくためにセックスをし始めるのである。
ここで、セックス以外にも汗をかく方法がある、とか思ってはいけない。止めどない憤り、戸惑いを感じたのなら、そうっすよね!マジセックスしか無いですよね!セックスでかく汗最高!!と画面を殴るのが良い。
一方自分は、セックスはしなくてもいい、と18禁ゲームにあるまじきことを思いながら、スチルによって違う主人公の乳首の色を拝みつつ、どんな勇ましい攻略キャラでも服を脱げばプリケツなんだとハルナのそのプリケツを拝んでいた。

その後は伏線も何も一切なしにおっぱじめる戦争、イフキドヌシとの決戦。
主人公は完全にこの戦争の解説者であり、イフキドヌシ(神)側の味方であるわけでもなく、特別ハルナ(ハタレ)側の味方というあるわけでもない。しかし結論、神様軍の圧勝で終わった所で主人公の名言(名言もあり過ぎて書ききれないぐらいです)

「酷い!何も殺さなくても!」
お前が言うかと突っ込む間もなく、
「イフキドヌシさんは私がハルナさんの事好きだって知ってたんでしょ」
と、誰も殴らないなら自分が殴る、と画面を殴ろうとしたが、イフキドヌシが「お前の感情のために世の中は廻ってるんじゃない!」と一喝してくれたのでようやく呼吸が出来た、のもつかの間。

未来「そんなこと分かってる! そんなことわかってるけど…酷過ぎる!」
駄目だ!何もわかってねえ!
その後、止めは刺さずにいておいてくれた空気の読めるイフキドヌシさん。ハルナは虫の息だったが、これほど優しい『ありがたく思え』イベントはかつて他にあっただろうか。
最後の時を共に過ごそうと、ここまで何も語らなかったハルナがようやく語った言葉には、
「無性に幸せな奴が憎い…ハタレは、やらなければやられる、そういう世界だ…」
そうなんですか、としか返しようがなかった。(薄目)

その後、腕枕をしてもらい、朝目覚めたらいなくなっていた。

こうして、1つの長い長い修行を自分は終えたのである。
あと12回これを繰り返すことも知らずに。


●イフキドヌシルート
最初の方は危うく萌えそうになったんですが、気のせいでした。主人公にきつくあたってくれるので、ご尤もです!という気持ちを萌えと勘違いしたようです。最終的には彼も全裸になり主人公とセックス!!するのですが(感嘆符を付けずにはいられないほどのこの勢いあるセックス)
特別意味のないイベントを繰り返し、ようやく現れた意味不明な怨霊封じイベントを全身で浴びながら、終わったところで上記のハルナルートの展開がもう一度待ち受けているのである。

ちなみに怨霊封じイベントに限らず、イベントごとに必要なのかどうかわからない小刻みなスチルを口の中にガンガンぶち込まれることもこの星の王女3の魅力であると付記しておく。

怨霊を封じたのにもう一体怨霊がついていたというイベントに思考を千切れんばかりに絞ってようやくかすかな意味を見出せたと思ったら、直ぐに次のイベントへと突入する。

ここまで100%の確率で存在し、腐るほど繰り返す他の女との嫉妬イベントもここまで来ると、これが来ないと星の王女3をやった気がしねえや!と受け入れ、そこでまた繰り出される主人公の名言に殴る拳が粉砕するかと思った。

未来「えっ…死んじゃったんですか?」

上記の台詞は、イフキドヌシとの戦いに敗れたハルナの妹が、諸悪の根源であるザウスのところへ敵討ちに行って虫の息で戻ってきた様子を見ながら放った台詞である。
もし私がその場にいたらこれはハルナの分!!とその妹の分!!と拳を振りかざすのであるが、自分の歯軋りだけが部屋にこだまして終わる。

不条理を乗り越え、やっとセックスが来るが(セックスって一体何なんだろう?)、突然全裸になったり、股間じゃないところにモザイクがついていたりというイリュージョンセックスを眺めつつ、物語は終わりを迎えた。

言っておくが、彼のルートが今までやった中ではまともだった。
いや、まともか?


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まともってなんだろう。


私は感想を語る時、いくらか省いたり書くのを忘れたりすることがあるが、このゲームには『どう説明したらいいかわからないので感想が書けない』ことがいくらかあることを記しておきたい。
しかしながら私はこのゲームを嫌いじゃない、かと言って好きでもないが。好きとか嫌いとかもうそんなことどうでもいいぐらい、このゲームには不思議な魅力がある。その魅力が美味いかどうかはまた別の問題だ。私は激烈な味音痴なのであろう、何でもバリバリ食うからこういうことになる。

それでも私は、これからも美蕾様をお慕いしてまいりたいと思います。(洗脳完了)


以下より、拍手お返事です。押してくださった方、メッセージくださった方、本当にどうも有難うございました。
私が星の王女3のやりすぎで、ブログにセックス以外の単語を書けなくなっても、生暖かく行く末を見ていて下さると幸いです。
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●たつみさんへ
せっかくメッセージをくださったのに、お返事が遅くなってしまいもうしわけありませんでした。
いつも見ていてくださるようで、ありがたいです。星の王女3に立ち向かう勇気を持てたような気がします(虚ろ目)
もしかしなくてもプレイしないほうが良いとは思いますが笑、美蕾様好きとしては全力でお勧めしたい気持ちはあります。
コムショップ等で18禁追加ディスク含め、1000円で買えるので、もし暇で仕方がないという時にやってみたらいかがでしょうか。その際には自分のベストオブ乙女ゲーを脇に添えて、萌えが根絶しないように気をつけて下さい……。
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