全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

14 2012

フィリップED3~5、ラウル単体全ED クリア

時にうつろな目になりながら、どうしてこの世界にはくそ野郎しかいないんだ、とブツブツ呟くときもありましたが、無事にフルコンプ出来ました。
積むこともなくフルコンプ出来たのは、別に私と美蕾様の相性が良かったからではなく、単にPCゲーだったからでしょう。そうだと思いたい。

フルコンプし終えた今では、どうしてそこから攻略したんだ、と思う攻略順でしたが(くそ野郎的な意味で)、なんだかんだ雰囲気の出ていたゲームではあったと思います。
いや、過去の美蕾様作品群を見てみると、ペルソナの攻略対象たちのクソレベルなんてまだ毛も生えてない小僧レベルで、雪村先生ぐらいになると毛が生えすぎて本体がわからないぐらいボーボーっすからね。
とりあえず、トラウマ更新されなくて良かった。


●フィリップED3~5(ラウルルートより分岐)

ペルソナ代表くそ野郎ことフィリップ兄さんですが、雪村先生と赤ワインぶっかけセックスをやって精神をだいぶ鍛えた身としては、このルートで大笑いしました。それ以上にラウルが不憫でしたが。
簡単に説明すると、ラウルと仲良くなりお付き合いすることになるも、当然子爵という立場がありフィリップ兄さんが認めてくださらない。自分の時はあんなにかっ飛ばしておられたのに。
そんな中ラウルが遠征に行き、主人公とはなればなれになってしまう。離れている間でも一生懸命頑張るクリスを見てフィリップはラウルとの仲を認めようとしたところ、ラウル隊全滅のお知らせが。
この時から嫌な匂いがプンプン香ってきたんですが、ラウルがいなくなった傷を舐め合うかのようなイベントがこんもりと盛られ始め、リスに名前をつけたり、リスに名前をつけたり、リスに名前をつけたりするイベント等を踏まえ……付き合っちゃおっかとなりこれから二人で頑張っていこうね!と盛り上がる一方、散々二人のオカズにされたラウルのことを思って私はトイレへ駆け込みました。
「セックスすんな」と普段とは真反対のことをつぶやく私をよそに、二人の熱は加速……したところでラウルご帰還のお知らせ
神妙に主人公に報告するフィリップをよそに、画面前で私は涙をながすほどの笑顔と笑い声を部屋中にこだまさせ、勢いで椅子から転げ落ちそうになりながらもクリック作業を続ける。笑いすぎて喘息が出始めてもゲームを止めなかったのは、何かに乗っ取られていたのかも知れません。

でもよくよく考えてみるとこれは、少し前に語ったに私が求める理想の乙女ゲー近い展開。要するに君望展開です。
君が望む永遠という男性向けエロゲーでは、第一章で初恋の女の子との恋愛を丁寧に描いておきながらその女の子が事故にあって意識不明というところで一章を終わらせ、第二章は親友だった女性とのセックスから始まる、というとんでもないゲームです。ここだけ聞くとドン引く方が多いと思いますが、君望は非常に心理描写と展開が丁寧。
その初恋の女の子はいわゆる植物人間状態になるんですが、もちろん主人公も簡単に諦めるわけではないんです。何度も何度も抗って、でもどうしようもなくて親友だった女性と付き合ったところで、何も知らない事故当時の時のまま初恋の子が目を覚まし、さあどうする!?という展開です。この後の主人公の優柔不断さからエロゲ界においての三大ヘタレ主人公の一人とされていますが、実際この主人公・鳴海孝之本人になったら、プレイヤーは相当路頭に迷うんじゃないかなあと思う。

で話を戻しますが、いなくなった恋人が戻ってくる、という展開はフィリップルートでも同じでしたが、違うのは展開の丁寧さと心理描写がほぼ皆無で説得力が全くないっていうこと。これじゃあフィリップさんも主人公もただのくそ野郎感で終わってしまいます、……はい。(お察し下さい)

「ラウルのそばに居たいけど、家族愛に近い」
命辛辛愛する人のもとへ帰ってきたのにこんなこと思われちゃあ溜まったもんじゃありませんね。
フィリップさんのことが好きなの、と言ってそれを認めた時のラウルの心境を察するとなると胸が張り裂けそうです。彼は一体なんのために帰ってきたんだろう。彼の家なのに彼の居場所は何処にも無いんです、血の涙が止まりません。

そんなラウルに対しての同情の気持ちも、ラウルルートでラウル本人にぶち壊されることを知らずに、この時の私はまだフィリップルートでスチルメモリーコンプしたやったーなんてアホな顔して喜んでいたのです。(白目)


●ラウル単体ED
今回の絶賛病み枠でした。
病むことこそがラウルであり、病まないラウルなぞガス欠寸前ラウルです。スチルもふんだんに使って「俺今病んでる!すごく病んでるよ!」とアピールしてくる様子を見ているこちらとしては、非常に胃がキリキリと高い良い音を出しました。
なんで病んじゃったかというと、怪人に襲われちゃった主人公をたまたまラウルが見てしまったんですね、それまでラウルと仲良くしていたのに。もちろん主人公も自らお股パッカーンしてしまったわけではなく、嫌という態度をとっているんです。ラウル視点では喘いでるようにしか聞こえなかったようですが(胃キリ)
そのことを、辛いながらも正直に語ろうとする主人公の言葉を遮り、勝手に病んで行かれるラウルさんを見守る作業は非常に心苦しかった。心苦しいというか、見てたんなら助けろこのくそ野郎!と絶叫して画面に数回頭をぶつけたんですが、気づいてもらえませんでしたね。
あと、同じ美蕾様作品の仁義なき乙女という作品で、これまた男Aとのセックス中に別の男Bがやってくるんですが、その時に最中の男AがBに「助けに来たとかいってお前勃ってんじゃねーか!」的な台詞を思い出しました。おそらくラウルは真性な寝取られ属性をお持ちの御方なのでしょう。寝取られてからが本番。

クリスの尻の谷からひょっこり顔を出すラウルのおもしろスチルも無表情で流し見ながら、フィリップに毒を盛ったり、怪人との対決で主人公を楯にしたりとラウルさん絶好調ブースト気味で、本当にこいつは軍人なのかと頭をぐるんぐるん回転させて考えてみたんですが答えは出ませんでした。
最後に、「(僕との結婚を)断るなら、このまま君を殺して僕も命を絶つよ」という台詞に主人公と私の言葉(「えっ」)が重なって束縛EDされました。

個人的ですが、私はヤンデレが大好きです。だからラウルルートも好きになる可能性があったんですが、今回はくそ野郎、という評価を下して終わりました。
美蕾様はヤンデレが一辺倒なんです。あと、ヤンデレと見せかけて病んでないのが多い、あとは病んでるけど全然デレてないのとかも居る。病んでるどころか、病んでるとは違う明後日の方向に向かわれている人もいる。(誰も雪村先生だって言ってないです)
ヤンデレには監禁系、自傷系、君のためなら世界をぶっ壊す系など様々な種類がありますが、美蕾作品群では監禁系の相手を攻めるやり方の病み方が多いんですね。どうして自分を愛してくれないんだとか、主人公は悪くないのにどうして他の男に目をやるんだとか誘惑するんだとか、うだうだ面倒くさい男が多いです。
そんなもん主人公がお前しか見られないようにお前が魅力的になっておけくそ野郎!って画面を数回殴っては居るんですが全く届かないんです。拳だけが痛い。
大体、愛して欲しくて病んだのに、相手に恐怖心抱かれてたんじゃ元も子もないでしょうに、とは思うんですが。自分でも制御出来ないほどの気持ち、と考えれば幾らかは納得出来るんですが、それでもそういう病み方っていうのは、相手のことより自分の気持ちが強く、自分が傷つかないようにしたいだけなんじゃないかと思えてしまってどうも駄目です。だからこそ病んだんだとも思いますが。
すみれの蕾のハルのように、ダメになりかけの状態から立ち直っていくストーリーだったならもっと感情移入出来たのにな、と思うと惜しい存在だなと思います。いま一歩な惜しい存在で終わるのがラウルだとも思いますが。フィリップルート然り。

というわけで普通に思いを通わせたルートもあるんですが、上記の理由で意識朦朧としていてあまり覚えていません。


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じゃあ怪人さんも監禁系だけど頭痛くならなかったんですか?と聞かれたら、ならないどころか笑顔になりました。
何が違うかと言われたら、怪人さんはもう愛してもらうとかどうでもいいレベルにまで達しているからです。あの人はクリスが他の男のものにならず自分のそばに居ればいいだけなんです。監禁系のエキスパートですね。


というわけで、次は主従VSルートとレミィです。
主従VSではあまり味のしないカルピスを飲まされているようで、口に含んでは常に毒霧に変えてましたね。
レミィルートは普通に感動できました。これが他の専用ルートでも同じことができていたらと思うと、すみれ並のゲームになったと思うんですが……そうならなかったからペロソナって呼ばれてるのかも知れません。


以下より拍手お返事です。押して下さった方も、メッセージくださった方も有難うございます!
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●luluさんへ

多分、同じ名前の別の方の拍手メッセージだと思いますw
私も最初luluさんかなと思ったのですが、ブログを拝見する限りNOISEの話題がでて居なかったようなので、同じ名前の別の方だなーと。
ちなみに美蕾様は全年齢作品も多数取り揃えておりますので、もしお暇でしたらそちらでもどうぞ!もちろん☆3も全年齢版がございますので、是非お手に取って電波を飛ばされてみてください……すぐさまブックオフに駆けこみたくなりますから…w


●菫さんへ
コメント有難うございます。望月と申します!
いつも恥ずかしげもなく下ネタばかり振りまいておりますが、そのようなお褒めの言葉をいただき赤面が止まりません。本当にどうもありがとうございます、とても嬉しいです。
キラ☆キラは本当に心理描写が丁寧で、絶望の中からの希望のような儚いものがとても印象に残りましたね。教えて下さった二つの作品も名前は知っておりましたが、胸が詰まるゲームと聞いて更にプレイしたくなりました。積みゲーをある程度崩し終えて余裕をもってプレイできる環境になったら是非プレイしてみたいと思います。
あと、乙女ゲームのシナリオのクオリティの向上は、いつかは出るだろうと薄い期待を抱きながら生暖かく見守っておりますw 現状を考えると難しいですし、例えばキラ☆キラのようなノベル式の乙女ゲーってあんまり見かけたこと無いですし…。
恋愛に行くまでの過程を大切にしてくれるゲームがもっと増えてくれることを切に願いますね…。

こちらこそ、卑猥な単語が散らばるブログにこんな温かなコメント本当にどうもありがとうございました!
菫さんもどうぞお体にお気をつけて日々をおすごし下さいませ。またお暇なときにでもいらして下さい、それでは!
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