全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

17 2012

(キネモザ)勇ルート クリア

相も変わらず、図体のでかい小僧です。心の童貞っぷりは変わりませんが、身体は大人だけに手に負えませんね。後日談で彼だけが子ども作ってたときは、勇はエロに目覚め始めた中学生か、と思いました。本編でも同じ事を思っていました。
私は本編で勇に「自害しろ」と言われ、私の中のドMがひっくり返るほどの天変地異が起きたのですが、今ではもう慣れてきたのか心のなかで彼を「勇ちん」と呼んで、割りと愛でることができている状況です。(真顔)


●二年目モード
本編より期間が短いですが、本編を踏まえての二年目なのですごく納得できました。
なにより、使用人として成長している主人公……慣れもあるでしょうが、使用人としての立場を考えているようすが見られるので、本編で脳髄を揺さぶられた身としてはこの時点での感動がありました。相変わらず100回ぐらい質問する感じは否めませんが、それももうここまで来るとご愛嬌でしょう。何より、その使用人としての立場で苦しんでいる節が見られてとても良かった。

勇の心の変遷も面白かった。使用人→特別な人への流れがとても丁寧で、見ていて無理がない。イベントを重ねつつ、そのイベントひとつひとつが無理がなく、ほんのり仲良くなっていくエピソードで、本編でごぼごぼ言っていたあの頃が本当に懐かしいです。
かつ、本編でもFDでも変わりなく、マザコンであり母親であるトキに諌められてしょぼんとなる勇の様子も可愛らしいと思えた。あのずっとトイレでノンストップ胃液を楽しんでいたあのきらびやかな過去からこの二年目の成長。勇は絶対マザコンだと思うのですが、私はそういう勇のマザコンの部分がすごく好きです。過度なマザコンはアレですが、自分の母親や家族とかを大切に出来ない奴に誰が愛せるんだ馬鹿野郎と思ってしまうからです。もちろん、場合にも寄りますが(雅様のような例もあるので)、勇のこの性格で母親に諌められて思い直す、という行動が出来ることがすごく素敵だなと思う。まあ、勇の行動が余りにもアレでトキさんが常識的っていうのもあるんですが。
ああ、本編でも苦しまされた語尾に「~のだ」とつけることでハム太郎が脳裏に浮かぶ現象ですが、今回も相当ハム太郎が脳内を駆けずり回りました。「バカボンも思い出す」とツイッターで報告を受けてからは、この現象にハムボン現象と名をつけて勝手に楽しんでおります。

しかし、最初にも言いましたが彼は図体のでかい小僧で中身は思春期真っ盛りの男子中学生であるため、主人公に恋心を抱いているのは丸わかりなのに「貴様は俺の専属使用人だからだ!」とか、「よくわからないけどお前は俺のものなのだ!(ハム太郎)」だとか本編でもあった相変わらずの無茶苦茶感。
周りのご兄弟たちも勇のまるわかりな気持ちにヤキモキして、思わず進様が言ったお言葉、
「勇兄さん、あなたが彼女を必要としないなら、自分が専属として貰いますよ」
には絶賛よろしくお願い致します!と絶叫しましたが、叶うことはありませんでした。

主人公と勇の心が近づきつつも物語が進んでいくのも面白かった。
最近やるゲームでCV近藤氏(またはよく似た声の御方)が暗躍ばっかりなされるのだが何故なのだろう。今回は守様がバギューンされていたが、守様はどうして暗殺者(笑ってはいけない)として長い間活躍してきたのにそういうのに気付かないのだろう。しかも相手は拳銃も持ったこともないような役者の端くれですよ、きっと殺気なんて駄々漏れじゃないですか。だいぶご兄弟に感化されていたのか、完全におもちゃにされていたし、暗殺者としての守様の才能がすごい(あっち的な意味で)。
あとは海水浴とかに行ったり雅様に「……殺す。殺す殺す殺す殺す!!」って言われて恋する乙女の顔をした時に暗転が来て化物の笑顔を見たりして非情に心跳るルートでした。

当主争奪戦とか行ってお小遣い千円配られるんですが(あながち間違いではない)、この千円を使って当主が私を楽しませてみろ、と言うんですが、ご兄弟はその千円で自分達が楽しむことばかりしていて大笑いしました。しかしながら、どうしてあんなに本編でギスギスしていたのを描いておきながら、こういうご兄弟の和気藹々が自然と受け入れられるのか不思議でならない。違和感がなく、こういうのもきっとあるだろうな……と思わせてくれるのがすごかった。
最初のうちは守様が前首相暗殺したり勇を撃ったということをバラして激マズ飯が食べれるぐらい空気が不味かったのですが、途中からお前らはマブダチなんか…?というぐらい結託してました。
そういう意味では、倒すべきボスであるマジカス様の存在と教育方針は一概に悪いといえるものではなかったのかも知れません。いや、子どもが育つ環境としては劣悪以外の何物でもないとは思いますが。

気持ちを自覚してからは(というか正お兄ちゃんに教えてもらってた)、本編と同じく国とか割りとどうでもいいからお前と結婚してえ!な感じは相変わらずでした。相変わらずな部分ばっかりだな。
後半のマジカス様との戦いは、なんだかんだ兄弟仲の良いご兄弟が力を合わせて解決。疑問や粗は多少は残るものの、納得できるものでした(ご兄弟が結託するってマジカス様が考えなかったとは思えないんだが、体調も悪かったみたいなのでそういうとこがあったのかもしれません)

ラストに近づくに連れて、「どうしようここまで順調に主人公が血を流してない……」と思ったんですが、もちろんこれはフラグでした。最後に勇に恨みを持たれた御方に撃たれてEDに入りましたが、何も驚きませんでしたよ。本編であんだけズタボロにされて一晩寝かせて熟成させてもイキイキしていらっしゃった主人公ですから。
無事にその後は、勇の大好きな白雪姫と絡めたエンディングだったのは、「こっちが本編だったんだ」と思っていい気持ちのままEDを迎えてくれた。少将となる夢もきちんと叶えてくれていたし。

本編では、ちょっと、アレだったんだよね……?虫の居所とかが悪かったんだよね……?そうだよね、勇ちん……?


●後日談モード
前述しましたが、子どもを作っててびっくりしました。しかも内容も内容で子どもに俺の嫁取られた!と言っていて、顔面をPSPに打ち付けました。
そういう、●●に▲▲取られたって拗ねるのは大体は小学校で卒業してるものだよ勇ちん…?と思いましたが、こういう身体は大人頭脳は子どもな部分が勇の最大の魅力だと思うので、この後日談は逆にしっくりきた。よくあるネタだけども、子どもと嫁の取り合いするんだろうなと思ってほのぼのしました。
あとどの後日談でもそうですが、主人公がしっかりしてて感動しました。勇の隣だと成長速度も早くなりそうです。


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FDでの格段の進歩っぷりに涙を拭うタオルが濡れ濡れ


この進化は一体なんですか?何が起こったんですか?
圧倒的に早くなったロード、不便すぎるシステムをフォローする完成度の高いシステム、美しくなった3Dグラフィック、使用人として成長した主人公……その中で本編と中身の変わらない勇が逆に光って見える。
何もかも見違えるようにレベルアップしたシステムや演出に、逆に異世界に来たように立ち尽くしかない。一体何が起こったんです?プログラマーは家族でも人質に取られてるんですか?
ボリュームも多い上、中身も充実していて、このゲームは大切に扱おう……と思ったので再び転がり落ちることに決めました。

デスコネでヨシュアと戯れてきます。

至る所でクソゲーと絶叫されたり、OPがデスコネの絶頂と言われていますが、なんだかんだ楽しめるような気がしています。気がするだけです。
同じ高木ゲーだし、大丈夫だよね――?
そう思っている私は、昔すみれの蕾をプレイしたあとに『同じ美蕾だから、大丈夫だよね――?』と宇宙意識を攻略したあの時の自分を思い出しました。
全く同じ道を辿ることになっても、それはそれで感慨深いかなって……そう思っていられるのも今のうちです。
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