全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

03 2012

中貫えり作品、羽柴麻央作品 その他もろもろ感想

約2週間の沈黙の艦隊の間、一体何をしていたかというと、なにもしてなかった。
前述したとおり一人で映画を堪能したりもしたが、起きて動いて食って寝る、という規則正しい生活をしていた。クソゲーをすれば何故か心の平穏が取り戻せるが、生活リズムはゲームをしないほうが整うのである。
ただ私からクソゲーを取ったら何も残らないので、それを補充するために少女漫画を読んでいた。どれもオススメされたもので、そのどれもがクリーンヒットだったので「クソゲーなんかもういらない!」と叫びながら読んでいた。
それでも穴は埋まらなかったので、多分別の穴がふさがったのだろう。クソゲーの穴は特別仕様なんだということを知った2週間でした。

というわけで、読んだ漫画の感想を久しぶりに連ねたいと思う。

●中貫えり作品
はらったま きよったま 1巻
朝日新聞出版 (2012-08-01)
ショタくれショタと焦点の定まらない目でツイートしていたところに、おすすめしていただけた作品。
こういう快活で細かいことにこだわらない主人公は見ていて清々しいし、元気なので明るい気分にもさせてもらえる。最初は少女漫画というよりホラー漫画に近く、主人公もヒーローも霊能者で、事件と上手くつなぎあわせてはらきよワールドを展開させてもらえる。ホラーなのに明るさが絶妙。
なのにヒーローの輝ちゃんの闇も上手く描いていて、勢いだけじゃなく緩急のついた良い漫画です。恋愛加減も塩梅が最高だし、最初は物足りないかな?と思っても中学生編、高校生編と行くに連れて、最初の喧嘩しあってた二人は何処にいったんだ……と逆に悩むぐらい甘い展開にのたうち回れます。
残念なのは、マイナー過ぎて新装版すら手に入れるのが難しいということ。
以前語った山口美由紀先生の作品も絶版が多くありましたが、文庫化されていてそちらで読むことも可能だったんですが、はらきよは新装版が発売されているにも関わらず、ネット通販ですら手に入らない希少種。
ただそれを乗り越えてたどり着いた先は明るく朗らかに慣れるようなお話と、しんみり悲しいけど何処か希望がある救いのお話と、中貫先生の力強い力量が感じられる素敵な作品なので、是非古本屋等で見かけた際には手にとって見て欲しい作品です。


●羽柴麻央作品
私日和 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
集英社 (2014-11-01)
売り上げランキング: 87,554
こちらもオススメされた作品です。皆さん素敵な作品を読まれているようで羨ましいと同時に、素敵な漫画をおすすめしてくださって有難うございます。全身で歓びを表現したいところですが、何かしでかしそうなのでやめておきます。
この作品は主人公がころころ変わるものの、どこかでつながっていて、例えば兄弟だったり姉妹だったり片思い人だったり恋人だったり、そして内容も報われたり報われなかったりほんのり幸せだったり切なかったり、どこかじんわりと胸に響くものばかりで、読後に柔らかく温かい気持ちになれます。
あともう一つ、
イロドリミドリ (マーガレットコミックスDIGITAL)
集英社 (2014-11-01)
売り上げランキング: 27,726
美しすぎて下ネタとか言ってる自分が恥ずかしすぎて顔から業火が出る勢いな作品です。空間というか音というか雰囲気というか、空気感みたいな肌では感じるけど言葉ではいいあらわせないようなものがよく表現されていた。舞台が図書館というのも合ってか、落ち着いた雰囲気で話は進むものの……。最後にくる、え?と思わせるラスト。でもどこか納得させてくれ、余韻が残るような気持ちに誘えて貰えたのは羽柴先生の持ち味なんだなあと思います。
羽柴作品を纏めて買った中では、「この声の行方」という作品がお気にい入りです。

余談ですが、同じマーガレット系列での香魚子先生の作品を連想しました。ただ、羽柴先生のほうが安定感があるような気がします。

●白磁 モリエサトシ
白磁 1 (花とゆめコミックス)
白泉社 (2015-07-31)
売り上げランキング: 28,263
自分は花とゆめとLaLa(LaLaDX含)を両方買っていた時期があるのですが、その時に高木しげよしさんと絵柄が似てるなーと思っていたのです。別PNにしては話の雰囲気が少し違うし、もしかして槙ようこと持田あきのような姉妹だったと勝手に思っていたんですが、このマンガを読んで双子の姉妹だと知り驚きました。
双子の漫画家といえば私の中で一番に思い出されるのが、岸本兄弟よりも、ミキマキなのが年代を感じるというかなんというか。
そんで中身の話ですが、ギリギリのエロティックさがなんともたまらないです。パンツ見せられるよりパンチラがいい理論です。ギリギリ見えない、やっちゃったかやっちゃってないかの表現が曖昧で、そこが素晴らしく良い。話も花ゆめらしいというか、モリエさんらしくて良かった。
最後はご都合主義なような面が強かったんですが、その展開によって描くものもきちんとあったので納得は出来ました。一貫してシリアスでしたが、それに加えられた前述のエロさが上手く混ざり合っていた面白い作品でした。


最後に、私が敬愛して止まない望月花梨先生の新作が発表されていたことにようやく気づきました。(一枚絵ですが、また花ゆめに戻ってきてくれたと思うだけでのたうちまわった)
花とゆめプラチナ (花とゆめCOMICSスペシャル)
山田 南平 高尾 滋 久世 番子 日高 万里 絵夢羅
白泉社 (2012-01-20)
売り上げランキング: 153,385
私の「望月」は望月花梨先生から勝手に頂きました。それほど大好きな作家さんですが、2000年初期ぐらいを境にパタリと漫画をかかれなくなったようで、成人過ぎてからモチカリを知った私は嘆き悲しみながら絶版になったモチカリ作品を探しまわるという行動に出ました。陰鬱で居て美しいモチカリワールドは、私の心を射止めるだけでなく蹂躙しつくし虜以上の変態になり、それからはいつかきっとまたモチカリが戻ってきてくれる日が来る……と恋する乙女の瞳で待ち望んでおりました。
しかしモチカリ復活に気づいたのは5ヶ月後の現在という体たらく。
今回は漫画ではなく一枚絵ですが、そこに目をつけるか…というモチカリワールドがにじみ出ていて、「夢にまで見たモチカリだ……もうクソゲーなんかいらない……」と思ったのですが、最初にも言った通り塞がれた穴は別の穴だったようです。

ちなみに収録されていた絵夢羅先生の二作品はすでにコミックスで読んでいたのですが、私はヘルメット坊や(勝手に名付)の話のほうが好きでした。どちらもチカが描いた話だと思うと二重に面白いですね。


さて、次はどのゲームをしようか悩んでいます。FE覚醒は無事エンディングまで辿りつけて大満足大団円だったので、今度はベクトルを逆方向に向けねばならない。
このまま勢いでロボノに行こうかなとも思ったのですが、私にとって切っても切り離せないうたプリで再デビューを果たそうかと思います。
もう至るところで嬲り尽くされた感が出ておりますが、私もDebutに後出しでなぶられたいなと思ったので、噂の那月ルートに行きたいと思います。どんなのが出ても、もう特別驚かないような気もするのは何故だろうか。


以下より拍手お返事です。大変お待たせしてしまって申し訳ないです、メッセージを送って下さった方、沈黙の艦隊時に拍手を押して下さった方、本当にどうも有難うございます!
●はらんさんへ
お返事が遅くなってしまい、申し訳ないです。メッセージ本当にどうもありがとうございます!
吸血鬼様はもうフルコンプされたでしょうか?
最初におっしゃっていた通り半年熟成されても水in水on水ですので、今ならやれる!吸血鬼を仕留められる!って時に吸血されてみてください。吸血というか、全身の血が沸騰しそうになりますので、そこだけはご注意ください。
なんにせよ、はらんさんが楽しくプレイできるよう今からお祈りしておきます。
もしプレイ後なら、傷が癒えるよう私が代わりにホーリープリンセスになってきます!



●三尾さんへ
お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ないです。感想読んでいただけてありがとうございました!嬉しいです!血を吸われたかいがありました。
私も最初こそ大好きな吸血鬼ものだと嬉しさを絶叫したものですが、次第に吸血鬼様が沈黙の艦隊になってしまわれて、一時は開発中止が来るか?と思ったんですが、無事発売されたとなるとホーリープリンセスやらイグニスやらの祭りが開催されていると知り歓びでダイブに至りました。
スルーされた三尾さんの嗅覚、素晴らしいです。ちなみに私はクソゲー嗅覚においては人並み以上です!
クソゲーをプレイするにおいて私が必ずしていることは、何処か評価できる点はないかということでして、それが今回たまたま私の性癖に引っかかってくれたアルジャーノンちゃんでした。アルジャーノンちゃんが現れた時にはもう、吸血鬼様ったらこんな子を隠していたのね……とハイエナのような瞳をしていました。性癖すら評価項目な自分はほんとうにもう救いようがない変態だと自負しております……。
今後もクソゲーおよび乙女ゲーにスリスリしていくと思うので、どうしても暇で仕方ない時当たりにでも覗いてみてくださると嬉しいです!
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