全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

14 2013

ケント、イッキルート クリア

アムネシアを始めてから、書き出しに何を書けばいいのか、どう感想を書いたらいいのかわからなくなってしまい非常に困っている。おそらく、最近そういったゲームをやりすぎていたせいか、感想の傾向(?)が決まっていて書きやすかったというのがあると思う。
アムネシアを始めてから、なんか色々取り戻し始めたような、指先の血の流れが良くなったような、とりあえず血とか色々吐かなくてもいいようになったのはありがたい。いや、これから吐く可能性もなきにしもあらずですが。

しかしながらこういうゲームをやった後、こうやっぱり頭を悩ませるゲームをやりたくなる自分の体質にはなんといったらいいかもう。これからもどんなゲームを楽しんでいきたいと思う所存です。


●ケントルート
途中で算数の問題が10問ぐらい出されるんですが、真面目にノートを取り出しPSPの電池を一個減らしながら、どうだ!解けたぞおら!とドヤ顔キメた私に「小学校の問題」と言われた時にゃもうPSP抱えたまま雪山に埋まりたくなるほど落ち込みました。
そんな感じのコッテコテの理系男子数学オタクのケントさんでしたが、やってるのは甘酸っぱい恋愛、もちろん初恋でござりまする。ほんと君は乙女ゲーの攻略キャラクターに生まれてきてよかったね!イケメン大正義!という性格をしていました。
この世界ではどうやら主人公と付き合っては居たものの、いつも喧嘩していたようで、急に態度が変わった主人公に不審に思うものの全然バレずに進んでいく。初っ端から記憶喪失がバレたシンルートをやった後だったので、ケントはシンより大人だしまたすぐバレちゃうだろうなあと思ったらいやあスゴいバレないバレない。面白いぐらいバレない。
上手くバレずに切り抜け記憶を取り戻そうとするも、どうやら何かケントとの間に別れ話が出てくるレベルぐらいの喧嘩?か何かがあったご様子。ケントは兎に角理屈くさく、論理建てて喋れだのああだのこうだの言ってくれるのでそのへんが嫌いな人はとことん嫌いになりそうな感じではありました。自分はと言うと、一応理系で数学好き、論理的なのも好きなのでそこら辺はスルー出来ました。

しっかしシン、全然出てこない。8月半分ぐらいまできてようやく出てきてくれたんですが、シンさんにケントを自分の彼氏です、と紹介したときはなんか後ろめたいような悲しいようなそんな気持ちになりました。あとこの世界ではシンさん、トーマの弟で手叩いて爆笑した後、深い溜息を尽きました。あのルートのトーマはなんだったんだろう(遠い目)
後のイッキルートでも関係性が違って、世界ごとにそういう関係性が判明していくのも楽しみの一つでした。

主人公が記憶を失う前にケントさんとなぜ付き合うようになったか、そしてどういう衝突があったのか、というののバラシ方は非常に納得できる流れで面白かった。最初の方は何も思い出してくれなくて(イッキルートもですが)かなりやきもきさせられるのですが、最後の方になるとどっと思い出してオリオンと別れを惜しむ間もなくバイバーイ!って感じなのは寂しかった。
要約すると、学生主体の勉強会に講師として招かれたケントと出会い、そこで何度か衝突を繰り返し、大抵そういう言い合いのような衝突を起こしたら離れて行く人間が多かったのにも関わらず、主人公だけは離れて行かなかった。主人公もまた、変わり者のケントのことが気になっていたようです。お互いの好きになる動機っていうのはイマイチよくわからなかったのがアレですけど、そんな感じです。
ただ、途中からはもう主人公好きになりすぎてどうした落ち着け理系男子の名が泣くよって言いたくなるほど主人公しか見えてない感じがしてましたが。記憶を失くしてからお互いを好きになって、良さを知っていく感じは綺麗な流れで良かったです。(理系男子が感情にくずれていく感じに萌えがあるだろうな、なんてのも思いました。)

で記憶が無くなる前になぜ主人公とのでかい亀裂が走ったのかというと、簡単に説明すると主人公が飼ってた犬(主人公にとっては大切な存在だった)が主人公の不注意で亡くなってしまい、それを見たケントがそもそも君がああしなかったせいだこうするべきだった、この反省は次に繋げるべきだ的な事をまくし立て……それも犬に嫉妬してたからっていうケントさんのあれな感じな感情も入っていたのですが。ここで大嫌いだと言われるのもよくわかります。
そのぐらいの空気も読めないのかと思うと同時に、相手の気持ちを察する事ができなかったからこそのケントさんだと思います。それを記憶を無くした主人公とのやり取りで学んでいく展開でした。

ただ許せないというか、納得行かないのは、留学をかけた大事な学会発表を、主人公の事故(軽傷)によりそちらを優先して学会発表を放り出してずっと前から計画していた留学が無くなってしまうこと。そんでそれをお前と一緒に居られるからいい的なことを言われることです、何もよくねえ!
自分だったらの話ですが、そんな事されても重たいし、一ヶ月以上も前からそういう設定を組んでて、それのためにいろいろ動いてくれた人も居たわけで……主人公が重症とかだったらまだ理解できるんですが。あとケントは二十数年間も数学を大事にしてきて、それを愛が大切だからと簡単にこっちを選ばれてしまうのはいただけなかった。信じているからこそ、やるべきことはきちんとやって欲しかった。
以上がGOODEDなのが、なんとも言えない。後日談で離れられないからと主人公と一緒に留学してましたが、何のための留学なんだ……海外旅行じゃないんだから。
あと某動画サイトでファッションモンスターと言われていたその服で学会発表に出たのだとしたら、すごい根性だ。(思わずキャリーさんの曲をDLしてしまった。聞きながらこれを打っています)

NORMALEDの方が納得できました。学会の発表順位を変えてもらい、発表を終えてから主人公のもとへ。留学は決定し、遠く離れた地から「会いたい」というメールが送られる。会いたい、ですよ、あのケントが。一言会いたい、ですよ。すごく興奮しました。

BADEDでは病院にぶち込まれて終わりか、ウキョウさん大活躍で病院の屋上から落とされて終わり、でした。本編に全然絡んでこないくせに他人のBADで大暴れするウキョウさんの出張りっぷりには毎度爆笑させて貰ってます。


●イッキルート
行くぜイッキュウ、お前のそのたるんだ下半身を鍛え直してやる!!と意気込んで始めたこのルート。
予想以上にイッキが主人公にぞっこんラブなため驚きましたが、話にまとまりがあり、主人公のバックボーンも見えてそれがきちんとした理由付けになっていて面白かったです。

しかしながらこのルートでも記憶喪失に気づかないこと気づかないこと。大人組ほど必死ですね、いやシンも十分必死だったんですが、それでも主人公のことをよく見ていてくれたと思います。
このルートもシンルートのようにちょっとサスペンスが含まれており(シンルートよりは大分少なめでしたが)、終盤にそれが一気にバラされるためすごくドキドキハラハラさせて頂いた。上手くつながったときは、そういうことだったのか、と妙な爽快感を得られたりもしました。

イッキにはイッキの瞳を見た異性を惚れさせるっていう乙女ゲーにあるまじき体質があるのですが、そのせいで真実の愛(笑っちゃいけない)とやらを求めても上手く行かず、女性と付き合っても3ヶ月周期で取っ替え引っ替えという……毎度こういうキャラに口酸っぱくなるほど言ってるけど、今一度高らかに、病院へ行って検査してこよう、な。
しかしそんなイッキは主人公だけにはどうやら本気なご様子。ただ主人公は記憶を失ってしまっているので、イッキが本気なのか、それとも何か演じているのかを疑いながら進んでいきます。イッキがファンの子を大切にして主人公に対して冷たくあたる描写もあるのですが、それもちゃんと理由が語られていて面白かったです。兎に角細々とした伏線と、そしてそれを回収していくのが楽しかったです。

いやあしかしながら、このルートの初っ端にオリオンから、あいつ一発かますことあったら空気読むから(意訳)と言われたときは思わず肝が冷えました。主人公とオリオンっていうのは感覚がつながっているらしいので(遮断することも可能)、もしあれ……そういうアレがあったら、ほら、エロ同人誌みたいに…………いやなんでもないです。

この能力を得た経緯ってのが流れ星に「女の子にもてたい」と願ったらなってた、っていうのがなんとも……そんなこと願った自分が悪い、っと言ってたけど、叶え方の問題でもあったんじゃないかなあと。ここだけファンタジーチックでしたが、よくよく考えてみなくてもオリオンの存在自体がファンタジーなので受け入れられました。
イッキの苦悩とやらも語られるのですが、誠実でもないけど、不誠実でもなかったんだろうなあと思いました。普通に女の子が好きで、やることやって、でも本当に自分を見て好きになってくれる人が居ないと気づいて、でも気づいた時にはもう遅かった。
そんな時に現れたのが、瞳の効果が効かず「自惚れるな」と一括した主人公でした。その一喝にビビビと来たイッキさんがが告白し三ヶ月お試しで付き合うということになり、好きになってくれたらそのまま継続、そうでなかったら三ヶ月でお別れ。その内の残り一ヶ月を残して主人公の記憶が失われたのがスタート地点でした。
何故瞳の効果が効かなかったかというのは、効かなかったというより主人公の身内(父親)の女性関係のふしだらさに辟易していた主人公が、女遊びしまくるイッキにだけは負けるもんかと踏ん張って答えた結果でした。記憶喪失の謎と、その他もろもろの謎と、お話の整合性が上手く組合わさっていて本当に面白かったです。記憶を失う前の主人公の行動力と勇ましさったら。今のところこの世界の主人公が誰よりも男らしい。
最終的にはファンとの関係もきちんとし、壁を乗り越え、彼なら大丈夫だろうと思えるGOODEDでした。でも同棲する前に病院は忘れないでいてね……。


NORMALEDは、主人公が記憶を取り戻したもののイッキへの気持ちを決められず、再婚4度目の父親(地方にいる)に連れ戻されるお話。せっかくやりたいことがあって大学に来ただろうに、入学してから「実は逼迫してたし再婚したし一人暮らし心配だから戻ってこい」なんてあまりにも勝手すぎやしませんかね。再婚4度もして主人公にトラウマ植えつけておきながら……そのおかげでのこのイッキルートでもあるんですが。でも親の庇護下な以上なんとも言えないんですよねえ。可哀想でした。
道産子の自分にしたら電車で2時間の場所なんてあっという間ですよ。特急で札幌~帯広間ぐらいだしキロ数でいったら200ぐらいだし余裕余裕、とか思って自分で雰囲気ぶち壊してました。最後にちょっと希望があってよかったです。

BADED、ファンクラブに崖から突き落とされたり、あと途中で記憶喪失バレて突き放されたり、結局イッキを選ばずお別れだったり。どれも辛かったなあ、ここまで来ておいてそれか!っていう辛さと、ようやく自分だけの人を見つけたイッキが後少しのところで逃してしまう切なさが。


ちなみに。イッキルートは主人公の義兄がトーマでちょっと……いや大分怖かった。何が怖かったのかよくわからなかったけど、ちょっと震えました。


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大人組の余裕のなさったらもう、楽しかったです。
この人達いつ気付くんだろう→まだ気づかない→もう気づかないままエンド迎えてもいいぐらい違和感ないに到達したときはもうどうしようかと思ったんですか。無事気づいてくれてよかった。

途中オリオンに「(自分に実体があったら)君のこと、抱きしめて慰められてあげられるのにね……」とか言われてぐーらぐらオリオンに傾きました。この子の毒舌っぷりには毎度笑わせて貰ってます。
いつでも私は待ってるよオリオン……。(こっちが待ってても向こうはこんなオタ部屋来ないだろうけども……なんか、申し訳ない)

あと、積みゲー増やしたくない~とか言っておきながらどの口ほざいてレイターを買ってしまいました。……楽しみです。


お次は、シンルートで私の萌心まで殴打して下さったトーマくんです。
噂によると彼は監禁系のアレがソレらしいですが、美蕾様のゲームで散々監禁され、ほぼ監禁系エキスパートぐらいにはなったんじゃないかなと思うので、こっちがトーマを監禁してやるぐらいの意気込みで行ってまいります。

……臭いものに蓋する感じの監禁をされるかもしれない。
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