18 2013

トーマルート クリア

檻の中からおはこんばんちは。

トーマのファンは檻ガールと呼ばれていると聞いたのですが、ならば彼は監禁系男子なんだろうか。
数多の乙女ゲーをしてきた自分ですが、100回ぐらいは監禁されてきたんじゃないかと思うぐらい檻にぶちこまれ、毎度檻をぶっ壊してきたので、此度も「檻ごときが私を封じられるか」というゴリ精神で挑みました。

以下よりそんなトーマさんと私の素敵な監禁ライフを語りたいと思います。



彼のルートを終え、一番に思い出せることは大型犬の犬ゲージにぶち込まれた時に手を叩いて爆笑したことです。まるで虫かご。いやあほんとトーマくんは小学生男子の気持ちを忘れないで、自分の好きなものを追いかけて箱に仕舞いこんでくださいました。


トーマルートは他ルートと違い、家スタートではなく家の前の道スタートで、思い切り頭を強打し、病院にぶち込まれ、そこから更にCT検査の機械が壊れ2日間入院を余儀なくされ、ようやく出られたと思いきや。郵便箱に虫の死骸や腐った卵を入れられたり、出会い系サイトに勝手に登録させられたり、誹謗中傷メールをたんまりもらったり。刺激的過ぎるおめざめでした。
そんでもってどう考えたって彼氏じゃないのに、トーマには「俺が彼氏だ」とどや顔決めて答えられ、それを信じてトーマの部屋で囲ってもらったりしました。シンルートで散々嘘を貫き通された事に、トーマの監禁根性を叩きなおしてやると思っていた自分は、シンルートとは真逆にトーマのことをほとんど信じなかったのが何と言うかかんというか……。

トーマ出て行ったからエロ本とか探そうエロ本!アブノーマル系だったらどうしよう!?とワクワクしながら叫んだり、俺は理性の塊だからという雰囲気を出しまくるトーマをランジェリーショップに連れて行って現代の見せブラをガン見したり、意気揚々と楽しんでいたのですが、その帰り道で女子の笑い声と共に主人公の髪をザックリ切られ、トーマくんの素敵な監禁ライフの序章が始まりました。
さらに真ん中を過ぎたあたりぐらいからまるでホラーゲームでもやっているかのようで、檻とかぶち込まれる前にこの部屋自体が檻なんじゃ?と思ったりもしました。あながち間違ってないのがなんとも言えない。

唐突に来る異様な眠気に、「どうしたの眠いの?まったくお前はねぼすけさんだなあ(要約)」とニコニコ笑顔のトーマ。平然とした顔して唐突にこういうことされるのでびっくらこきました。なにもやってないような顔して何かしてくる人が、キレた時一番なにするかわからないのでそういう意味で怖かったです。
ちなみに薬と言われ思い出すのはガネクレのリヒトです。彼もお薬大好きっ子で、主人公がこっち向いてくれないと嫌な子でした。中の人がシンなのを思い出し、多少複雑な気分にもなったりしました。

とそこで唯一の希望の光、シンさんが受験生の身で忙しい中駆けつけてきてくれます。トーマの部屋の中に居る主人公を見つけ、絶句するシンさんを見た時にはよくわからないが申し訳ない!と心の中で土下座しました。
そこでまた正論をぶつけるシンさん(これがまた清々しくて気持ちいいぐらいぐうの音も出ないのである)に、シンだけを呼び、主人公に「(2人の会話を聞いたら)温和な解決方法を捨てて、シンを殴り倒して2人セットで監禁するよ」と言われ、今度は私が絶句。
でも次の瞬間、お願いします!と叫んでいたので私とトーマは互角の戦いです。

そして翌朝、目覚めた先は檻の中でした。いやあこれはすっごい刺激的、いっぺんに記憶取り戻しそうですね。
唖然とする主人公とオリオンに、「栄養補給は口からしか出来ないってわけじゃないしね?」と言ってドン引きさせていたのには、手を叩いて爆笑していた私の表情もすっと無に戻ったりしました。

いやしかし、言い方悪いかもしれないですが、法学部で頭いいのにお馬鹿さんだと思いました。そりゃシンさんのような正論をトーマが言ったりやったりしたらキャラ崩壊なのはわかりますが、どう考えたってこの方法は不都合ありまくりで整合性とれてないというかなんというか。
トーマは主人公を守りたい、守ると小さい頃に約束したようですが、それだけの気持ちで、外面が良く頭のいいトーマがこんな不都合ありまくりの方法をとるでしょうか。
こういう病みキャラっていうのは、必ず過去に「ここまでしなきゃ行けない気持ちにいたるまでの何か(原因・理由)」が合ったはずだと思います。ネジが外れたきっかけです。普通に生活してきて、主人公への思いを寝かせこじらせすぎたからこうなった、というのでは説得力に欠けるというか。
例えば先天的にこういうタイプだったとしても、だったら「俺が本格的にアレなヤツだったら、怒った顔もイイねとか言うんだろうけど、俺そういう趣味ないし」とかこういう台詞は吐かないと思うのです。狂ったふりして狂ってなくて、でも通常じゃ考えられないくらいおかしいことしてるから違和感を覚えさせられる。
個人的に言えば、彼は完全には病んでは居ないという判断を下したい。足を突っ込んだり引っ込んだりしている人。明らかに常軌を逸していますが、本当に病んでいるのなら後先考えないだろうし、または頭がいいならそうなる原因ごと上手く根こそぎドメストしつつ主人公に気づかれないようにしそうだな思いました。

その後はなんとか檻をぶっ壊し(本当にぶっ壊すとは思わなかった)、逃げ出すもどのルートでも変顔でストーカーしてくれるウキョウに付きまとわれた時に怪我をして、結局トーマの部屋へ戻ってきた所でトーマとご対面。滅茶苦茶怒った顔してたけど、君に怒る資格とか無いから!ほんとに!
服脱いで下着だけ残して傷口見せて、とか言われたときは何を言われたのか大分わからなくなり、思考が上手く働いていないうちに押し倒されてしまった。それはあかん、一般ゲーでそれはあかん、と思ったところに偶然にも最初の頃に入手していた主人公の日記が偶然開かれる。

今更これで記憶取り戻すのか、と思ってしまった。それほどの思いなら自分自身で取り戻して欲しかったなあと。
で、結局トーマは彼氏ではなく、トーマは昔から主人公のことが好きで、ただ主人公もそれは同じで。告白するぞ!と意気込んだ次の日に主人公は記憶を失くしてしまったようです。それがいろいろもつれ、勘違いされ、このような自体に。
トーマは悪戯の犯人の証拠を掴み、すべて解決したら、主人公の彼氏だと思い込んでいたイッキに主人公を返そうと思っていたらしいですが。そう言われ更に意味がわからなくなった。それじゃますます檻に閉じ込める意味が無くなるじゃないですか。ほんと「そういう趣味なんだ」とぶっちゃけられたほうが、いい趣味をお持ちでらっしゃると渋い顔して返すことが出来る。

2人の思いが叶ったその後は、イッキファンの勘違いによる悪戯(のレベルではないですが)だという証拠を掴み突きつける。「警察には突き出さないけど」って言ってたけど、法学部のトーマにそれ言わせたことが結構げんなり来ました。やってることは思い切り犯罪だし、トーマも言ってたけどヘタしたら命にかかわることもされてました。警察だせば出したでその人達に復讐される可能性も無いわけではないが、そこを守るのがトーマ……お前じゃないのか。
GOODEDでは「あのさ、俺、自分で言うのもなんだけどロクな男じゃないよ。わがままだし、臆病だし、利己的だし、外面だけいいけどそれだけだし」とトーマが言っていて全く仰るとおりだと思いました。主人公がこっちを向いてくれたから良かったEDです。この後、トーマ自身は人を信用して、自分自身の壁を乗り越えることが出来たのでしょうか……そうでなきゃ、後々にまた些細な事がきっかけでこの監禁プレイが再発しそうな気がします。

NORMALEDの超スッキリ感が個人的にすごかった。トーマの部屋からなんとか逃げ出し、シンに助けてもらい、トーマのしてきたことがバレる。結局トーマは引越しどこか遠くへ行き、主人公は記憶は完全には取り戻せなかったけども、これから新しい一歩を踏み出そうとしているような希望を終わり方で温かい気持ちになれました。

BADEDは、トーマ、監禁プレイに目覚めるの巻。ようやく私も両手を広げて、おいでませませヤンデレの世界へ!と絶叫することが出来ました。鎖とか持ち出してきちゃってもう、最初っからそういうプレイがしたかったって言ってくださいよもうもう。
あとウキョウさんに「この神社、こんな古井戸がまだ残してあんだぜ」と何が起こるかまるわかりな台詞を吐いてもらって、ご想像通りの終わり方をした。ここまで来て、これがなきゃウキョウさんじゃないと思うまでに鍛えられました。


このルートの主人公はオリオンが居たからこそ乗り越えられたのだとも感じました。オリオンが居なかったらまた違ったBADEDになっていたかもしれません。
唯自分はそういうEDも見たいだとか、オリオンと一緒に閉じ込められたいとか思っているので、もっと身動き取れないようなキツキツな感じの檻に閉じ込めて頂いたほうが良い気もする。


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監禁中なのに風呂あがりの主人公に言い寄られてぐらついちゃうトーマの耐久度について


自分にとって、ヤンデレっていうのはそこまでにいたる過程や理由付けのポイントを押さえていないと萌えないんだな、と今一度学ばせていただいた。正直、トーマは監禁系向いてないと思います。トーマのような外面のいいタイプなら、もっと巧妙な方法をとるような気がするのです。いや、そういう方法をとらないからこそ矛盾的な魅力があるのかもしれませんが。
トーマが裏でしてたこと(証拠のビデオを取り粛清する)って、それほど難しいことではなく、主人公を檻になんか閉じ込めなくても出来たことだと思います。外面がいいトーマならそれを主人公に上手く説明して、裏でちゃっちゃと解決に導いちゃいそうだなと。本当にアッチ行っちゃった人だったらもう二度とこういうことが起こらないよう、こういうことが起こる種(原点)とそこから生えてる枝=イッキとそのファンクラブを完全排除するのがやり方じゃないかと。極端ですけども。
じゃあトーマがそれをしなかった理由は?と考えると、作中の描写だけではわからないのでなんとも言いがたい。
小骨が喉に引っかかってる感じがずっとするそんなルートでした。

ちなみにトーマのルートだけパラメーターの記憶喪失疑惑120%とトーマーへの猜疑心パラメーターが出現していたのをプレイ後に知ったのですが。これプレイ中に発見しなくてよかったと思いました。記憶喪失で先がわからないから次を読む楽しさがあるのに、これだと記憶喪失バレバレなのやトーマがおかしなことするなっていうのもわかってしまうし、無駄な演出だと思います。

でも自分はトーマとシンの似ているようで真反対な関係は大好きです。2人共主人公が好きで、大切で、護りたくて、お互い誰よりも人の気持ちを察せられるのに考え方や方法がぜんぜん違う。どちらが良いかはまた別の話ですが、こういう関係性が成り立っているのが面白い。



最後になりましたが、お次はどの世界でも見るものを笑顔にしてくれる変顔をキメるウキョウさんです。アニメでもその持ち味を発揮し、斬新過ぎる懐中電灯の持ち方を視聴者にアピールしていてときめきました。
しかしながらその後のシンルート再現で私の意識が完全にそっちに持っていかれてしまった。ゲームではなんとか彼が豹変しないよう見守って行きたい。または豹変スイッチをみつけたい。
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