全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

13 2013

(レイター)シン、ガールズ、ワカ、オリオンルート クリア +総評

怒涛の勢いで攻略している(自分のペース的には)。しかし、攻略しているのは積みゲーではなく新しく買ったゲームなので、積みゲーは一向に崩れること無く高くそびえ立っています。
プレイ中はあーだこーだうだうだ言っていましたが、フルコンプした今ならああなんだかんだ楽しかったなあと思わせられているので、これからもアムネシアの世界に浸って居たいなと思っている。
檻にもぶち込んで貰いたいなと思っている。


●シンルート
びっくりするほどキス魔で誰か落ち着けってシンさんの頭スリッパとかで引っ叩いてくれてもいいんじゃないかってぐらい暴走列車だった。ただ、本編でシンさんの押せ押せを受け入れてきたはずの主人公が、今更「キスも恥ずかしいから無理…」って何言っとんじゃって感じでしたが、まあ(色んな意味で)仕方ないのかなあ……と思えるようになったのは、レイターの雰囲気に慣れた後で良かったと思う。攻略を最後に回して個人的には正解でした。
感覚の問題ですが、この主人公は本編の主人公とちょっと違うような気がしなくもない。努力して意識させたシンを自分から拒否って置いて幼馴染に戻るのもイヤって言われたときは、あの一ヶ月は何だったんだと、キスでもなんでもええぶちかませシンさん!と乱暴な気持ちにもなったりしました。個人的には嫌なら嫌って言って崖から転がり落ちた主人公が好きです。(まああまり変わらないような気もしますが……)

そんでなんだかんだお互いの気持ちを理解しあって、キス祭りが来たときは嬉しい気持ちと「なんでこうなったん?なんでこんな主人公甘えてるん?」という疑問がいっぱいいっぱいで真顔でプレイしていた。このタイミングで暗転とか来なくて本当に良かったと思う。
セックスあかん、セックスあかん、と関西人でも無いのに意味不明な言葉を呟きながらプレイしていた不審者ですが、主人公のほうが状況をよくわかってなくて暴走仕掛けた時に、シンが立派に、あのシンが、暴走爆走列車のあのシンが、なけなしの理性で主人公を諭しているシーンは、エロ様が来なかったという安心感よりも脱力感のほうが多かったような気もします。

これもどちらかと言えばこのルートも白湯的で、ただのカップルのゴタゴタだったように思いますが、なんだかんだシンさんが少しでも報われてよかったなあと何目線なのかよくわからない目線で見守っていた。あと、20歳になってもお酒飲まないんだろうなあとか。
シンのように、努力して立ち向かっている人は素直に格好いいと思えます。いつもアッチ側行ったような人が好きなのに何故。誰よりも大人なくせしてまだまだ子供なシンの未来が明るいといいなあと切に願ってしまった。


●ガールズパーティー
アムネシアの女の子っていうのはいい具合にそれぞれのキャラ関係を保管していて、特別味方でもなく敵でもない感じはすごく巧いなあと思っておりました。どうしてこういう関係になったか、つかず離れず、気を使わないそれぞれのキャラの位置関係が楽しい話でもあった。
自分は常日頃から、ギャルゲーの男子キャラを攻略したいなあと思っておりますが、こういう乙女ゲーの女子キャラも攻略してみたいなあと思ったり。


●ワカさんルート
色とりどりのワカさんを召し上がれ、なこのルート。自分はオネエなワカさんが一番好きなのですが、ワカさんが男に戻る瞬間とかドギマギしてしまった……こんな基礎的なギャップに……。
このルートはそれぞれのワカさんなりの主人公の採用理由を聞くルート、と置き換えても間違いありませんが、基本的に主人公の「笑顔」とか「前向きさ」とか私には持ってないものばかりでいつもとは違う意味で軽く呼吸が止まりかけましたね(雑巾のような笑顔なら持ってる)。


●オリオンルート
>『私がウキョウと恋人同士になって、2ヶ月が過ぎた』
なんでだ!なんでウキョウルート派生なんだ!
と思ったオリオンファンの皆さまこんにちは。精霊から人間になったオリオンとあわよくばゲヘヘなんて考えていたゲスな自分の心に止めを刺すかのように、しょっぱなからこの1文で萌え心に風穴明けられたルートでしたが、終わってみてオリオンがそばにいてくれてよかった……と思う自分でした。本編シンルートでシンよりもオリオンを疑った自分をひっぱたきたい。
とはいえ、ウキョウは海外出張中で家には居ないので、遠慮無くオリオンを部屋に呼ぶことができます。(真顔)

このルートは全てを忘れてしまった主人公が、人間になってしまったオリオンとのやり取りですこしずつ記憶を取り戻していくルートだったのが面白かった。本編は主人公目線で話が進んで行きましたが、このルートは第三者目線で話が進んでいくので、傍から見るとこういう感じな会話をしていたんだろうなあと。

このルートで明かされますが、アムネシアという薔薇の品種があるそうですね。主人公のコサージュや至る所に薔薇が散りばめられているとか。振り返ったりするときに薔薇を見つけたりして、そういう気づかないような隠れた製作者の意図を織り交ぜてくれるのは結構好きです。製作者の作品に対してのこだわりのようなものを感じることが出来るような気がして。

そんで記憶を取り戻した主人公に、オリオンが何故人間になったかというのがバラされる。
やっぱり「罰」だったそう。しかし住民票とか戸籍とか健康保険とか自力で取得しなきゃ行けないらしくて、神様界も結構シビアですね。で、ニール様がお金のかかる大学に通う意味ってなんなんだろう?あと小学生ぐらいの年代の人間になったオリオンにまで働かせておきながら散財癖あるとか一体何なんだろう?ニール様ってなんなんだろう?(虚ろ目)

ウキョウを煽るオリオンが「5年後ぐらいには僕、すっごいいい男になってると思うなあ」とか言ってたけど、あかんあかんあかん、ならなくていいよそのまま成長しないで十分魅力的だから!と鼻息荒い自分が自分でもヤバイと思いました。
そんで、オリオンは仮称みたいなものだから、人間として生まれた以上人間としての名前をつけてくれと言われて相当焦りました。焦って色んなところを巡って見たのですが、皆さんオリオンそのままでいく方が多かったようです。「タカヒロ」とかいう名前付けたら個人的に爆笑できるけど大切なモノを失ってしまいそうだ。(そのまま言ったらどうなるかなあと思って検証してみましたが、違う名前をつけてもオリオンでも反応は変わらなかった、残念)
オリオンという名前は素敵だけどこのままだと学校とかでからかわれてしまう、と超真面目に色んな理由を探りまくり、結局ネタバレを見てしまい10月5日がオリオンの誕生日ということを知り、そこから誕生花のコスモス→秋桜→主人公と過ごした夏以降も生きていくという意味で自分は『アキ』と名付けました。ガチすぎて恥ずかしい。(その後にツイッターで「カヌチ主人公と同じ名前ですね」と言われ衝撃走ったことを記しておく)

その後の冥土の羊での誕生日会はオリオンの幸せそうな表情を見ることが出来て……お誕生日、おめでとうございます。
本編の補完、オリオンの思い、薔薇というモチーフの意味、レイターを終えるには調度良くまとめたシナリオだったのでは無いかな、と感じました。


【総評】
・システムについて

基本的には本編同様ですが、口パクは少し改善されたようなそうでないような?オートモードでも携帯画面が出てもオートが持続する機能は助かった……と思いきや、携帯画面全文を読む前に次に流されるぐらい一瞬しか見せてくれないのでびっくりした。今回は周回があまり必要ないのもあるせいか、特別不便だと思うシステムはありませんでした。

・グラフィックについて
骨格等はあまり気にならなかったんですが、スチルによってやっぱり差があるような気がします。個人的にはシンさんの顔がスチルでは不安定だったかなと。キススチルも多かっただけに残念。
おまけスチルに個性が残っていなかったような気が自分はしました。ショタ時代も見れただけに、そこもちょっと残念。
塗りはオトメイトらしく丁寧で綺麗なので、そこは良かったと思います。

・シナリオについて
本編から比べると、その後の話とあってかアムネシアのミステリっぽいシリアスダークなような部分が無くなって、甘さはありつつもアムネシアとしての魅力は薄れたかなあと思う。あと本編での謎や罪などが投げっぱなしだったり、ただのカップルのアレだったり、本編でのアムネシアの雰囲気を求めると結構きついものがある。そうでなく、ただただ単純にキャラのその後のお話を見る分には抑える点は抑えていたようには感じました。
個人的には、キャラによって出来に差があるのが気になりました。

そしてその後のお話なので、オリオンはおらず主人公がバリッバリ前に出てくるシナリオなのもある意味覚悟しておいたほうが良いかもしれない。どちらかというとこちらがダメになりそうな人が多そうです。
オトメイト主人公にありがちな棒立ち主人公、なのに変なこだわりを持っていて(そのこだわりが必要かと言えばそうではない)、主人公とプレイヤーとの差異が生まれ二次元と三次元で亀裂が走ってしまいそう。自分は完全第三者視点でプレイしているので最初は辛くも後は乗り越えることが出来ましたが……あまりにも何も感じてくれないことも結構ありました。特にトーマルート。

アムネシアが好き、その後が気になるという方はプレイしてもある程度の感動は得られるのではないかなあと思うけども、やはり本編のアムネシアが好きな自分としては、楽しんだ部分も多かったけれども残念な部分も否定出来ないというのが正直な感想です。


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頑張る人に萌えたりショタに萌えたりオネエに萌えたり檻にぶち込まれたり、アムネシアって忙しいゲーム


最初に言ったとおり、なんだかんだ言いながらも楽しんでは居たのでフルコンプしてしまって寂しい気持ちもあります。自分にしては勢いで攻略してしまったなあと思いながら、今年に入ってからこんなに良いペースで攻略できて少しこわい部分もありますが、次も上昇しようと思います。


遙かなる時空の中で3愛蔵版をプレイしようかと思っております。
自分が高校生の時にPS2版をプレイし、カモメになったりいけない人になったり景時に喝を入れたり将臣くんに普通に萌えたり譲に爆笑したり大人白龍に時の流れの残酷さを学んだりリズ先生に切なくなったり保志氏の低音ボイスの頑張りに切なくなったりチモリのボイスを最後まで聞けなくて飛ばしたり銀の事を大分最後まで「ぎん」と呼んだり朔の優しさに涙ぐんだり、あ、そういえば九郎も檻にぶち込まれてました、そのシーンは今も私の心の中に刻まれています。

最近の乙女ゲーを探っておいたくせして何を過去に振り返ってるんだと自分でも思いますが、やっぱり遙か3が大好きですし、下天への勢いづけにもしたいですし、早く譲くんをストーカー片想いから恋人へ昇格させて来なければならない、これは責務だ、と勝手に責任を感じてプレイしてきます。
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