全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

31 2009

楓 クリア

現在帰省中なので、実家にガーネットクレイドルと星の王女を送り届けるという、どう考えても暴挙に出ました。しかもPCは茶の間の真ん中にあるので、どう家族に見られないよう乙女ゲーをするかクリック技術を鍛えようと思う。
弟には「またそんなのやってんの(笑)」と一瞥されました。う、嬉しすぎてはげる!

どれだけ家族に差別されないようにするかにシフトしていくような気がする。


そんでもって、コルダの息抜きにガーネットクレイドルをちょっとやろうと思ったら、勢いでクリアしてしまった。茶の間の真ん中で熱い告白を聞いてしまった。

システムやエフェクトが、他のPC乙女ゲの群を抜いていて焦りました。他を圧倒するぐらい完成されている。流石男性向け18禁のメーカーだなと、男性向け18禁出身の自分は思いました(いろんな意味でだめな告白をした)。でも個人的には文字をもう少し大きくしてほしかったと思う、わかりにくい。

ストーリーが最初よくわからなくて、きちんと読んでいたと思うのだが(梨を貪りながら)、私のおつむでは処理能力が追いつかなかった。中盤ぐらいでようやくわかるようになってきました。

主人公が、学校中から投票されるミスコンみたいなのに選ばれて、それに選ばれた男女は劇のようなものを全校生徒の前でしなければならなくて(なんていうさらし上げ!)、それをやっている間に夢の世界でその演劇と同じ世界に入り込んでしまう……といった感じでした。夢の世界では痛覚もあって、現実とほとんど同じで、どっちが現実?みたいなことになる。
終盤は怒涛のネタばらしで少し落ち着け、といいたくなるぐらいにキャラがしゃべるしゃべる。しかも楓ちゃん(幼馴染で用心棒)がしゃべるのではなくて、後にわかる主人公の父親と、よくわからない魔導師的な女の人が説明するものだから。もっと猿でもわかるように説明してけろ!

あと主人公は、父親がずっとおらず、誰もいないところで泣く母を見て来たので「恋なんてしない」と思うようになり、ミスコンにまで選ばれるほどの美しい容姿(これまた可愛いんだ)をしているのに、男には欠片も興味ない、もう恋なんてしないと言い放つ女性でありました。男には視線すら向けないなんて…カッコいい!

ただその状態で、どう好きになっていくのかなあ……過程が楽しみだなあと思っていたのに、行き成り「どの人が気になりましたか?心に残りましたか?」みたいな選択肢が出てきてその中から選んだ人のルートに入っていくのがすごく残念だった。
いろんな人と触れ合いながら、少しずつ好きになっていくものだと思っていたのに。確かに少しずつ好きになっていくものだったんだけれど、選択肢を選んだ以降は楓ちゃんとしか関わるイベントがなくて、他のキャラが離脱した状態で進んでいくみたいなものだったから違和を感じました。
それまではあなたが好き好き言ってくれるリヒト先輩だとかにアタックされたり、トーヤくんと仮婚約しちゃったり、サーリヤとけんかしたり、キイチ先輩に漢を感じたり、いろいろしていたのにそれらが排除されて楓ちゃんオンリーワンがナンバーワン状態で楓ちゃんを好きになっていく、と言われてもそりゃまあ好きになっちゃうわなあと思った。ラブワゴン現象だ。

楓は普通にいい男だったんですけれど、主人公のことが好き故に告白できない立場で……ぎっしり圧縮して要約すれば、ラスボスの手下で夢魔でした。(これまたいろいろな事情があるのだが、説明ができないぐらい長いので割愛)
夢の世界も、現実だと思っていた世界も実はどちらも『夢』で、現実には存在しない空間でした。ただ登場人物たちはちゃんといて、存在するものをモデル(入れ物)にしてそこに主人公を突っ込んだ、という世界でした。
……やったばかりだからかもしれないが、ソラユメを思い出した。あれも朝峰君の夢でループでしたし、今回もループした時はちょっと落ち込んだ。奇しくも主人公の声が同じだ。

そんで楓ちゃんは幼馴染でもなんでも無かったわけですが、夢の世界である原因とラスボスを倒し、無事解決して(説明が長くなるので割愛)楓ちゃんの双子の妹である椿ちゃん(この人も夢魔で手下)も現実によみがえってハッピーエンドでした。


……なんか、もうちょっとこう、なあ。
世界観とか今までになかった感じで楽しかったけれども、選択肢以降は駆け足状態で不満が残るものでした。謳い文句である「誰よりも激しい恋に目覚める」って感じではなかった。なんというか、無理やりこの人が一番!にされてしまった感じ。したのではなくて。

あとは次に期待して、次は完全に空気になり始めていたキイチ先輩に特攻したいと思います。こういう普通にいい男タイプは、いい男だなあと思うものの好みからは外れるので、逆に期待したい。
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