全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

16 2015

黒部大悟、都丸京平ルート 感想

実を言うとコレを打っている時点でフルコンプしてしまったので、アンジェ発売までのチキチキスクウォ攻略レースは無事完了しました。厳密に言うとFDの卒業戦線が残ってるけど、こちらはまたの機会に。
全部が全部楽しめたというわけでもないけど、自分でもこれほど楽しめるとは思っていなかったし、ハトアリ300周でみぞおちガスガスやられてボコボコにされてから、ロゼに近づかなかった自分もなんだかんだ惜しいことしていたのかもしれないなあ(とはいえ何度もいうけどロゼがしたことを認めているわけではない)。

以下より絵に描いたようなごついヤンキーな黒部くんと、情報屋で変わり者?な都丸氏。

・黒部大悟
デカい、ごつい、ヤンキー(厳密には違うんだろうが)なくせして恋愛面で超足踏みしてたのを見て男らしく行け!!心のタマキンついてんのかコノヤロウ!!と殴りたかった。返り討ちにされるだろうけど。いや、そこらへんのアンバランスさが彼の良さでもあるんだろう。
もともと彼は女嫌いで、ただこの女嫌いっていうのは女=弱い者=守るべきもの=どう接したらいいかわからないって言う感じだったので、正しくいうなら『女苦手』であろうか。その見た目と圧倒的暴力な感じから女子からは敬遠されていて、主人公はその性格から臆すことなく黒部くんに接したので『さらにどうしたら良いかわからない』みたいな感じになっていたのだと思う。そんなやり取りの中で、以下の主人公の台詞が印象に残った。憶測の域を出ないけど、たぶんこのライターさんの考えでもあるような気がする。

「男子が思っている以上に、女子はしたたかだ。苦手だという彼の言葉は、彼の不器用さの他に、優しい性格を表している気がする」

そういうわけで、登場人物で一番見た目ごついけど、とても優しい子ではあった。迷いなく暴力は振るうけど、恐らく一番暴力を女子には向けないとは思った。岬とは違った種類の『女子に一番優しい人』。岬は女子に本音を隠すけど、彼は恐らく本音で語るしそういう意味で誠実であり続けるだろうと思う。まあ岬は岬、黒部は黒部でそれぞれ事情があってこうなったんだけども……。

話が動くのは黒部家では生涯にただ一人主を決めてその人のいうことに絶対従うっていうしきたりがあって、なんやかんややり取りしていく内にその主に主人公を選ぶ。この設定は正直なんの伏線もなく突拍子もなく出てくるので、結構がっくし来た。あとこれまで結構現実的な設定を守ってきたんだけど、どっかの武将の家かと思うぐらいまた古い感じのしきたりというか……。
恋愛的な流れも納得できるし綺麗な流れではあったけど、前述した男らしくない足踏みにヤキモキしすぎてしまい、そこが足を引っ張って自分的には上手くハマれなかった。ハマったのは、このルートで主人公が2回も叩きのめして更生させて見事風紀委員入りさせた西沢くん(立ち絵付きモブ)。中ボス(モブ)の取り巻きの一人に過ぎなかった彼が、主人公の強さに惚れて、振られると分かっていながら男らしく告白してきた時は『もうこっちでいいや』と思ってしまった……告白のツンケンした言い方も西沢くんらしくてぐっときた。そう思ってしまった時点で私の心の決着は付いてしまったのでした。しかも彼はその告白が、主人公への後押しになると思っていたとも読めるので、ひたすら胸が痛かった。

そういうわけで、クスリと笑える部分もあるし、黒部くんもなんだかんだ良い子ではあったんだけど、もう少し男らしさを期待していた身としては肩透かしというかなんというか。ただこちらも全体的な流れで変なところは無いし、というかどのルートも変なところはない。突飛な設定を上手く舵切りしている印象です。
彼のルートではペッティングだけで事後描写は無かったけど、おっぱい鷲掴みながらのそのままED入り『大悟ベストED』のロゴが出てきた時はゲラゲラ笑った。ラッキースケベで主人公の下着姿見ただけで停止していた君はこの短期間で一体どこへ行ったっていうんだい……。
ちなみにこれは余談なんですが、仁義なき乙女(R18乙女)で似たような声出してたキャラよりもエロいことしてて笑ったと同時に悲しくなった。


・都丸京平
情報屋。大体の秘密を握っているし、もうこいつ一人でいいんじゃねーの感。それだけほぼ最強な情報屋。最初から犯人知ってる風でもあったうえで主人公が泳がされてた感が否めない。そして情報をやるから対価でキスしてくれって言われてお金に傾いてキスしてしまう主人公。いや、それはこのゲームらしいし、この主人公らしくて良いんだけど、もうちょっと納得させて欲しかったのはやはり恋愛描写というか。都丸は最初から主人公のことを気に入っていて、その理由がよくわからんまま終わってしまった。『本当に大事なものは譲らない』とは都丸の主人公を評した言葉だけど、確かにそうではあるしそういう描写も出てきてそこは面白かったけど、都丸のような変わり者が人を好きだと思えるまで気持ちを成長させた過程が知りたかった。そこが無かったので今一歩気持ちが入り込めなかったと言うか。

良かったところは、情報屋で最強かと思いきや、演習は苦手でボコボコにやられるところ。てっきり最強キャラにするかと思っていたのに、こういうところで全体的なバランスを保っているのがこのゲームを更に好きになれた要素と言うか。ていうかこれは都丸で好きなところではないな……。
というのもやっぱり、『情報』で見透かされて居て、対等な感じがしないからだろうか。全部が全部都丸の思い通りだったっていうわけでは決して無いけども。黒部ルートもハマれはしなかったけど、主人公が黒部を好きになる理由は分かったけど、こちらはお互いがどうして好きになったかがあまり理解できなかったと言うか。ただ、最後の最後で生徒会長の援護射撃で主人公から良い意味の反撃をくらって顔を覆う彼は可愛かった。やっぱり乙女ゲーでギャップって大事だと思うっすよ。……いや、もしかしたら彼も一途という要素を持っていたのでそれが飄々とした彼とのギャップだったのかもしれないけど、乙女ゲーで一途じゃないキャラってかなりアレというかなんというか……。
つーか選べる選択肢はあるとはいえ、対価がキスって、本人もそれらしいこと言ってたけどイケメン無罪……。


大トリは攻略制限バリバリかかっているオラオラキャラの氏家君。自分は基本的にメインキャラを最後に持ってくる傾向にあるのですが、彼は久しぶりにメインらしいメインだった。言い換えれば制作側のご贔屓でもあるんだけど、やはりきちんと作られていたし、きちんと萌えたし、可愛かったし、真相ルートと銘打っているだけあって楽しかった。
そして次の感想で最後ですが、スクウォの感想だけで何回ペッティングって言えるのかむしろ楽しみになってきた。
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