全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

17 2015

望月的好きな乙女ゲー台詞選手権大会inネオロマンス

アンジェリークルトゥール発売おめでとうございます記念選手権。ちなみに自分はアンジェシリーズはネオアンアニメを全話、アンジェアニメを数話しか見たことがない素人なのでアンジェの台詞は出てきません。すいません。改めてアンジェをプレイしてこの選手権大会に新たなるエントリーを増やせればいいなと感じておる所存です。

元はといえばこの記事は乙女ゲー全体で書こうと思っていたんだけども、どうもリストアップしていく内に湯水のごとく溢れ出すネオロマンスたちに抗えず降伏しました。迫り来る金色のコルダ勢の恐ろしさ。どれだけネオロマンスを浴びているかも改めて自覚できて、ある意味良い機会でした。

あと選手権大会っつってますけど毎度のこと全部がナンバーワンでありオンリーワンです。
台詞とありますが、1文章のみではなく、流れを見て区切りの良い台詞の前後とかも切り抜いたりしています。そのせいでかなり長くなっているものもあります。思い出書きしている部分もあるので若干本文と違う部分もあるかもしれません。そして毎度のごとくネタバレしてます。
先に謝っておきますが、コルダがかなり多いです。すいませんでした。

以下より、順不同。


エントリーNo.1
「あなたのことを諦めれば幸せになれるのだとしても――
俺はあなたを想ったまま、不幸になったほうがいい」

(遙かなる時空の中で3 有川譲)

言わずと知れた譲の魂を賭した脅し。望美を想う行為が不幸となってもそれが幸福にも勝るとは、幸福とは一体何なのか?とか哲学者みたいなことを考えたくなる。彼が救われるのは、彼のルートでだけ。それは乙女ゲーの攻略キャラとしては至上であるとさえ感じる。
文字サイズ大きく表示したらあまりの迫力にヒィとなった。そんな譲の愛のあふれる脅迫が好き。春も夏も~の台詞のほうがインパクトは強いとは思うけど、こちらの台詞の方がなんとなく譲らしい言い回しで好きです。

エントリーNo.2
「いや、『愛している』ということだよ」
(金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園 冥加玲士)

珠玉EDにて『自分の事を好きなのか?』と問いかけた選択肢を選んだら答えてくれる台詞。ファムファタったシーンの「俺のものになど、ならなくても~」とかなり迷いましたが、インパクトの強さで今回はこちらを。好きなのか?という問いに、「いや」と優しく否定してから『愛している』のだと慈しみをもって諭す。この言葉を言えたという冥加の感情の高まり具合を計り知ることが出来て、私の感情も草木萌ゆる野原で流れる小川のせせらぎを聴きながら優しい陽だまりに照らされているかのような気持ちでした。
「俺と貴様の関係はもはや、音楽でしか救われない」も好きです。好きな台詞たくさんありすぎて超ハッピーです(頭が)。1つ紹介するはずが3つも紹介していることに書き終えたあとになってようやく気づく。

エントリーNo.3
「この春、君と会ってから、今までずいぶんいろんなことがあった。
この先、もう同じ時間が流れることはないんだな。
…俺は音楽の代わりに、君を失ってしまうんだろうか

(金色のコルダ2f 月森蓮)

最後の一文、これ、これです、小さくしてあるけどこれです。これこそが、まさしく月森蓮という人間を象徴していると思うのです。愛する香穂子を失ったとしても、音楽を選んでしまう苦悩。それだけ月森蓮という人間は音楽に誠実であり、音楽を愛している。この台詞1つでそれを垣間見れるのがこの台詞のすごいところ。月森の中で何よりも優先されるのが『音楽』であるところが、正しくコルダという作品の攻略キャラだなあと思う。そしてお互いが『音楽』と繋がり続けることで、二人の関係も交わっていく……このシーンの月森の台詞はまるごとかっさらってしまいたくなるぐらい名言の宝石箱でした。
空を仰ぎなら過去をしみじみと振り返り、最後にふと香穂子を失ってしまう未来を想像してしまう……彼の中に『音楽』しか無かった頃が懐かしいとさえ感じる、情景を想像させる素晴らしい台詞。

エントリーNo.4
「頑張ればうまくいくなんて、お願いだから言わないで。
まるで、僕が頑張らなかったみたいじゃないか」

(金色のコルダ2f 加地葵)

私が加地葵くんのことが大好きになった決勝打な台詞です。到底忘れられない。自分は初対面では加地くんのことちょっと捻くれてるイケメン程度に思っていて「まあとりあえずカウンセリングだ、励ましときゃいいだろ」と鼻に小指突っ込みながら適当に応援する選択肢を選んだ瞬間画面パリーンの恋愛不可ですよ。目ひんむいた。そして痺れた、50回転ぐらいの捻じれだと思っていたら1000回転ぐらい捻れていた。その瞬間私は加地葵にずっぷりずぶずぶでした。あっけなかった。そんでもってこうやって本心を語った後に「なんてね」とか言ってごまかすのがもうほんとズルい。このシーンは何十回と振り返りましたが、その度に頑張って!と応援してひと通り台詞を聞いた後、光の速さでL+□決め込んで、私を手伝えと音楽を諦めた彼に再び音楽に立ち向かわせる…そういう強制プレイを毎回加地葵に強いている。すまない。
『素晴らしい音楽を聞き取る能力』を持たせながら、『音楽を奏でるという能力においては平凡』をセットにするというネオロマンスの粋な計らいには惚れ惚れ致します。見た目イケメンキャラに、こんな深い苦悩を背負わせられているところが最高すぎる、加地くんには申し訳ないけど、最高すぎる。あがいてもがいて努力しても、自分自身の能力によってそれが無理だと悟った加地葵の絶望は言葉では表現できないぐらい胸に来るものがあったし、それを照らす日野香穂子という存在と彼女の音楽との出会いをほんまもんの奇跡だと私は思っている。二人の出会いに乾杯。

エントリーNo.5
「お前、俺の壁打ちの壁になれよ」
(金色のコルダ2f 柚木梓馬)

はい!と勢い良く返事したのはきっと私だけじゃないはず。たとえ柚木様がアウトボールを打とうとも手塚ゾーンの如くすべてのボールを拾いに行き柚木様へと打ち返したい。
そんでもって一見すると単なるドSかと思われる台詞ですが、この台詞の前後のイベントを見たうえだと、香穂子のことをとてもよく見て、成長を楽しんだり、切磋琢磨しあうことを望んでいることがこの台詞から伺えるのが好き。言われた瞬間は衝撃度に気を取られるけど、プレイしているうちに香穂子を見守ったり後追したり諭したりする意図が含んでいるように思えて、この台詞が更に好きになった。かなりの深読みだと自分でも思うけど。
だから私は今日も喜んで壁打ちの壁よろしく反抗する選択肢を柚木様に叩きつけるのです。100%ボールを返すからこその壁、こちら側も壁としての矜持をこれからも持って行きたい。

エントリーNo.6
「そうだねえ」
(下天の華 明智光秀)

この台詞1つだけで何故こんなにも白米が美味しく食べられるのか不思議。

エントリーNo.7
「清盛、あなたはわかっていない。執着しているのは私。
私は、何があってもこの人を守ると決めたから。
あなたにも――世界の何者にも傷つけさせはしない!」

(遙かなる時空の中で3 春日望美)

敦盛に対して女への執着心は人一倍だなとぷぷぷクスクス清盛が煽ってくる中で、なんとも勇ましくヒーロー望美がこう返した時に、ほんと格好良すぎて惚れました。自分、敦盛と一緒に頬染めてました。いま思えば『清盛にも』と、なんとなーく清盛がついでにされてる感があるところがとても笑える。これぞ遙か3の春日望美ここにあり、という台詞です。武士か。いや彼女は作中誰よりも武士だった。

エントリーNo.8
「君は帝国軍を選んだ。なのに、まだ俺の気も引いておきたいのか?
可愛いとか、好きだとか、甘やかされるのは快感だった?
それとも、檻に入れられて傷つけられる刺激がくせになった?
君の都合で振り回されるのは……ごめんだ」

(遙かなる時空の中で6 ダリウス)

ダリウスの肝っ玉のごっつ小さいのを象徴するような台詞。自分はこの台詞を見て「ざまあみろ!こいつ狼狽してやがる!」って大層笑顔で喜びました。ちなみに彼が最萌です。本当に最萌なのか。
この台詞の真髄は、全然牽制になってないところだと思う。このシーンまで到達してこの台詞を聞いたら、この台詞に対して「そんなこと思ってないだろ」とツッコミを入れたくなるぐらいもうぐっだぐだに神子に惹かれているのが分かる。だから『梓がそんな人間だったらこんなに傷つかずに済むのに!』みたいなしょうもない小学生男子みたいな意訳が出来るところがこの台詞の良さ。とはいえ自分からそう仕向けたくせしてそんなこと思っちゃうダリウスの肝ったまたまとお通し用小皿レベルの器の小ささが、大好きなのです。完璧なようで居てそんな不完全なところが良い。

エントリーNo.9
「いいよ、遠慮しなくて。聞きたいのでしょう?なぜ、力が欲しいか?
それとも……力を手にしてどうするつもりか?
でも、残念なことに答えなんてないの。力がほしい…それだけ。
そうだね…もしひとつだけ理由があるとするなら、力がないのがいやなの。
無力なのは嫌い。誰かに負けるのはいや。ねじ伏せられるのは苦痛。
力を持たず、何もできないなんていやなのよ」

(遙かなる時空の中で3運命の迷宮 茶吉尼天)

長い。でも流れでどうしても区切りたくない一節でした。大分記憶が曖昧だったので、この台詞全部書き起こすためにPS2を引きずり出しました。運命の迷宮ではひたすら彼の者封じの機械と化していた私でも、この台詞だけは、何を語っていたかの内容は覚えていた。
敵側である茶吉尼天の高貴とさえ感じる矜持と、現状に甘んじないただただ真っ直ぐな姿勢がむしろ好感すら持てました。遙か3での女性陣の気位の高さと気丈さが大好きです。茶吉尼天が望美を乗っ取るんですが、望美の姿でこれを言われるのがたまらんかった。その時の望美の美しさに魅入られた2009年当時の私は望美のスクリーンショットばかり撮っていた。望美の美しい立ち絵がここぞとばかりに溢れていた。私は譲か。しかし振り返るにあたってプレイしているうちにあまりにもかっこよかったので、今の私もバシャバシャ取って保存した。この台詞は譲ルート終章で聞けますのでぜひ。欲を言えば音声がついていればなお最高だった……。
余談ですが自分は一度何かに乗っ取られたかのように運命の迷宮で怨霊封じまくった後そのセーブデータを消失したはずなのに、今回振り返るにあたってPS2を起動したら、譲ルートだけしっかり攻略しなおしてあって私の呼吸は数拍止まった。望美の特技は全部開放されていた後すべて最大Lvになっていた。……本当に何かに乗っ取られていたのかもしれない。

エントリーNo.10
「ボクも生きたいと願うことを、どうか、許してよ……」
(遙かなる時空の中で5風花記 桐生祟)

100億回許した。作中誰が許さなくたって私だけは祟くんを許す。だから思う存分願っていい。正しく、魂の叫びであり、その声が届いたのがFDだけなのが血の涙が止まらなかった。(感想は書いてないですが、PVでこの台詞を聞いて購入を決めたし、祟くんのルートだけ攻略しました、大変満足しました)

エントリーNo.11
「怖いって感じとる程度なら、そう思っとる時の俺は、まだ生きとるってことやろ?」
(金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南 土岐蓬生)

この台詞聞いた時、なんかこいつあぶないな……って思って、その後お前の気持ちまったくわかんねえわ!な選択肢を選んぶようにしたのだけど、私個人としては土岐蓬生のこの気持ちわからなくもない。そんでもって病弱な土岐がこういうことで『生きる』のを感じているのがとても寂しかった。楽しいこととか面白いことではなく、『怖い』って感じる程度で生きてることを実感しているなんて。本編では病弱なのかそうでないのかよくわからんあやふやな描写のまま終わったのが気になっていた自分としては、この一言で土岐蓬生という人物の過去と本質を見ることが出来たような気がして、すごく印象に残っている。そんな彼を生命力に満ち満ちたかなでちゃんで救えるのが最高に楽しかったです。これからもたくさん楽しいことや面白いことあるといいね土岐蓬生よ……。


どうしてもコルダに比重がいってしまうのは、私の中の乙女ゲーキャラ3TOP中2人も居るからです(加地と冥加。ちなみに最後の一人はときメモGS2の真嶋太郎)。TOP5ぐらいに下げてもまだコルダが攻めて来る、すごい。こわい。
遙か1および4、無印コルダを攻略している筈なのにエントリーしていないのは、そういう台詞が無かったというわけではなく、かなり前にプレイしたため私の容量の少ない記憶媒体から記憶を引きずり出せなかったから。引越し時とPCクリーンアップ時にデータも紛失していて、シーンは覚えているが、台詞までは把握しきれなかった……。
またプレイしなおしたら第二回も開催したいし、ルトゥールがどんなゲームであれ、心に残る台詞があればいいなあと思いつつ。初アンジェリークプレイしてきます。楽しくてもそうでなくても味があればなんでもいいけど、やっぱり楽しいゲームであるといいな。
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