全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

13 2016

劇場版 マジェスティックプリンス-覚醒の遺伝子- 感想

TV放映時の感想を書いたのがもう3年前のことになるなんて、信じられない……それぐらいマジェプリは繰り返し繰り返し見てきたし振り返ってきた。過去最高に見直したアニメなんじゃないかと言うぐらい。それだけ自分はこの作品が好きです。なんど見ても癒されるし、悲しめるし、元気をもらえる。
その前にBD発売されたんで是非ともよろしくです。未視聴の方は8話まで見るとええと思います……。



以下からネタバレ感想ですよ。マジェプリ好きならネタバレは絶対見ないで、あのシーンやこのシーンの衝撃を是非とも味わって頂きたい。いやほんと、すごかったなー色んな意味で。




劇場版が公開されると知った時は、そらもう飛び跳ねて喜んだものだけど、私はあのEDの未来へのほのかな希望を感じさせる余韻が好きだったし、続編を描くのはどうなのかなあと思っている部分も否定はできなかった。例え自分が好きだと思っても、きれいに終わったのだと思ったらそこでそっとしておいて欲しい派だからです。その後を変に弄られてモヤモヤする気持ちを抱えるのが一番嫌だったので、正直不安も多少なりともあった。
そんな気持ちを抱えながら、最近激務だったのもあり、たったの2週間限定公開で見に行けるのかなーと思いつつ、『こんな機会二度と無い理論』で先にチケットを予約し強制的に劇場へ足を運ぶ準備を整えた。疲れた身体にビシバシ鞭打ったせいか、遅刻ギリギリに目覚めて10分で支度した上お腹まで破壊され向かう途中トイレに駆け込みながら本当にボロボロの状態で見に行った。

そして見終えた後、スッキリした元気な顔で帰ってきた。いや、漏らしたわけじゃありませんよ。若干目から漏れ出そうになったけど。
TV放映時、毎週マジェプリにこうして元気をもらっていたなあと、劇場版になってもそのままの皆で、そのままの雰囲気で本当に良かった。劇場版というよりは、90分程度のスペシャル番組を見る感覚だった。そう言うと『劇場版』っていう意味はさほど無いのかなあと思うけど、本編で劇場版のような戦闘シーンを流しまくっていたのを、今回本当の劇場版でスクリーンの大迫力で見れたのは何物にも代え難い感動を得ることが出来ました。アサギの戦闘シーン格好良かったよ……速いだけじゃなく緩急ついた動きがエロくもあって、滅茶苦茶格好良かったよ……(感動で語彙力が大変低下している)。

前半は後半への布石がチラホラと、穏やかに進みながらも相変わらずフラグ乱立させて『いや、これはむしろ生存フラグなのでは?』と思いながら、アサギと一緒に視聴者の胃も握りつぶすあのシーンには、私の頭の上に大量のクエスチョンマークが湧いた。アサギの機体がバラバラに降り注がれる中、アサギの胃痛も視聴者にばらまかれた瞬間でもあった。人間って本当に驚いた時は言葉が出ないんだなと思った……。『いや、生きてるでしょ……でしょ……嘘でしょ……』と心の声まで生気を失っていく中、マジェプリは本編そのままにシリアスからギャグをカマしたりしていて、『あ、この空気感マジェプリだ……』と想いながらもそのギャグが全然頭のなかに入って来ませんでしたからね。頭の中真っ白でしたよ。そのおかげでさっき見たはずの展開がおぼろげにしか覚えてないので、もう一回見たいと思えた要因の一つになってしまった。

もちろん今回も皆が主役だったけど、アサギがちゃんとヒーローになれたことが嬉しかったなあ。アサギのような『主役になれない』っていうコンプレックスは誰にでも持ちうるものなのではないかなあと思うので、アサギ自身が答えを出したことが嬉しくもあった。
「誰かのヒーローじゃなく、あいつ(イズル)のヒーローになりたい」的なことを言ってた台詞を聞いた瞬間、涙を止めるのが大変だった。最終話のイズルの死闘を、アサギらしい責任感で受け止めて居たんだなと。

本編は正しくイズルが主人公だったけど、劇場版では前半はほぼおねむだし(本人も言ってたけど)、後半に『全員が主人公』で勝利したのがこれまた感動だった。一番のタイミングで助けに来るイズルはほんとズルいなあ。
皆の覚醒シーンはまさに総力戦って感じで無茶苦茶格好良かったっすね……。スルガの覚醒シーンなんかは中の人である池田純矢くんの演技がコレまた光っていてよかった。池田くんの声優としての演技が好きすぎて、またどこかで聞けないかなあと思っている身です。違うキャラの違う演技も聞いてみたい。よく舞台をやってらっしゃるので見に行きたい気持ちもあるのだけど、地方住みとしては中々目にする機会もなく……。ばっちの演技も今回も可愛らしくてよかったーー『お兄ちゃん』はほんと萌えるからむしろ乱発しないで欲しいレベルで可愛かった。
タマキの可愛らしさは相変わらずだったし、パトリックの姉との会話は、なんど見ても毎回泣く19話を思い出してしまってまたそこで泣きそうになってしまった。タマキの根底には他人への感謝がちゃんとしているからパトリックはほんと女見る目あるよ……あったよ……クソー目頭が熱くなるな……。
ケイの覚醒変形も格好良かったなあ。なんだかんだ言いながらもケイがイズルのトリガーになってる印象。本編もケイのケーキ食べて目覚めてたし、ケイが干渉したことでイズルが覚醒したこともあったし。そこに恋愛感情とかは無いんだろうけど、それがまた良い。ケイ側からの一方通行っていうのもまた何か別の美しさがある気がする。日笠さんの指示ゼリフは何度聞いてもゾクゾクした。もっと命令して欲しい。

今回声優さんの演技で一番楽しいと感じたのは、アンジュとディオルナとの罵り合い。お互い何喋ってるのか分からない中で汚い言葉で罵り合うのが、映像の良さも相成って最高にテンポよくてスカッとした。見ていて気持ちがいいほどの汚い言葉の叫び合いなんだけど、なぜだか耳に心地よかった。つーかふたりとも殴り合ったら仲良くなれそうなタイプっぽいな。
あとディオルナのような無邪気な残虐キャラが結構好きなので、ジアートとは違った面白さでもっともっと長く見ていたかったなあ。何を考えていたのか、どういう矜持があったのか、詳しく知りたかった。劇場版という短い尺の中ではこれが限界なのは理解できるのだけど、やっぱりまだまだ物足りない部分があるのは確か。中の方である久野さんの素晴らしい最期の絶叫は耳にも残ったし心にも残った。あれは忘れられない素晴らしい断末魔だった。次もまた別のアニメでお会い出来るのを楽しみにしている。


オレンジが作った3D映像は相変わらず美麗で、話も面白くて、私が好きなマジェプリはそのままだった。
でもまだまだ謎は残されたままだし、イズルが最後らへんに言ってた『絶対に知りたいこと』も明かされないまま終わってしまった。後輩達の活躍もちょっとだけで終わってしまったし、この劇場版の続きがあると信じても良いのだろうかと……ここまで来たら最後まで貫いてマジェプリを描いてほしいなーと。そんなこと思いながらTOHOのサイトでBDを購入しましたよ。少しでも力になればと、グッズも買ってきた。もうそろそろ部屋の中にマジェプリコーナーが出来上がりそう。
パンフレットを見て、マジェプリの視聴者が『保護者』と呼ばれていることを初めて知って笑った。ほんと、皆幸せになって欲しいと思えるのは保護者のような視点なのかもしれない。上手い表現だなあ。
最後に、マジェプリファンに変わらずの至極の作品を与えてくれたスタッフの方々に感謝です。この作品に出会えて良かったと、今回も思えてとても幸せでした。


そうそう、今回見に行って一番びっくりしたのが、女性が少なかったこと……中の人は皆イケメンなのになあ。お仲間何人ぐらいいるかな~と思ったらほぼほぼ男性で、その中でもおじいさんと呼ばれる年代層が結構居て、なんだか色んな人に支持されているのが分かってすっごい嬉しかったです。どこに出しても恥ずかしくない作品です、と本当に保護者のような気持ちでおすすめできる。

私はフィギュアオタですが、もちろんプラモも好きなのでちょっと買おうかなーと気になり始めてきた。フィギュアに比べれば安いと感じるこの感覚はもう麻痺しておかしくなってる自信がある。
1万円越えてても、『越えて当たり前』って感じるのは本当におかしい感覚だよな……これはメガハウスですがブキヤからも出てるので、どれを買うか迷うなあ。そして買ったら全部揃えたくなっちゃうんだろう……こうして人はゴールのないスタートを切ることになる。でも今回の覚醒Verは皆格好良かったので、それ出てほしい。買うから、金なら、払うから……。
ちなみにだいぶ前だけどウェーブからケイとタマキと教官の水着フィギュアが出てて笑った。ケイとタマキはまだわかるが教官って…教官……お疲れ様です……。
関連記事
スポンサーサイト