全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

27 2017

東京旅行2017後半戦 +舞台プリンス・オブ・ストライドEpisode4感想

本当になんの目的もなく、ただ博物館と美術館に行きたいという意志だけで動いたけれど、案外そのほうが良い思い出を与えてもらって本当に楽しかった。忘れられない旅になった。腰がとても痛いけれど、なんとか元気です。(サロンパスを貼りながら)


●3日目(火曜日)
旅行してるのに暇人という矛盾した私に、東京の友人が「上野であんみつ食べてトーハクで三日月宗近見ませんか?」っていう最高の誘い方をしてくださってそれに「よろしくお願いします!!」と勢い良く返事を返したのでした。
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甘すぎずで美味かった
上野駅すぐ近くのあんみつ屋さん。いつもは激混みらしいですが、この日は雨が降って天気も悪かったのですんなり入れました。甘いのがあまり得意じゃない(好きなんだけど量が食べられない)自分でもこれはもうパクパクいけた。お腹減りまくってたのもあるけれど。

あんみつで補給した後はトーハクへ。
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トーハクって言われると左の埴輪のイメージがすごいある
ご覧の通り天気が悪い。ただ天気が悪いおかげで人の入りも悪くて、中はそこそこの混雑ってぐらいでとても助かった。あと暑いのにめっぽう弱い北海道民なので、蒸し暑いけど体調までやられるような暑さではなくてそういう意味でもとても助かったです。
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三日月宗近おじいちゃん(国宝)
近くの刀剣女子が「おじいちゃんだよ!」って言ってたのが笑った。小列が出来ていたけれども、一分もしない内に見れて、友人と二人で4週ぐらい並びました、記念なので。三日月のうちのけを間近で見られたのは良かった、とても美しかったです。この後にボランティアの学芸員さんとお話することがあって教えてもらった情報によると、前回(おととし?)はとんでもない混み具合だったそうで……でもそのボランティアさんの話では「皆さん行儀よく見てくださってるのでこちらとしても嬉しいです」的なことを話しておられて、刀剣女子の良いマナーっぷりに心が洗われました。

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刀 相州貞宗(名物 切刃貞宗)
自分は刀剣のことは全く知らないと言ってもいいぐらいの無知な人間ですが、美術品として見るなら、私はおじいちゃんよりもこちらのほうが美しく感じた。何と言ってもバランスもいいし、長さもデザインも素敵。刀身に一本力強いラインが入っているのがまた魅力的に見える。
全然関係ないんだけれど、私は女子高生(セーラー服だと尚良)に日本刀という組み合わせが無茶苦茶好きで、脳内でそんな妄想がパレードしていた。こんな長くて重たそうで強そうなのを女子高生が振り回してるのって萌えないですか……私だけか……。

本当はトーハクはそこそこにして国立科学博物館も見てみたかったのですが、トーハクの展示の多さっぷりが本当にすごくてじっくり見ていたら時間が過ぎる過ぎる。刀剣だけじゃない展示も面白くて、浮世絵や着物や壺やら仏像やらもう見るのが楽しすぎました。1000円位内でここまでたくさんの展示が見られるなんて良いところだなあ……。

友人も帰宅時間になったためにここでお別れし、本当はこのままハマスタに試合を見に行く予定だったのですが、雨のために中止になり不忍池の蓮を眺め歩きながら(これがまたすごかった、一面蓮だらけ)、近くに下町風俗資料館なるものがあったので吸い込まれるように入りました。これがまたすっごい面白かった。
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なんかよくわからないけど懐かしい気持ちにさせられる
大正~昭和あたりの下町の生活を体験できる。この資料館の良いところは、実際にものに触れたり部屋に入ったりすることが出来るところ。靴を脱いでお上がりくださいっていう表示が結構あって「この展示にも入れるし触れるのか!凄え!」ってなりながら写真パシャパシャしてました。何と言っても入館料300円!こんな安くて良いのか本当に!
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こんなレトロなカレンダーがちゃんと当日の日付で笑った
ここまでのテンションでおわかりでしょうが、自分は明治~昭和辺りの雰囲気が滅茶苦茶好きで、当時の生活や建物とかの写真をよく見たりするのですが、実際に体験してないのになんだか妙に懐かしさを感じるこの雰囲気が本当に素敵。語彙力が無くてこの魅力をうまく伝えられないのが本当に悔しい限り。受付とかもおばあちゃんが案内してくれるんですよ、良くないですか……めっちゃ良い。雰囲気めっちゃ良い。(語彙力皆無)
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展示されてた番台(実際に登れる)に貼ってあった剃刀のポスター
こういう当時の昔のポスター広告のデザインが本当に本当にむちゃくちゃ好きです。有名なのだと赤玉ポートワインのポスターだけども、こういう簡素で簡略化されたポスターも見ていて面白いなあと。赤玉ポートワインは今でもあるけど、日本のこの時代のポスター集を見ていると、こんなものまで昔は売られてたんだ~という観点でも楽しめるのでおすすめです。ちなみに番台は高くて怖そうだったので登らなかったのだけど、登っとけば良かったとちょっと後悔。

資料館を出た後は夕食にはちょっと早い時間で、どうしようかな……と思いつつ、ふと思い立ってここから2.5次元に突入しました。ガッサガサの絵とか載っけます。ご注意。

・舞台プリンス・オブ・ストライドEpisode4 感想
宛もなく出発した身ではあったけれども、行く前はせっかくだしなんか舞台でも見るかーと思って色々探しては見たものの日程と合う舞台があまりなく、唯一日程が合ったプリストも完売御礼状態だったので無理かなと思っていたのですが、当日券があることを知り、野球は雨で中止になって時間が余ったし、せっかくここまで来たし、上野から北千住も行きやすかったので、チャレンジしてみるか~と行ってみることに。

当日券は並び順ではなく18時までに並んでた人たちでの抽選で、見たところざっと30人ぐらい?の人たちが並んでいて、この時点で私は「あっ無理かも」と覚悟を決めた。しかし、運の悪い私がここで全ての運を使い果たさんが如く、くじを引いたらまさかの3番目で、しかも1階席の前から4列目の左端の席でチケット渡された瞬間後ろにぶっ倒れそうでした。ちなみに席は機材で見切れてる部分もあったけれど、それ以上にステージと近くて迫力も良かったので大満足でした。

ステージは本当にすごい!の一言。ストライドをやるには狭いステージ内を縦横無尽に駆け巡り、ギミックをアチラコチラと方向を変えて動かしまくり、それをひょいひょい乗り越えていく演者さんたちの身体能力と努力に圧巻でした。ステージ内を飛び出して客席の通路も駆け巡るのでストライド会場に居る感覚も味わえた。なにより自分は通路側の席だったことで、演者が通路を駆けるのを直ぐ側で体感できた。すごかった、イケメン風(かぜ)が吹いていた。もう勢い良く走っていくから、風が、フワーって、すごい。(語彙力皆無)

端の通路側で良かったことはもう一個ある。これは前の方の列だったからなんだけど、エンディング付近で演者さんたちが端の通路で自分の出番を待っているのだ。たったの数分間だけど、激近ですごかった、イケメン&美女オーラがすごかった。
プリステ1
音楽に合わせて謎の踊りをする超かわいい歩くんや
プリステ2
ハイパーイケメンりっくん(2.5次元)を間近でガン見出来た。これでモテない設定は許されない。
演者との距離が近くて迫力があってよかったのもそうだったけど、もちろんのこと演者さんの演技力も良かったです。Episode4では準決勝の西星戦と決勝の花京院戦で、西星戦ではあちらこちらからすすり泣く声が聞こえた。何視点なのかよくわからないけど、これだけ感情移入してもらえたなら演者として作り手側としても嬉しいだろうなあとぼんやり思いました。

私が特に良い演技だなあと思えたのは、奈々ちゃん、ヒース先輩、歩くん、遊馬役の人たち。特に奈々ちゃんはアニメで演じたはなざーさんの演技を完コピする勢いで素晴らしい演技力だなあと思った。こぶしの利いたリレーショナーの力強い指示セリフが特徴的だったけど、これがまた舞台演技らしくてよかった。後むちゃくちゃ可愛かった。他の方たちも原作キャラを憑依させたような演技力、間のとり方の上手さ、発声の良さでここまで丁寧に演じてくださることが嬉しかったなあ。何気にDJストライドもいい役してたと思います、彼が居る居ないでストライドシーンの迫力は大きく違っていたと思う。

細かい所を突っ込むなら、ギャラスタのシーンで思いっきり宮野氏の歌声が流れたことは思わず笑った。踊りながら歌うって大変だから、ダンスと歌を別々にしたのは理解は出来るのだけど、ソロの部分が思いっきり宮野氏だったものだから思わず。あ、ギャラスタのダンスは滅茶苦茶格好良かったです。
あとゲームの感想でも語ったけどリアル道産子ちゃんな自分が北海道からここまで来て、生「道産子ちゃん」を頂いたのはニヤニヤした。滅茶苦茶ニヤった。

シナリオについてはほぼ原作と一緒で文句なし。Episode4までやるって聞いた時は「出来るの?」って思ったけど、ここまで丁寧に描いていて、1~4まで見られたら幸せだろうなーと。4では私が好きな以下のシーンをやってくれて大笑いした。

維田天「オレ様は、万有引力から解き放たれた男だ。翼があんの。翔んでんのさ。」
小日向穂積「立ってるじゃん。」
維田天「地球がオレ様の足下に懐いてくんのは仕方ねえだろうよ。」

原作で大笑いしたシーンですが、会場でも爆笑の渦で嬉しかった。

この日のラストの演者トークは五十公野 哉、了兄弟と歩くん役の方たち。五十公野兄弟のどちらかが(忘れてしまった、ごめんなさい)、「残すところあと12公演。あと12回負けると思うと悔しい」と仰られて爆笑を取っていたけど、そこまでキャラクターに感情移入してくれるならファンとしても嬉しかったです。歩くん役の方は中の人まで歩くんのような方で、挨拶なれしていない感じでしたが、逆に素朴で素直な印象を受けて心に響いた。

帰ってからプレイし直したり、キャプチャ見直したりして相変わらずニヤニヤさせてもらった。女性キャラもちゃんとキャスティングしてもらって捨てキャラは一人も居ない派な身としてはとても嬉しかったし、皆格好良かったし可愛かったです。この世のイケメンと美女を集結させたかのような舞台でした。
あと私の一押しの堂園くんがどういう演技をしていたのか気になって気になって……DVD買おうかと思っている。堂園を生で見ていたら、そんなカリカリしないで一緒に乳臭くて自然の香りがたくさんする最北へ帰ろう、と思いながら見る気がする。

そんなかんじで、プリステを見終えて感激したまま北千住駅前の富士そばで食べたそばは滅茶苦茶美味しかったです。おっちゃんねぎたくさん入れてくれてありがとう。(このメッセージはきっと富士そばのおっちゃんには届かないだろうが)


●4日目(水曜日)
帰宅時間まではまだ時間があったため、美術館でもみるかーと、原宿駅近くの太田記念美術館で月岡芳年の妖怪展を見てきました。この数日間ですっかり浮世絵にハマった私は、ここでおどろおどろしい浮世絵を補充していた。びっくりしたのは、ここにも親子がたくさんきていて、自由研究なのか宿題なのか、メモをたくさん取っていたこと。心に響く絵が一つでもあったらいいなあ…なんて思いつつ。妖怪絵だけどポップな感じのものも多く、どちらかと言えばポジティブな妖怪絵だった。ホラーチックなのも無くはなかったけど、どちらかというと人間側が主人公の絵が多くてそういう点でも面白い。
笑ったのは、妊婦が妖怪に逆さ吊りにされてる結構グロい絵があるのだけど、それをみた5歳ぐらいの子どもが「おっぱい見えちゃってるよ~?」って親御さんに問いかけてて本当に吹き出してしまいそうだった。
二年前ぐらいにたまたま行った展示で河鍋暁斎が好きになったのだけど、河鍋暁斎の師である歌川国芳の絵をトーハクでみて、その歌川国芳のこれまた弟子である月岡芳年の絵を見れて、「なんか繋がったな……!」と勝手に一人でスッキリしてました。


そんな感じで、無事帰宅しました。帰りの飛行機でどこかの軟式少年野球の子たちが優勝して帰ってくる便だったらしくて、機内で拍手が巻き起こってほっこりしたのも良い思い出頂きました。あと下町風俗資料館で買った資料を脇に抱えて引いたくじは思い出深い。
次もまた行き当たりばったりな旅に出たいなあと思ったそんな四日間でした。
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