全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

22 2009

記憶に残っているもの

小学生の時に読んだ少女漫画を、久しぶりに買いました。

秘密の花園 (りぼんマスコットコミックス)
藤井 みほな
集英社
売り上げランキング: 129,015

今はどうだかわかりませんが、2000年代前後に活躍なさっていた藤井みほな先生の「秘密の花園」という作品です。
普段はばりばりのギャグや明るい話を描く方なのですが、時折しんみりとした綺麗なお話を描く漫画家さんで、私の記憶に痛烈な印象を刻んでくださった漫画家さんでした。

綺麗だけど内容は結構どろどろとしていて、主人公の女の子の母親が血が繋がってなかったり、相手の男の子も金持ちの息子だけれども愛人の子だったりと、まあ壮絶です。りぼんでやる内容じゃないです。

そんで一番衝撃なのが、この相手の男の子、実は女の子だということ。

当時、そこそこの衝撃を受けたものですが、「こういうのもありなのかな」とスルーしていました。が、今こうして年をとって、思い出してみるともう一度強くりぼんでやるような内容じゃないなあと思うのです(CCさくらと似たような衝撃)

主人公の女の子は、途中この相手の子が女の子と知るんですが、ためらいもなく『すき』だと告げます。愛してるだとかもバリバリいいます。やることも全部やってると、匂わす表現もあります。
普通そこは疑問をもつところだろうと思うのですが、それまでの過程があまりにも強く、主人公の意志も強烈で、素直に「好き」だと告げる主人公に思わず「この流れはこれ以外にはない」と思わせられるほどのお話なのです。
本当に相手のことが好きなんだなあ、としみじみ感じさせてくれる。

そんで、当時小学生だった自分はそんなことなんて微塵も考えずに読んでいたわけですが、このお話が痛烈に印象に残って、最近になってちょくちょく昔読んだ漫画のことを思い出すようになりました。

自分は熱狂的なりぼんっ子でした(今は無きりぼんオリジナル、りぼんびっくり増刊号も制覇していた)。その時好きだった漫画家さんで今活躍している方はほんの一握りですが、出来ればまたその方たちが描いた漫画を読みたいなあと思うのです。秘密の花園に限らず、強烈なお話がたくさんあった。

こんなこというのもアレかもしれませんが、当時読んでいた少女漫画で受けた衝撃を、年取った今感じることは少なくなってきました。別に今の漫画が悪いわけではないのですが、やはり小学生の時読んだものっていうのは自分の中に強烈に残るものなんだなあ、というのを改めてこれを読んで感じました。
それを象徴する漫画が、個人的にこれだった、という思い出話です。


秘密の花園以外にも藤井みほなさんのコミックスは面白いので、機会があれば読んでみてほしいなあと思います。

ちなみに当時一番好きだった漫画家は(今も好きだが)、小花美穂先生です。
これだから少女漫画はやめられない、と思う今日この頃です。
あと年食ったな、と思う。
当時は不二先輩だったのが、今だと幸村や金ちゃんや海堂あたりになっているのをふと感じると意味もなく叫びたくなる。
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