全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

25 2009

アランルート クリア

いいも悪いもが全部詰め込まれていた怒涛のルートだった。
アランの両親がなぜ教会に寄付しているのか最後まで分からなかったんだが、それほど深いエピソードはないのかもしれない。それか、私が読み飛ばしてしまったかのどちらか(おそらく後者に8割)。


アランについてはタラシ馬鹿というジャンルでファイナルアンサーだと思う。
タラシはあまり好きではないのですが、ときメモの太郎でアッパーを食らいノックアウトされたので、真之介よりは好みに入るかなーと思いながら進めましたが、最後まで勘違いした感じのままでゴールされたのでなんとも言えなかった。

主人公がアランの口説きを徹底的に撥ね退けてやるので、そこのやり取りは楽しく、次第にアランも周りの女性とは違う主人公に惹かれていくようになっていく。
「冷たくされても、気持ちは盛り上がる一方だった」というところに真髄が表れていると思う。
そんなアランのマゾ疑惑に心ふるえながら進めていくと、ああもういい加減にしよう、と主人公がはっきりきっぱり気持ちを告げることにする。

ここらへんの流れは、夢と現実をうまく掛け合わせてすごく面白かった。夢の中は真之介ルートとリンクしているようで、三つ巴の流れは変わらなかった。
夢の中でのアランも真之介も、主人公を好きになる。特に真之介は自分の気持ちを押しこめるような人間だったが、本気で主人公だけは自分に譲ってほしいと夢の中のアランに懇願する。

そこで現実に戻ってきたときの、主人公の言葉がなかなかに良いと思った。
要約すれば、アランの行動にはマニュアルがあり、物をあげて甘い言葉をささやけば女の子が喜ぶと思っている。つまり、その子のために何をすれば喜ぶかを考えたことが無い。夢の中での真之介の行動で、真之介が本気なんだと知って夢の中の自分は揺らいだ。それは女癖の悪いアランを信じるより、誠実な真之介を信じた方が幸せになれるという思いが頭を掠めたから。夢の中の出来事でそれを知ることができ、そしてそれがなければアランを好きになっていたかもしれない、とはっきり告げる。
なにより、今までつっぱねってアランのいうことを適当に聞き流していた主人公が、きちんとアランと向き合って感じたことを正直に話したというのがすごくいいなあと思えた。
あと、夢をうまく利用してくれたと思う。


だがしかし、悪い意味での本領発揮はこれからであった。
アランが最後にもう一度だけチャンスを欲しい、それで主人公を楽しませたい、と懇願する。そのデート内容というのが、主人公を綺麗にして、飛行機乗って夜景を見せて、花火打ち上げて、ビルの光を使って主人公アイラブユー!と告白することであった。
キーボードに思い切り顔面を叩きつけるぐらいの衝撃を受けつつ、なんも変わってねえじゃん!以外の感想が浮かんでこない。
がしかし、主人公がそんなアランを見て『アランがこの演出をするために誰か(メイドとか)に命令しているところを想像すると面白い』となぜだかときめくのである。萌えポイントそこじゃないだろ!とキーボードに思い切り顔を叩きつけつつ、アランの言葉を聞いたところ「主人公に合わせたりしてなれない真似をして気を引いても駄目だと思った」とのこと。
主人公が言う好きになるっていうのは、自らが相手のためにどうかしたいっていう気持ちなのではなかろうか。デートにお金をかけなくても楽しめることがたくさんある、というのが主人公の考えであったのに。相手に合わせる=相手のことを考える、ではないと思うので、金をかけるなとは言わないからもう少し変化を持たせた行動をアランがしてくれたら良かったのにと思う。


夢の中に入ったあとは真之介ルートとほぼ一緒で残念でした。
これももう少し変化をもたせてくれれば、もっと真之介ルートとは違った良さが出てきたと思う。


にしてもバッドエンドは強烈。今まで結構なバッドエンドの数々を見てきましたが、こんな色のバッドエンドは見たことが無いぐらい。
というのもバッドエンドでは、夢の世界から帰ってきた後に、アランのフィアンセの女の子が唐突に出てきて、目の前でチュッチュされます。アランはさほど嬉しくなさそうで、「あいつとの関係はしょうがないけど、愛しているのはお前(主人公)だけだ」といってくれるのですが、それこそKYであると思う。
がっかりした主人公は、傷心のままアランに二度と会わないと捨て台詞を吐きエンディング。

す、すげー!


というわけで、アラン本人がもう少し変わってくれればどうにかなったのに、と思った。なんというか、どうもこう信用に値しない。


次こそは薄桜鬼で平助を落としてこようと思う。



以下からはWEB拍手お返事です。
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●10月24日 08:48頃にメッセージを下さった方へ
またまたメッセージありがとうございます!
一度佐野絵師のゲームをやったことがあるのですがストーリーの出来は仰る通りというか評判通りというか(笑) 絵は大好きであるので、男性キャラを楽しむために出来るだけ安価で手に入れられたらなあと思います。アドバイスどうもでした!

当方二十代前半ですが、りぼん作品は小学生のころ新旧問わず結構読んでいたので、もしかしたら近いかもしれないしそうでもないかもしれません(笑)
パッションガールズは私も好きです、ギャルズ!辺りについていけなかったのも同じです(笑)龍王魔方陣なんかも好きでした。

テニプリがブレイクした当時は不二・菊丸・手塚あたりがすごかった記憶があります。今となっては散り散りに……少しさみしい気もしますがやはり幸村や金ちゃんや海堂辺りが好きです。

アランについては上記の感想でしたが、クリアした二人より起伏があって驚くようなルートだったので、面白かったです。好み的には外れますが、話としてはなかなか楽しめました。教えてくださったススキノハラの約束はハチキンらしいので、男性向けハチキン出身の私としては手を出してしまうかもしれないです。

アドバイスを含め、メッセージありがとうございました。特に佐野氏に関してはかなり好きな絵師なので、機会があれば狙ってみたいなあと思います。それでは、これからもお暇なときにでも来てくださるとありがたいです。
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