全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

23 2009

渓ルート クリア

良かった。じんわりきた。
渓ルートの前に渡る世間に鬼しか居ない孝明ルートをやったせいだからかもしれないが。


渓はずっと、自分のせいで両親が交通事故にあったと思っていて、その古傷をだんだんと暴いて癒していくというお話だった。まあどのルートも王道なので展開は読めてしまうものの、蒼ルート同様話に矛盾はなくて、割と端折られている部分も多々あると思うが(渓の気持ちの変化とか、簡単に傷は癒えるものではないと思うので)、まあ長さ的にもダレる事はなかったのでそこも含めて良かったと思う。
君が望む永遠の感想でも語ったような記憶があるが、あくまでエンターテイメントだからそこはある程度トントンでも良いと思う。ただ孝明ルートの友人のように「主人公共々地獄に落ちろ!」が一秒後に「やっぱ今のなし」状態になっているのは流石にいただけないと思うが。まあつまりテンポが良かったな、と感じた。

なによりこのルートでは、一途で健気な主人公を見ることができた。告白も潔くて、渓があえて「遊びで軽く付き合うのでも良いなら」とわざと諦めさせるような事を言っておきながら、それでも付き合ってくれるなら嬉しいと迷わず思っていたところが個人的にヒットした。
蒼ルートではスチルで存在が省かれ気味だった主人公も、渓ルートではわんさかでてくれて、そしてどれも可愛かった。


こういう大人ぶったやつが、小動物っぽい女の子に骨抜きにされていく姿をみるのは大変好みです。というか、本当に渓は主人公がいなくなったら生きていけなさそうな人間だ、しかしそこが大好き。


まあ渓は渓で主人公を必死に突っぱねたり、遊びだと言ったりしてたんですが、これが遊びだっつうなら蒼ルート途中までなんてどうなるのよと逆に問いたくなるぐらい堅物っぷりを発揮していた。ロリ顔の女の子が「なにされてもいいの!」なんて人気のないところで見上げて嘆願してきても、期待を裏切らず諭してた。

見たか、これが全年齢の力だ。
画面の外で、押し倒せえええ!とか思っていた私を是非殴ってくれ。



というわけで、すごくじんわりくる良いルートでした。長さはないものの綺麗にまとまっていたので納得のルート。なにより良い年こいた大人が小動物に骨抜き、という美味しい話が見れたのでそれだけでも十分満足でした。



次は今のところ一番の好みである航平ルートに突入します。
私はこういう笑顔でえげつないこと言ったりする隠れドS的な人が大好きなんです。裏があっても無くても、航平にはその素質があると思っている。
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